プレスリリース
仕事で「タイパ」を意識する人は84.7%。年齢が上がるほど、仕事上の「タイパ」を意識する人は増加/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第87回】
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性463名を対象に「タイパ(タイムパフォーマンス)」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-87/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-b9e51a7a4ecf0941ec5f217668aa213f-650x340.jpg ]
■調査結果抜粋
★仕事でタイパを意識している人は84.7%
★年代が上がるにつれ、仕事でタイパを意識する人が増える傾向
★仕事でタイパ向上のためにしているのは「不要な業務の整理、削減」
★プライベートでタイパを意識している人は74.5%
★プライベートでタイパ向上のためにしているのは「ネットで買い物をする」
★タイパを意識する生活については「いいと思う」派が8割
【Q.1 仕事でタイムパフォーマンス(タイパ)意識してる?】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-26dd03f70e13e1352808fdb705c3b5f3-650x347.png ]
※離職中の人は直近の職場でのことで回答
女の転職type会員に、職場でタイムパフォーマンス(タイパ)を意識しているか聞いたところ、「意識している」が38.7%、「やや意識している」が46.0%と、合わせて84.7%の人が「意識している派」であることがわかりました。
年代別に見てみると、20代では「意識している」が26.7%であるのに対し、30代では39.2%、40代では44.9%と、年代が上がるにつれ意識している人が大幅に増える結果となりました。年代が上がるにつれ役割が大きくなり業務のレベルが上がることや、家庭との両立が必要になることなどから、タイパへの意識が高まるのではと推察されます。
※タイムパフォーマンスは「時間対効果」のことで、かけた時間に対して得られた効果や満足感を意味します。
【Q.2 タイパを意識して仕事上している工夫は?】
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※Q.1で「意識している」「やや意識している」と回答した人のみ
※複数回答あり
タイパを意識して仕事上している工夫について尋ねると、「不要な業務の整理、削減」が75.3%で1位となりました。次いで2位「わからないことはすぐ質問する」54.6%、3位「タスクをカレンダーで時間管理する」49.0%となりました。
【Q.3 職場は「時間効率化」のためにどんな取り組みをしてる?】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-1404aac9cdec9ba96bc86f6e1c7ae8d1-650x400.jpg ]
※複数回答あり
※離職中の方は直近の職場でのことで回答
時間効率化のために職場でどんな取り組みが行われているかを尋ねたところ、1位は「業務効率化ツールの導入」で36.5%、次いで「業務の削減」25.9%、「リモートワークの導入」16.8%、「会議時間の短縮」16.4%と続きました。
一方で「特に取り組みはない」と回答した人が27.6%おり、約3割の職場では時間効率化のための取り組みがなされていない状況もわかりました。Q.1で「意識していない」「わからない」と回答した人は15.4%であったことから、企業としての取り組みではなく個人で課題意識を持ち、時間効率化を進めている人が一定数いることがわかります。
その他コメントとしては、「得意な人に仕事を任せる」「研修を動画視聴型にする」「出来高を逐次記録する」などがありました。
【Q.4 プライベートでタイパ意識してる?】
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プライベートでタイパを意識しているか尋ねたところ、「意識している」23.1%、「やや意識している」51.4%を合わせて、74.5%の人が「意識している派」であることがわかりました。Q.1で仕事で意識している派の人は84.7%であったことから、プライベートの方が意識している人はやや少ないようです。
また、プライベートでタイパを「意識している」と回答した人の割合は、仕事で「意識している」と回答した人の割合に比べて年代差が少ない結果となりました。
【Q.5 タイパを意識してプライベートでしている工夫は?】
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-67d827267eeb4bf5370a2941bdb78e07-650x370.jpg ]
※Q.4で「意識している」「やや意識している」と答えた人のみ
※複数回答あり
タイパを意識してプライベートでしている工夫は、「ネットで買い物をする」が最も多く60.0%でした。次いで「動画はながら見をする」43.5%が2位、「遊ぶ相手を慎重に選ぶ」35.1%が3位となりました。
