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株式会社マクロミル

消費者購買履歴データ「QPR」からひも解く!シニア世代の最新動向とは?(ニュースレター)

(PR TIMES) 2022年02月10日(木)20時15分配信 PR TIMES

株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 グローバルCEO:佐々木徹)は、データでひも解く最新トレンド情報をニュースレターとしてお届けしています。2月10日配信号では「シニア世代の最新動向」をテーマに、マクロミルが取得している消費者の購買データからご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-9af064324eeaa8f976db-0.png ]

日本では少子高齢化が進んでおり、「人生100年時代」をテーマに厚生労働省から様々な発表がなされ、今後さらに高齢化社会に入ると考えられています。このような中で、現在のシニア世代はどのような暮らしを送っているのでしょうか。近年変わりつつあるシニア世代の最新動向について、マクロミルの消費者購買履歴データ「QPR」を活用してひも解いていきます。

<トピックス>


シニア世代、非常に高い購買力が明らかに
平日SNS利用率が高く、工夫好きで周りと比べないシニア価値観
健康意識の高低によって商品の購買傾向の違いが判明



1.シニア世代、非常に高い購買力が明らかに
●非常に高い購買力を持つシニア世代
今回のシニア世代の分析では、62歳〜70歳をポスト団塊世代、71歳〜76歳を団塊世代と定義しました(いずれも 2021年時点) 。まず、シニア世代の支出金額規模(100人あたり金額)を見てみると、全体よりも1,000万以上高くなっています。また、団塊世代は1年間の購買頻度が315.6回と頻度が高く、ポスト団塊世代はまとめ買い数量が6.3点、一回あたりの購買金額は1,274円と最も高くなっています。全体的にシニア世代の購買力が非常に高いことが分かります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-b35afd73341c4a038341-1.png ]


2.平日SNS利用率が高く、工夫好きで周りと比べないシニア価値観
●平日の利用メディア:テレビ、新聞、 PCによるWebサイト・SNS閲覧が全体より10%以上も高い
続いて、消費者購買履歴データと意識・価値観のデータを同一個人で結んだシングルソースデータ「QPR-SCAPE」を使って見ていきます。シニア世代の平日の利用メディアは、テレビ、新聞、PCによるWebサイト・SNS閲覧がいずれも他世代と比較し高くなっており、全体とは+10%もの差が出ています 。また、携帯やスマホ等によるWebサイト・SNS閲覧も、全体と比較して割合は低いものの、5割以上が利用しています。シニア世代にも、WebサイトやSNSはメディア戦略の選択肢として有効と言えそうです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-00f604d0baafb7df3fe5-2.png ]


●価値観:工夫好きで周りを比較せずに生活
シニア世代の価値観を見てみると「何事もちょっとした工夫をすることが好き」と回答した人が約62%で、全体よりも約10%高くなっています。また、「周囲と比較し、自分が浮いていないか気になる」の数値は、団塊世代が8.7%、ポスト団塊世代が14.8%と、全体と比較し10%以上低い結果となり、周りと比較せずに生活をしていることがわかります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-b9bfe591cbd89d18a697-3.png ]


3.健康意識の高低によって商品の購買傾向の違いが判明
●健康意識の高低によって商品の購買傾向にも違いが
シニア世代(団塊世代・ポスト団塊世代)と健康意識(高・低)を掛け合わせて購買分析をしたところ、団塊世代で健康意識が高いタイプは機能性ヨーグルトなどを購入し、ポスト団塊世代で健康意識が低いタイプはお酒を好んで購入しています。シニア世代の中でも健康意識によって購買傾向が異なることがわかります。

・団塊世代×健康意識 高 (n=60 )※上位3位のみ抜粋
[画像5: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-1ffa38a0dd429eebabde-4.png ]

・ポスト団塊世代×健康意識 低 (n=1,132 )※上位3位のみ抜粋
[画像6: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-6692a1c95be3f6cd4e09-5.png ]


シニア世代の最新動向まとめ
<購買データからわかる傾向>
・団塊世代は支出金額規模と購買頻度が高く、ポスト団塊世代はまとめ買い数量と購買金額が高い
・全体的にシニア世代は購買力が非常に高い

<意識調査からわかる傾向>
・平日の利用メディアは、テレビ、新聞、PC によるWebサイト・SNS閲覧が全体より10%以上高い
・工夫が好きで周りを比較せずに生活する価値観

<健康意識の高低を掛け合わせて見えた特徴>
・同じシニア世代でも、健康意識の高低によって商品の購買傾向の違いがある

その他にも「購買場所」「購買カテゴリー」「幸福度」「休日利用メディア」「食事・調理・健康意識」などの項目で分析しています。noteではその詳細についてご紹介しています。
https://note.com/macromill/n/n7cf0d3a4cb16

■分析仕様
<QPR/消費者購買履歴データ>
データソース :QPR(パネルスキャン型購買データ)
分析対象者 :15〜60代(一部70代含む)の人口構成比に合わせた男女個人
対象カテゴリー :JICFS食品+日用品
調査地域 :全国(沖縄除く)
有効モニタ数 :全体 26,870・団塊世代 400・ポスト団塊世代 4,961
集計期間 :2020年1月1日(水)〜 2020年12月31日(木)

<QPR-SCAPE/QPRモニタに対する意識調査>
データソース :QPR-SCAPE_21年度データ(QPRモニタに対する意識調査)
調査対象 :マクロミルQPRモニタ
調査地域 :全国
調査方法 :インターネットリサーチ
調査時期 :2021年6月11日(金)〜 2021年7月11日(日)

■マクロミル公式note
過去のニュースレターをはじめ、データから見える社会トレンド、会社の取り組みや働き方やなど 様々な情報を発信しています。 https://note.com/macromill

[画像7: https://prtimes.jp/i/624/596/resize/d624-596-83d8f3559b708c5fb6d7-6.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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