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ロゼッタの自動翻訳「T-4OO」が、LLMベースの生成AI翻訳エンジンを新たに実装

(PR TIMES) 2023年06月07日(水)18時15分配信 PR TIMES

 株式会社メタリアル(本社:東京都千代田区、代表取締役:五石順一)子会社の株式会社ロゼッタ(代表取締役:渡邊麻呂)は、同社が開発・運営する自動翻訳サービス「T-4OO」に、先端のLLM(大規模言語モデル)をベースとした全く新たな翻訳エンジンを追加実装することを決定しました。
 NMT技術を用いた従来の翻訳モデルに比べ、より文章全体の文脈に即した翻訳に適しており、これらのエンジンが共存することで両者のメリットを活かしつつ更に効率的な翻訳環境を実現します。
[画像: https://prtimes.jp/i/6279/595/resize/d6279-595-1d577da701d7f7ca096a-6.png ]


■T-4OOについて
 「T-4OO」は、プロ翻訳者レベルの正確さを実現するロゼッタの高精度AI自動翻訳です。*1
同社が独自に構築した2,000 分野の専門DB(データベース)とユーザーが保有する文書DBを組み合わせることで、カスタマイズされた高精度の自動翻訳を提供。機密情報を含む企業内文書の翻訳に際してセキュアな環境を提供し、情報漏洩等のセキュリティリスクにも対応しています。
*1 翻訳精度は、人目評価による当社比の指標です。
サービス概要:https://www.rozetta.jp/t4oo/


■LLMによる翻訳エンジンについて
 LLM(大規模言語モデル)とは、これまでの自然言語処理モデルに対して巨大なデータセットによってトレーニングされた言語モデルを指します。これらの生成系AIは非常に幅広い領域のコンテンツを学習元としているため、翻訳専用にチューニングされた従来のNMT(ニューラル機械翻訳)モデルと比較しても高い精度の翻訳が可能であることが知られており、特に前後の文脈やトーン(語調・書き振り)を踏まえた文章の出力が強みとされています。

 自動翻訳「T-4OO」は現在、ディープラーニングを利用したNMT翻訳エンジンを採用することで高精度かつ高速の自動翻訳を提供していますが、生成AIに基づく新たなエンジンを併用することで、更に深く文意を推測しながら訳文の作成・推敲が可能となります。専門翻訳に特化した「T-4OO」の分野選択・用語統一といった機能も新エンジンで一部利用可能となるほか、セキュリティにおいても、外部接続可否の制御によりこれまで同様安心してお使いいただけます。


■今後の予定について
 新エンジンの実装は2023年夏頃の予定です。現在「T-4OO」をご利用中のユーザーは、引き続き同一ご契約内で全ての翻訳エンジンをご利用いただける料金体系を検討しております。詳細は、当社webサイトにて引き続き公開して参ります。


■当社のビジョン
 生成AIのブレイクスルーを皮切りに、世界では急激なAIシフトが起こり、日々膨大な論文投稿とその実装がなされ、その速度は指数関数的なものとなっています。すでに世界中には数多くのサービスが存在しています。それらサービスに日本企業がワンストップでアクセスできる場をつくり、ビジネス環境のAI化を推進いたします。

■株式会社メタリアルについて
社名 :株式会社メタリアル
URL  :https://www.metareal.jp/
所在地:東京都千代田区神田神保町3-7-1
代表者:代表取締役 五石 順一
設立 :2004年2月
事業内容:自動翻訳による言語フリーサービス、生活VRサービスの企画・開発・運営

■株式会社ロゼッタについて
社名 :株式会社ロゼッタ
URL  :https://www.rozetta.jp/
代表者:代表取締役 渡邊 麻呂
事業内容:超高精度AI自動翻訳の開発・運営
「我が国を言語的ハンディキャップの呪縛から解放する」という企業ミッションの下、AI 自動翻訳の開発・運営を行っています。ロゼッタの自動翻訳は国内外5000以上の企業・団体で導入されており、医薬、法務、金融、IT通信、半導体、精密機器など様々な分野でご活用いただいています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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