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株式会社インテージホールディングス

インテージテクノスフィア、Snowflakeと共同で塩野義製薬のHaaSデータ解析基盤を構築

(PR TIMES) 2024年02月27日(火)15時45分配信 PR TIMES

データ解析基盤のクラウドへの移行でヘルスケアサービスとしての価値提供を加速


株式会社インテージテクノスフィア(所在地:東京都西東京市、代表取締役社長 酒井 和子、以下インテージテクノスフィア)は、データクラウドを提供するSnowflake 合同会社(所在地:東京都渋谷区、社長執行役員:東條 英俊、以下Snowflake)と共同で、塩野義製薬株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長 CEO 手代木 功、以下SHIONOGI)のデータ解析基盤にSnowflakeのデータクラウドを採用し、インテージテクノスフィアがその環境を構築したことをお知らせします。

SHIONOGIが提唱するヘルスケア・社会ニーズに応えるHealthcare as a serviceとは
SHIONOGIは、2030年に向けた新たな方向性として「Healthcare as a service(以下 HaaS:ハース、ヘルスケア・アズ・ア・サービス)」を提唱しています。HaaSは、ヘルスケア・社会ニーズの高度化や、個別化への期待の高まりを受け、技術革新やデータ活用の促進により、未病、予防、診断、治療、フォローアップの各ステップで最適化されたソリューションを提供し、すべての人々の健康に貢献していくことを目指しています。

データの可視化と高度解析の基盤を構築するため、セントラルデータマネジメント構想をデータクラウド「Snowflake」で支援しHaaS実現に向けて活用
HaaS創造企業への変革を実現するためには、自社だけではなく多様なパートナーとデータを収集・活用できる基盤を構築し、高度なデータ活用技術を通じたデータ・ドリブン型ビジネスによる業務プロセスの変革と、ヘルスケアソリューションの創出が必要とされています。
Snowflakeは、SHIONOGIのHaaSへの変革を支援するため、データの可視化と高度解析の基盤を提供しています。SHIONOGIは、HaaSの取り組みの一環として、SHIONOGIが掲げるセントラルデータマネジメント構想の実現に向け、データクラウド「Snowflake」を業務領域横断的な解析用データウェアハウスと位置付け採用しました。これによりSnowflakeは、社内の業務システム由来のデータだけでなく、医療ビックデータなどの社外の大規模データや、パートナーとのデータ連携を支援し、業務プロセスの変革を強力にバックアップしています。そして、データ・ドリブン型ビジネスの推進とヘルスケアソリューションの創出の実現を支援しています。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1551/570/1551-570-e605e278e76438614a32f3f2368d0278-1280x720.jpg ]

図)SHIONOGIのセントラルデータマネジメント構想

半構造化、非構造化データの活用を見据えて拡張性・柔軟性を備えた解析環境を構築
セントラルデータマネジメント構想を踏まえた基盤構築を進めるために、従来の解析基盤の仕様を考慮しつつ、「オンプレミスからクラウドへの大規模移行の品質担保」、「複雑かつ柔軟な認証認可の実装」、「データ管理運用方針の検討」という3つの課題を抱えていました。そこでインテージテクノスフィアは、Snowflakeと共同で、クラウドへの移行対象の全データ群に対してハッシュ値を用いた検証手法により、データの整合性・妥当性の品質を担保し、Snowflakeの最新機能を検証し、今後のデータ管理運用に向けて、より最適なアクセス制御方法を構築しました。

データ処理の高速化は、そのヘルスケアソリューションを必要とするすべての方に早く届けることに繋がる
2030年には、ヘルスケアに対するニーズ、技術、プレイヤーなどに対する世界観がこれまでとは大きく変化すると予想されています。これに対し、人々が必要としているヘルスケアソリューションをタイムリーに提供するためには、データサイエンスの力が必要だと考えられています。そこでSHIONOGIは、DXの一環として、データ・ドリブン型ビジネスを実現するため、データ・ドリブンな企業文化の醸成、業務プロセスとシステムの構築、データ利活用促進に向けたデータガバナンス体制の構築を進めています。データベース研究等のエビデンス構築におけるデータ解析では、医療ビックデータに代表される大規模なヘルスケアデータの高速な処理が不可欠です。SHIONOGIでは、従来のオンプレミス環境からSnowflakeのデータクラウドに移行することで、大規模データの解析にかかる時間が約30%〜70%短縮されるなど、データ処理の速度が大幅に向上しました。処理時間の高速化は、データサイエンティストの思考の中断を無くし、モチベーションの維持に貢献するだけではなく、そのヘルスケアソリューションを必要とするすべての方のもとにより早くお届けできるようになるということでもあります。

インテージテクノスフィアは、今後もSHIONOGIのより多くの人々や社会の課題解決への貢献を目指すHaaSへの変革の実現を支援してまいります。


【株式会社インテージテクノスフィア】 https://www.intage-technosphere.co.jp/
インテージテクノスフィアは、マーケティングリサーチ業界を牽引するインテージグループにおいてIT事業を担う会社であり、「データに魂を吹き込み、世の中を感動させる Intelligence Integrity Impression」をビジョンとして掲げています。
AI(人工知能)のビジネス適用、ソフトウェア開発・販売、データベースやデータウェアハウス(DWH)の構築支援、各種システム構築・運用による業務プロセスの改善支援、データセンター運用・保守サービスなどを展開し、お客さま企業のデータ活用やDX化を支えています。Snowflake導入支援の詳細は、https://www.intage-technosphere.co.jp/landing/snowflake/をご確認ください。

【Snowflake】 http://snowflake.com
Snowflakeは、あらゆる組織がSnowflakeデータクラウドを用いて自らのデータを最大限に活用するのを支援します。多くのユーザー企業がデータクラウドを利用して、サイロ化されたデータの統合、データの発見と安全な共有、データアプリケーションの推進、さらには多様なAI/MLや分析ワークロードの実行を進めています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年10月31日時点で、2023年のForbes Global 2000社(G2K)のうち647社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳しくは、http://snowflake.com をご覧ください。


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社インテージテクノスフィア
広報担当 土井
E-mail:pr-itsp@intage.com

プレスリリース提供:PR TIMES

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