その他のコメントとしては、「並行作業で家事をこなす」「あらかじめスケジュールを立て無駄のないように行動する」「至るところにカレンダーと時計を置く」などの回答がありました。
【Q.6 タイパを意識して生活することについてどう思う?】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-46a65d748c7840b77193d8d57c5afde2-650x400.jpg ]
タイパを意識して生活することについては、「とてもいいと思う」と「ややいいと思う」を合わせて80.4%と、大多数の人が肯定派であることがわかりました。
【Q.7 Q.6のように答えた理由は?】
<肯定派>
お金は使ってもまた稼げるけれど、時間は取り返せないから(30代/介護・医療・福祉系/神奈川)
独身のときは気にしなかったけど、子育てしていると考えざるを得ない(30代/コンサルタント・専門職系/神奈川)
大切な目的が他に設定されているなら、それ以外の単純作業は効率化されたほうが目的に近づくから(20代/事務・経理・人事系/京都)
時間は有限なので、効率よく生活した方が自分の時間をたくさん作ることが出来るため。性格的にもサクサク動くことが好きだから(20代/事務・経理・人事系/埼玉)
効率を考えて時間に余裕があると緊急でほかのことに対処できる(40代/事務・経理・人事系/埼玉)
<否定派>
タイパを意識しすぎて逆にそれに追われてる人やスカスカなインプット・アウトプットになっている人もいると感じる(30代/クリエイティブ系/東京)
タイパを気にするあまり、本当の自分を忘れる時があって非常に疲れる(20代/介護・医療・福祉系/愛知)
一見時間の無駄と思えることに気づきや楽しさが転がっているから(30代/事務・経理・人事系/秋田)
仕事に関しては効率化をはかるべきではあるが、エンタメや趣味などの動画や映画を1.5倍速で見るのはどうかと思う(30代/事務・経理・人事系/千葉)
タイパを意識した生活を実践してみたが、余白が少なく、生き急いでいるように感じて、仕事だけで十分だと思った。仕事でもタイパを優先しすぎると気づきが少なくなると感じる(30代/事務・経理・人事系/京都)
【Q.8 「タイパよく転職活動できそう」と思うサービス、機能は?】
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-c8ccdd8dda07b02a0ec2e90752c58777-650x370.jpg ]
※複数回答あり
転職活動のタイパ向上に役立ちそうだと思うサービス、機能について聞いたところ、「最適な求人を提案してくれるサービス」が最も多く66.3%、次いで「企業からスカウトされるサービス」59.6%、「転職アドバイザーによる転職サポート」41.9%という結果となりました。選択肢を提案してくれたり、自分で一から求人を探さなくても済むサービスが効率的だと感じている人が多いようです。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-87/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12506/585/12506-585-2158802697ede6e608926b6b88379c7a-1089x1069.jpg ]
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
仕事でタイパを意識している人は84.7%、プライベートで意識している人は74.5%と、大多数の人がタイパを意識して生活していることがわかりました。プライベートでは年代による大きな差は見られませんでしたが、仕事においては年代が上がるにつれタイパを強く意識する人が増える傾向が見て取れました。年齢が上がるにつれ、業務のレベルや役職が上がったり、家庭との両立が必要になったりする人が多くなるためだと考えられます。
ただ、フリーコメントにもあったように、タイパを重視しすぎると、リアルなコミュニケーションや偶発的な気づきの機会を失ってしまうことも。バランスが難しいところです。
今回の調査では、「タイパよく転職できそう」と思うサービスについても聞いてみました。忙しい中での転職活動だと思いますので、アンケート上位にあった「最適な求人を提案してくれるサービス」「企業からスカウトされるサービス」などを活用するのは、自分の選択肢を広げる意味でも良いと思います。女の転職typeでもAIレコメンドを利用した「あなたにおすすめ求人」や「スカウト」などの機能がありますので、是非活用してみてください。
■調査内容:第87回「タイパ気にしてる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2024年4月3日〜4月14日
・有効回答数:463名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :783名(2023年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
プレスリリース提供:PR TIMES