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日本人として初の国際エネルギー機関・地熱部門の議長就任へ

(PR TIMES) 2021年12月22日(水)13時15分配信 PR TIMES

JOGMEC地熱統括部の安川 香澄が、国際エネルギー機関・地熱部門において日本人として初となる議長に2022年1月に就任いたしますので、お知らせいたします。
国際エネルギー機関(International Energy Agency, IEA)の地熱部門は、IEA傘下の組織の1つとして、地熱技術に関する最先端の情報収集と情報共有を通し、各国の技術力向上と地熱エネルギー利用の普及促進を図っています。現在の参加メンバーは16の国や企業等となっており、日本は1997年のIEA地熱部門発足当時から加盟しています。

主な活動は、執行委員会および各種技術分科会の開催と、刊行物として加盟各国の地熱開発状況・技術動向およびIEA地熱部門の活動をまとめた年次報告書の発行です。会合開催時にはその地域の地熱関係者等を対象としたワークショップやセミナーを同時開催して技術交流を深め、議長は会議の進行などの運営面で主導的役割を担うほか、毎年IEAのパリ本部へ活動報告を行います。JOGMECは、今後も世界的に注目を集める再生可能エネルギーかつベースロード電源として重要な地熱エネルギーの利用促進に向けて、国際機関との連携も深めてまいります。

[画像: https://prtimes.jp/i/12624/616/resize/d12624-616-e7b143dbfe6986d11059-0.jpg ]

JOGMEC地熱統括部 安川 香澄(やすかわ かすみ)

1987年東京大学卒業、地質調査所(現 産業技術総合研究所(AIST))入所。長く地熱資源開発に関わる業務に従事。AIST再生可能エネルギー研究センター(副研究センター長)を経て、2019年7月からJOGMEC地熱統括部特命審議役として、地熱の国際協力関係や理解促進業務に従事。



IEA地熱部門とは

IEAはエネルギーの安定供給のために設立された国際機関で、OECD加盟国が参加できる。一方、その下部組織であるIEA地熱部門は、正式名称をIEA地熱実施協定(IEA - Geothermal Implementing Agreement, IEA-GIA)と言い、OECD加盟国に限らず国や企業等が加盟できるもので、現在のメンバーは、アイスランド、イタリア、英国、オーストラリア、韓国、スイス、ドイツ、日本、ニュージーランド、ノルウェー、フランス、米国、メキシコ、Geoplat(スペインの地熱協会)、欧州委員会、オーマットテクノロジー社。IEA地熱部門の組織運営は、メンバー国等の代表・副代表から構成される執行委員会が担っており、執行委員会メンバーによる互選によって1名の議長と複数名の副議長が決定される。今般、現議長のLothar Wissing氏(ドイツ)の退任(2021年12月末予定)に伴い、安川香澄が次期議長に選出された。

リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_00006.html?mid=pr211222

プレスリリース提供:PR TIMES

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