• トップ
  • リリース
  • 為末大さん、益子直美さん推薦!オリンピックイヤーに考えたいスポーツのあり方とは?『10代を支えるスポーツメンタルケアのはじめ方』発売(6/15)。

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

株式会社 大和書房

為末大さん、益子直美さん推薦!オリンピックイヤーに考えたいスポーツのあり方とは?『10代を支えるスポーツメンタルケアのはじめ方』発売(6/15)。

(PR TIMES) 2024年06月14日(金)17時45分配信 PR TIMES

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『10代を支えるスポーツメンタルケアのはじめ方』(小塩 靖崇:著)を2024年6月15日に発売いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-f6f669e918e825f87b665f0ec34e2bb8-1792x2591.jpg ]

日本ラグビーフットボール選手会への調査で分かった、アスリートのメンタルヘルス不調


2019年12月〜2020年1月にかけて、著者の小塩靖崇氏は日本ラグビーフットボール選手会の協力のもと、ウェブアンケートを用いて、メンタルヘルスの調査を行いました。600人の選手会員のうち、回答のあった251名のアンケートを分析し、現状を明らかにしました(参考:ラグビー選手におけるメンタルヘルスの実態 〜ジャパンラグビートップリーグ選手におけるメンタルフィットネスの調査からの報告〜 | 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター National Center of Neurology and Psychiatry (ncnp.go.jp))。

〇過去1か月間に以下に該当すると答えた割合
1. 何らかのメンタルヘルス不調を経験 42.2%
2. 精神医療の専門家の支援を必要とするような、うつ病・不安症の疑い 10.0%
3. 過去2週間に希死念慮(死にたい気持ち)を抱いた 7.6%

負荷の大きいトレーニングに日々取り組み、試合で成果をあげるアスリートは一般的に「メンタルが強い」と見られがちですが、実際にはメンタル不調に悩まされ、その頻度は一般の人と同等程度であることが分かり、この調査結果はスポーツ界に大きな衝撃を与えました。
海外の研究ではアスリートにかかるストレス要因は約640種類あるとも言われ、スポーツに取り組む人のメンタルヘルスケアがにわかに注目を浴びています。

スポーツのおもしろさゆえに湧き上がる、さまざまな葛藤


2024年はオリンピックイヤー。さまざまな競技で日本代表の活躍が期待されています。
一方で、思い起こされるのは前回の夏季大会・東京オリンピック・パラリンピック。
華やかで感動的な選手たちのプレーとともに、メンタルヘルスに観点で注目を集めた大会でした。
米国体操代表で多くのメダルを獲得してきた、シモーン・バイルス選手は大会中にメンタルヘルスケアのために危険を表明しました。また、豪州バスケットボール代表のエリザベス・キャンベージ選手もメンタルヘルスを大切にしたいと述べ、開催前に代表を辞退しました。
このようなメンタル不調はトップアスリートのみならず、子どもたちにも見られることが海外の研究を中心に徐々に明らかになってきています。

子どもを取り巻くスポーツ環境は「ブラック部活動」という言葉に表されているように、近年大きく課題視されてきました。
子どもの自主性や結果だけでなくプロセスを重視する流れに変わりつつあるなかで、上達する喜びや勝利する楽しさをどう伝えていけばいいのか、勝つことをどこまで追い求めていいのか、勝つためにどこまで厳しいトレーニングを課していいのか、悩んでいる保護者や指導者の方も少なくないことでしょう。

「どこまで頑張らせていいか」悩んでいる親、部活の顧問、コーチへ


このようにスポーツの在り方が大きく変わりつつある今だからこそ、知っておきたい子どものメンタルを1冊にまとめました。
スポーツに取り組む子どものメンタルケアをコンパクトかつ網羅的に解説した、"スポーツに取り組む子どもの心が気になる方向けのはじめの1冊"です。
「走る哲学者」と呼ばれる為末大氏、「監督が怒ってはいけない大会」を主宰する益子直美氏との豪華対談も収録。
スポーツのこれからについて、子どもたちを取り巻く環境から考え、変えていきませんか?
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-e00dbeaeafbb0b4a17a601b865167bf9-970x300.png ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-28f016c42ac45bcce8c9371fcab4220c-970x300.png ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-315cb2d30da53b62b9521be8d189d971-970x300.png ]

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-18958245122ff2dea1b135f16dda7fc1-970x300.png ]

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33602/643/33602-643-4c80fa1510466894a7b84c65596c5c16-970x300.png ]


目次


序章 「体育会系」をひらく
第1章 スポーツにメンタルケアが欠かせないワケ
第2章 知っておきたいメンタルケアの基本
第3章 子どもの心の支え方、伸ばし方
終章 子どもたちに新しいスポーツの未来を

著者略歴


小塩靖崇(おじお・やすたか)
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 常勤研究員1987年、岐阜県生まれ。三重大学医学部看護学科を卒業。病院での臨床を経た後、東京大学大学院教育学研究科にて博士号(教育学)を取得。健康教育学が専門。2017年から国立精神・神経医療研究センターにて、若者のメンタルヘルス教育と研究に従事。学校やスポーツでのメンタルヘルス教育プログラムの開発や学校教員向けの教科書執筆に携わっている。アスリートとの協働で進めるメンタルヘルス啓発プロジェクト(よわいはつよいプロジェクト)について研究の観点から関わっている。若年層が健康かつ幸せに育つ社会を目指して、研究と実践の橋渡しに取り組んでいる。

書籍概要


書名 :10代を支えるスポーツメンタルケアのはじめ方
著者 :小塩 靖崇
発売日:2024年6月15日
判型 :四六判
頁数 :216ページ
定価 :1,760円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る