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【17LIVE】2024年上半期は堅調な収益性を達成; 「17LIVE FORWORD STRATEGY」を立ち上げ事業成長を推進;株主価値の最大化に向けた戦略的イニシアチブを策定中

(PR TIMES) 2024年08月13日(火)18時45分配信 PR TIMES


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30133/597/30133-597-b089db72244a92bae048ff7162447c81-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・ 上半期は190万米ドルの純利益を計上し、高い収益性を達成
・ 2024年第2四半期の営業利益は350万米ドルを記録
・ グループのビジネスモデルの回復力を反映し、上半期の売上総利益率は41.2%と堅調を維持
・ 2024年6月30日現在、8,560万米ドルの現金および現金同等物を保有する強固な財務基盤により、グループは買収による成長に向けて十分な態勢を整えている
・ 成長を促進するためのプラットフォーム強化、収益ソースの多様化、戦略的提携・事業提携を主軸とする「17LIVE FORWARD STRATEGY」を発表
・ 株主価値の最大化に向けた戦略的イニシアチブを策定中

ライブ配信プラットフォーム「17LIVE」を展開するSGX上場企業、17LIVE Group Limited(以下「17LIVE」「当社」または「当社グループ」)は本日、2024年1月1日〜6月30日までの6ヶ月間(以下「2024年上半期」)の決算を発表しました。2024年上半期の純利益は190万米ドルで、前年同期(以下「2023年上半期」)の純損失1億1820万米ドルに対し、大幅な収益の改善と重要なマイルストーンを達成しました。
さらに当社グループは、次の成長ステージへの推進力となる「17LIVE Forward Strategy」を発表し、長期的な株主価値向上のための資本市場戦略を策定しています。

2024年度上半期ハイライト
財務ハイライト
2024年上半期、当社グループは1億110万米ドルの営業収益を計上し、41.2%という堅調な売上総利益率を維持。当社グループは、ITインフラ、マーケティング、決済チャネルの最適化など、経営効率を高めるためのコスト最適化努力を継続した結果、営業費用は19.3%減少した。
2024年上半期の営業利益は130万米ドルを記録し、グループは2023年上半期の純損失から2024年上半期には190万米ドルの純利益に回復した。
四半期比較では、2024年1月1日〜3月31日までの3ヶ月間(以下「2024年第1四半期」)の営業損失210万米ドルに対し、2024年4月1日〜6月30日までの3ヶ月間(以下「2024年第2四半期」)の営業利益は350万米ドルに改善。グループの営業利益の成長モメンタムがさらに強まったことに加え、グループのコスト最適化の取り組みが好結果をもたらした。

2024年6月30日時点で、8,560万米ドルの現金および現金同等物を保有し、借入金も無く強固な資金基盤を有しており、当社グループの財務状況は引き続き良好である。なお、2023年12月31日に終了した会計年度(以下「2023年度」)時点では1億270万米ドルの現金および現金同等物を有していたが、これは当社グループの新規株式公開(以下「IPO」または「De-SPAC」)に関連する一過性の費用に起因する手数料および税金費用によるものである。

「チームの献身的な努力と戦略的イニシアチブの効果により、好調な収益性を達成することができました。特に第2四半期は、収益成長を促進し、業務効率を最適化するという戦略的重点事項に関して、数カ月にわたる取り組みが大きく進展し、結実したことを示しています」
(17LIVE 非常勤取締役会長 ジョセフ・フアのコメント)

当社グループのVライバー事業における収入は、前年同期比で、2023年上半期の150万米ドルから、2024年上半期には480万米ドルと3倍以上に増加した。この大幅な増加は、Vライバー事業が重要な収益源として成長する可能性を示す結果となった。

業務アップデート
当社グループはまた、2024年8月13日付でジャン・ホンフイを取締役兼最高経営責任者(CEO)に任命・昇格させ、ジョセフ・フアを非常勤取締役会長に再任命したことを発表した。ジャンはベンチャーキャピタル投資において12年以上の経験を有し、Vertex Groupには7年以上在籍。シンガポール証券取引所に上場した初の特別目的買収会社であるVertex Technology Acquisition Corporation Ltdの取締役兼CEOを務め、2023年12月に17LIVE Inc.との経営統合を成功に導いた。その後、2024年4月よりVertexから当社グループに出向し、ジョセフおよびチームと緊密に連携して業務改善や様々な戦略的イニシアチブを推進してきた。

