プレスリリース
2022年1月21日 【垂水市立 垂水小学校】
海と食の地域モデルinかごしま実行委員会は、錦江湾や鹿児島県内の海で行われるエビ漁で一緒に獲れる「深海魚」に着目をきっかけに、海洋環境保全の意識を高め、海を守る具体的なアクションを起こし、鹿児島の豊な海を守っていこうと、2022年1月21日(金)に垂水市立垂水小学校で学校授業、深海魚の給食への提供を行いました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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イベント概要
開催概要:鹿児島の深海を伝える!かごしま美味深海 学校授業・深海魚の給食への提供!
日程:2022年1月21日(金)
開催場所:垂水市立垂水小学校 鹿児島県垂水市田神144
参加人数
学校授業:垂水小学校 5・6年生 約120人
給食提供:垂水市内小・中学校 約1000食
学校授業
垂水小学校の5年生、6年生を対象に「鹿児島の豊かな海を伝える」をテーマに学校授業を行いました。
錦江湾や鹿児島県内の海で行われるエビ漁で一緒に「深海魚」が獲れる様子のVTRを見た後に、垂水市の尾脇雅弥(おわき まさや)市長より「垂水の漁業」について講演をして頂きました。
授業の終盤には鹿児島大学水産学部の学生が作った鹿児島の海や海洋ごみに関するクイズ大会を実施しました。
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授業の内容
1.海と食の地域モデルinかごしま実行委員会の 桑原田実行委員長による挨拶
日本財団「海と日本プロジェクト」の概要や日本・鹿児島の海の現状、海と食の地域モデルinかごしま実行委員会の取り組みについて説明しました。
2.錦江湾で行われる「トントコ漁」のVTR視聴
錦江湾で行われているエビ漁=トントコ漁はどのようなものなのか。
鹿児島の海の魅力や漁の魅力についてまとまたVTRを視聴して貰いました。
3.垂水市尾脇市長による講話
垂水市の尾脇雅弥(おわき まさや)市長に「垂水市の漁業」について講演をして頂きました。
4.鹿児島大学水産学部の学生によるクイズ大会
鹿児島大学水産学部の学生が考案してくれた鹿児島の海や深海魚、海洋ごみ問題に関するクイズ大会を実施しました。
5.給食への「深海魚」の提供
錦江湾で獲れた深海魚「マルヒウチダイ」を加工した深海魚の「さつま揚げ」を給食に提供しました。
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深海魚を身近に…
鹿児島県民にとって地理的には近くても、意識的には遠い深海がテーマでしたが授業を通して子どもたちは時折うなずいたり、目を丸くしながら、話を聞いていました。同時に豊かな深海から水揚げされる深海魚が流通されずに破棄されている現状も理解しているようでした。
近い将来、深海魚が水産資源として認知され、流通・販売網が構築につながり、深海魚が日常的に食卓に並ぶ「おさかな」になる日が来ればという思いで各イベントを設定しました。
参加した子ども・学校からの声
「深海魚って身近にいることを初めて知った」
「海ごみがこんなに多いとは知らなかった」
「自分たちに出来ることを少しずつ行うことが大切だと改めて思った」
「深海魚のさつま揚げ 美味しかった!」
「今日学んだ海の大切さを家で両親に話したい」
「実際の漁の様子がVTRで見られたり、食べられたりと学びとして大変ありがたかった。ぜひ来年以降も継続して行ってほしい」
団体概要
団体名称:海と食の地域モデルinかごしま実行委員会
本社所在地:鹿児島市与次郎二丁目5番12号 株式会社鹿児島放送内
電話番号:050-3816-5111
設立:2020年4月1日
活動内容
1)海と食の地域モデルinかごしまのイベント開催
2)鹿児島県の小学生に対する啓発活動の実施
3)その他目的達成に必要と認められる活動
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES