プレスリリース
〜マレーシアにおける共同事業可能性調査について〜
マレーシアの国営石油会社 Petroliam Nasional Berhad(以下「ペトロナス」)、住友商事株式会社(以下「住友商事」)、東京ガス株式会社(以下「東京ガス」)は、マレーシアにおいて再生可能エネルギー由来のグリーン水素とCO2のメタネーションによりカーボンニュートラルメタン(注)を合成し、日本に導入するサプライチェーンを構築する事業可能性調査を共同で開始することに合意しました。
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メタネーションは、水素とCO2を化学反応させ、都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術です。メタネーション技術を活用して合成するカーボンニュートラルメタンは、製造から利用まででCO2を増やすことなく、取り扱い技術が確立した高熱量のエネルギーが得られること、液化プラントやLNG船、都市ガス設備など、既存のインフラが活用できることから、日本政府が掲げる「2050年までのカーボンニュートラル化と脱炭素社会の実現」に向け、熱需要に必要なガスの脱炭素化手段として、注目が高まっています。
ペトロナス、住友商事、東京ガスの3社は、世界的なLNG供給会社であるペトロナスが有する資源や技術、住友商事の次世代エネルギービジネスに関する知見、東京ガスのメタネーション関連技術やプラントエンジニアリングのノウハウをかけ合わせ、カーボンニュートラルメタンの導入実現および拡大による社会のカーボンニュートラル化の達成に貢献していきます。
注:カーボンニュートラルメタン再生可能エネルギー由来等の水素とCO2を合成したメタン。カーボンニュートラルメタンの利用(燃焼)によって排出されるCO2と分離回収されたCO2とがオフセット(相殺)されており、メタネーションされたガスの利用ではCO2は増加しない。
プレスリリース提供:PR TIMES