プレスリリース
2回目から8カ月間で3分の1に減少していたことも確認
千葉大学病院(病院長 横手幸太郎)は、新型コロナワクチン(ファイザー社製)の3回目接種をした当院職員1,372名の血液を調べたところ、抗体量の中央値が、2回目接種後の2,060U/mLから22,471U/mLに10倍以上増えていることがわかりました。私たちの免疫には、一度感染した病原体に再度感染した際に前回よりも早く、かつ強く病原体を攻撃する「免疫記憶」という機能があり、3回目の接種で上乗せ効果が表れたと考えられます。
また、2回目接種後から3回目接種までの8か月間で、抗体量が2,060 U/mLから592 U/mLへと、3分の1に減少していることもわかりました。しかし、3回目接種後は、年齢にかかわらず、著しく抗体量が増加しており、3回目接種の効果を確認することができました。
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・1回目接種前に採血‥2,015名 (男性 719名、女性1,296名、21才〜72才)
・2回目接種後に採血‥1,774名 (男性 606名、女性1,168名、21才〜72才)
・3回目接種前に採血‥1,443名 (男性 483名、女性960名、21才〜72才)
・3回目接種後に採血‥1,372名 (男性 439名、女性933名、21才〜72才)
プレスリリース提供:PR TIMES