プレスリリース
― 感謝を原動力とした、インクルージョンのある職場づくりを推進 ―
大日本印刷株式会社(DNP)は、2024年2月14日(水)〜29日(木)に、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性と包摂)」の一層の推進と、社員の当事者意識の醸成を目的とした社内イベント、第4回「ダイバーシティウィーク」を開催しました。今年は「感謝」をテーマに掲げ、「感謝の効果を知る・実践する・経験を共有する」さまざまな企画を実施しました。
DNPグループは、「ダイバーシティ経営中期ビジョン」を掲げ、各職場で「インクルージョンがあたりまえになっている」状態*1を実現し、社員一人ひとりの力を高め、その多様な強みを掛け合わせて、新しい価値の創造につなげています。その中で、「挑戦」の支援・「経験」の評価・「やりがい」の称賛から生まれるインクルージョンループの実践に取り組んでおり、このすべてのプロセスの原動力に「感謝」があると考えています。
【第4回「ダイバーシティウィーク」の主な内容】
リアルとオンラインで実施した基調講演、社内複業者*2や社内有志による企画など、18種類の多彩なプログラムを用意し、一部のイベントは手話通訳付きで実施しました。各職場には、社長のメッセージ付き等身大パネルを設置し、感謝を伝えるシールを貼るポスターを配布するなど、製造・研究開発・企画・営業など多様な職種・環境の社員が参加しやすくなる施策を全国で行いました。主なプログラムは次の通りです。
◆社長メッセージ&基調講演
社長が全社員に向けて、新しい価値を創造する上でD&Iが必要不可欠であることと、本イベントへの積極的な参加を呼び掛けました。基調講演では、チーム創り、ヒト創り、多様な社員を活かすための方法と、その原動力にある「感謝」の重要性を伝えました。
◆D&I推進委員長コミットメントポスター
DNPでは事業部門等のトップがD&I推進委員長となり、「D&I」を推進しています。今回、感謝をテーマにした行動を宣言するポスターを作成し、職場に掲示しました。トップの想いを発信することで、社員の意識変容や主体的な行動につなげました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/576/69194-576-c0a874fce8d928fe8271c96f97a4f271-574x422.jpg ]
◆「感謝」ポスターとありがとうシール
全国81カ所の職場に配布した感謝ポスターに、社員が「ありがとうシール」を貼る企画を実施しました。「今日職場で感謝した/感謝された」等のテーマごとに欄を設け、日常のささいなことにも感謝し、感謝を伝えるきっかけをつくり、職場のウェルビーイングにつなげました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/576/69194-576-6bb22ae350f71bf5e8fac071de782ee4-656x904.jpg ]
◆アニメでわかる!インクル上司
インクルージョンを実践する管理職を「インクル上司(R)」と名づけ、その内容をアニメーションで紹介しました。部下からの推薦による7名のインクル上司のエピソードを動画にして、全国の社内サイネージで放送しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69194/576/69194-576-7c7e26f63baafe0a1e258f29542c9214-1064x664.jpg ]
◆LGBTQ+企画
全社員向けに映画上映会「カミングアウトについて考える」を実施し、映画鑑賞後の対話会で、参加者それぞれの想いや考えを共有しました。DNPは、LGBTQ+のアライ(支援者)や当事者の社員を対象としたコミュニティを開設しており、多くの社員の参加を呼びかけています。
◆障がい者インクルージョン
社員の誰もが参加できる障がい者コミュニティ「ほっとワーク」*3を開設しました。本イベントでは、「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」を実施し、多様な障がいの特性や同じ職場の仲間としての日常的な配慮のポイントを学ぶことで、障がいの有無に関係なく活躍できる職場づくりを進めました。参加者からは、「精神・発達障がいの方は年々増加していて、人によって苦手なことが異なり、接し方もそれぞれ変えていく必要があることを学べた。まさにダイバーシティに欠かせない考え方だと思った。」といった声が集まりました。
◆その他
ダイバーシティランチ:全国27箇所の食堂にて「THANKS」の頭文字を取った、体に感謝する「腸活」などの健康メニューを展開しました。
川柳「感謝」: 職場での感謝をテーマにした川柳を、社内Webサイトにて募集しました。投稿された川柳をサイトで共有し、社員が身近な感謝に目を向けるきっかけを作りました。
職場での感謝をテーマとした講演:全社員が参加可能なオンライン講演を実施しました。 「職場のトリセツ/黒川 伊保子様」「リスク0で組織も自分も前向きになる感謝/正木 郁太郎様」
【今後の展開】
今回、「ダイバーシティウィーク」の基調講演には12,183名が参加し、過去最大となりました。イベント実施後のアンケートでは、社員の95%が「本イベントが感謝を伝えるきっかけ・機会になった」と回答するなど、「感謝を原動力としたインクルージョンのある職場づくり」の推進につながりました。
DNPは今後も継続して、社員一人ひとりの多様な個を活かし、その強みを掛け合わせて、従来の延長線上にない“非連続の変革”を実現し、社会の課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値を創出していきます。
*1 「インクルージョンがあたりまえになっている」状態について:
https://www.dnp.co.jp/sustainability/society/human-rights/diversity-inclusion/index.html
*2 社内複業制度について:イノベーションに寄与することを目的として、社員がDNPグループ内の他部門の兼務を希望する場合に、所属部門と兼務先部門の承認を得て、一定の範囲内で他部門を兼務できる制度。
*3 「ほっとワーク」について → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20173744_1587.html
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プレスリリース提供:PR TIMES