プレスリリース
〜LNG市場の柔軟性・流動性向上に向けた取り組み〜
JOGMECは、日本企業のLNG取扱量について、国内のLNG取扱企業30社から全面的な協力を得て調査を実施し、その調査結果を2022年4月22日に公表しました。本調査は、「新国際資源戦略」において定められた国のLNG政策に関し、日本企業のLNG取扱量を把握する目的で新たに実施するものです。JOGMECは引き続きエネルギーセキュリティの強化に向けてLNG市場の柔軟性・流動性向上を推進するための取り組みを行ってまいります。
2020年3月に策定された「新国際資源戦略」においては、LNGセキュリティを高め、国際LNG市場における日本の影響力を維持するためには、アジア各国のLNG需要の創出・拡大に積極的に関与し、流動性が高く厚みのある国際LNG市場の形成に貢献することが重要としています。さらに、そうした観点から、日本へのLNGの輸入だけではなく、LNGの生産から受入までバリューチェーン全体を視野に入れ、第三国向けに供給される取引(いわゆる「外・外取引」)についても、日本企業の関与を後押しする方向にLNG 政策を転換し、必要な取組を進めていくことが謳われました。
このような方針の下、日本企業のLNG取扱量を把握することが重要であることから、JOGMECは、「外・外取引」を含む日本企業のLNG取扱量にかかる新たな調査を開始しました。今回の調査により、2018年度、2019年度及び2020年度における日本企業のLNG取扱量は、それぞれおよそ、9千600万トン、1億500万トン、1億1千万トンという結果が得られました。JOGMECは、今後も本調査を継続してまいります。
詳細は、JOGMECの「天然ガス・LNG関連情報」からご覧ください。
(URL)https://oilgas-info.jogmec.go.jp/nglng/handling_volume/1009329.html
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プレスリリース提供:PR TIMES