17LIVEの取締役兼CEOへの就任に伴い、ジャンはVertex Holdingsの投資担当マネージング・ディレクターとしての役割を終える。同氏は2024年8月13日付でVertex Growth Managementのベンチャー・パートナーとして非常勤アドバイザーに任命された。
ジョセフは非常勤取締役会長として、引き続き当社グループの全体的な戦略的方向性を指導するとともに、ジャンと緊密に連携して様々な助言を提供していく。

「強力な収益性の実現と積極的な事業成長の勢いを生み出すことといった、会社としての進展に大変満足しています。私がCEO就任時に掲げたことを達成し、ジャンのCEO就任と昇格を発表できることをうれしく思います。ジャンは、コンサルタントとして当社に出向して以来、私やチームと緊密に協力し、卓越したリーダーシップ能力を発揮し、2024年第2四半期の業績回復に貢献してくれました。ベンチャー・キャピタル、事業および投資管理における彼の深い経験と、De-SPACの際から当社の事業に精通していたことを踏まえ、彼のリーダーシップのもと、当社は引き続き好調な勢いを維持できると確信しています。私は非常勤取締役会長として、当社の継続的な成功のために彼をサポートすることを楽しみにしています」(17LIVE 非常勤取締役会長 ジョセフ・フアのコメント)

2024年上半期の間、17LIVEはシンガポールの大手メディア・エンターテインメント・コンテンツ企業mm2 Asia Limited(以下「mm2」)および台湾のベンチャーキャピタルAppWorks Ventures Co. (Ltd.(以下「AppWorks」)とMOUを締結。mm2およびAppWorksとのMOUは、それぞれ東南アジアにおけるエンターテインメント領域での事業を強化し、投資機会を増やすことを目的として締結されました。

グループ内部では、技術スタックの最適化、日本、台湾、香港など将来性の高い好業績市場で中核事業の柱を育成するための事業部門の再編成、組織内の中間管理職およびトップレベル管理職の強化など、さまざまな業務や取り組みを通じて、業務効率を向上させ収益成長を促進するための努力にも注力してまいりました。

17LIVE FORWARD STRATEGY
17LIVE FORWARD STRATEGYは、1. 高度な技術とストリーマーの強固なコミュニティによるプラットフォームの強化、2.プラットフォームから派生する新製品や新事業の開発による収益ストリームの多様化、3.アジア全域で持続可能なライブ配信エコシステムを構築するための戦略的およびビジネスパートナーシップの構築、を柱としています。17LIVEは、これらの中核分野に注力することで、ライブ配信業界のリーダーとしての地位を確固たるものとし、視聴者と一流タレントの双方を魅了する多様で高品質なコンテンツを配信することを目指しています。

「これらの取り組みの戦略的重要性を強調した17LIVE FORWARD STRATEGYは、当社グループを新たな高みへと引き上げるための、バランスの取れた包括的な成長計画です。17LIVE FORWARD STRATEGYは、株主価値を最大化するためのイノベーション実現と持続可能な成長へのコミットメントを反映したものです。この戦略を通じて、17LIVEは独自の価値提案を強化し、同時に新たな機会を捉え、卓越したライブ配信体験を提供し、コミュニティとパートナーのために永続的な価値を創造するという当社のコミットメントを強化する態勢を整えています」
(17LIVE 取締役兼CEO ジャン・ホンフイのコメント)

当社グループは、17LIVE FORWARD STRATEGYの3つの戦略的柱のエッセンスを体現し、近い将来の成長は、新規ユーザーおよびストリーマーの獲得と維持によるコアプラットフォーム事業、総合的なVライバービジネスモデルの開発、地域におけるより多くの戦略的およびビジネスパートナーシップの確立を含む主要な成長事業ドライバーによって牽引されると考えています。

Vライバービジネス: 将来の事業変革への起爆剤
17LIVE FORWARD STRATEGYでは、Vライバー事業が当面の成長ドライバーのひとつと位置づけています。Vライバー市場のダイナミックな成長と、世界および日本のアニメ分野の成長を考えると、17LIVEのVライバー事業の深化は戦略的にみても理にかなっています。

2023年に312.3億米ドルと評価される世界のアニメ市場は、年平均成長率(CAGR)9.8%と堅調に拡大しており(※1)、日本が世界のアニメ収益の40%以上を占めています(※2)。同時に、Vライバー市場のサブセットである日本のV-Tuber(CGで生成されたバーチャルアバターを使用しYoutubeで動画やライブ配信を行うオンラインエンターテイナー)市場も急成長しており、現在の市場規模は約5億米ドルまで伸びています(※3)。
17LIVEは、この活気に満ちた高成長のバーチャルコンテンツ分野に参入することで、その確立されたプラットフォームだけでなく、日本の根強いアニメ文化や急速に高まるバーチャルコンテンツへの関心を活用し、有望で進化する市場において当社グループを大きく成長させることができます。

さらに、Vライバー事業を成長させる過程で、17LIVEを視聴者と潜在的なタレントにとって最重要のプラットフォームとして位置づけるために、グループの確立されたプラットフォームは当然ながら技術的に強化されます。これにより、バーチャルキャラクターの知的財産(IP)ポートフォリオを拡大し、この急成長産業におけるビジネスの可能性を最大限に引き出してまいります。

株主価値の向上
17LIVE FORWARD STRATEGYとあわせて、当社グループは、革新的かつ先進的な資本市場イニシアティブを通じて株主価値を向上させる戦略的イニシアティブも模索している。これらの取り組みには、長期的な株主価値を推進するための実行可能かつ持続可能な資本市場戦略を策定するために、様々な金融機関と提携し、戦略的な選択肢を検討することが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

「株主価値の最大化に向けた継続的なコミットメントにおいて、17LIVE は、株主の皆様に大きなリターンをもたらすための様々な戦略的イニシアチブを積極的に模索しています。私たちは、資本政策のための最も効果的なアプローチを見極め、実行するため、包括的な措置を講じることに専念しており、私たちの戦略的決定が株主の最善の利益と一致することを目指しています」(ジョセフ・フアのコメント)
資本市場戦略の下でのさまざまな戦略的イニシアチブの詳細は、現在社内で精査・評価中となっています。

展望
アナリストは、世界のライブ配信市場の継続的な成長を見込んでおり、技術の進歩と革新の後押しによって、2024年から2030年までのCAGRが23.0%に達すると予想し、大幅な成長の可能性が期待されるとみています。特に、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の技術は、ライブ配信市場を更に前進させ、新たな体験型の旅へと変化させます(※4)。
このような技術と消費の動向を追い風に、当社グループは17LIVE FORWARD STRATEGYによって伸び続ける需要を捉え、成長する機会を最大限活用できると確信しています(※1)。

※1 https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/anime-market
※2 https://www.researchnester.com/reports/anime-market/6101
※3 https://www.yanoresearch.com/en/press-release/show/press_id/3304
※4 https://www.grandviewresearch.com/industry-analysis/live-streaming-market-report

このプレスリリースは、SGX-STウェブサイトおよび当社ウェブサイトから入手可能な17LIVE Group Limitedが2024年8月13日付で発表したその他の開示情報と合わせてお読みください。

※DBS Bank Ltd.は、Vertex Technology Acquisition Corporation Ltd.と17LIVE Inc.の経営統合において、単独発行管理人を務めました。

■17LIVE株式会社について
世界で5,000万に上る登録者を有する(2023年2月時点)、日本最大級のライブ配信プラットフォーム「17LIVE(イチナナ)」を運営するエンターテインメント企業。"人と人のつながりを豊かにすること。"をミッションに掲げる「17LIVE」は、誰もがいつでもどこにいても、ライバー(ライブ配信者)として自己を表現でき、リスナー(ライブ配信視聴者)がライバーを直接応援できるインタラクティブなライブ配信プラットフォームを展開しています。また、2019年よりライブコマースソリューション「HandsUP(ハンズアップ)」を展開し、400社以上の企業・ブランドに導入いただいております。
「17LIVE」 公式HP: https://jp.17.live/

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