プレスリリース
株式会社新潮社は、故・野村克也氏の社会人野球シダックス監督時代を描いたノンフィクション『砂まみれの名将 野村克也の1140日』を、3月16日(水)に発売しました。著者の加藤弘士さんは、「スポーツ報知」の番記者としてシダックス時代の野村氏を取材。当時の関係者の証言を集め、野村氏がプロ球界に復帰するまでの日々を描くノンフィクションを執筆しました。
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■朝日新聞書評が大反響&5刷決定!
5月21日(土)、朝日新聞読書面にノンフィクション作家・稲泉連さんの書評が掲載。<どん底が「一番楽しかった」わけ>と題して、<「番記者」であることを超えて対象に深く入り込んだ著者の眼差しが、現場の様々なドラマをすくい出していく過程に胸を打たれた>と書いてくださいました。掲載日から、リアル書店、ネット書店ともに売り上げが急伸。発売約2か月で5刷が決定しました。
■各メディアでも書評が続々!
3月31日(木)の日経新聞夕刊「目利きが選ぶ3冊」に、スポーツライター・藤島大さんの書評<アマ野球で知った楽しさ>が掲載されたのを皮切りに、4月7日(木)には「SankeiBiz」に常見陽平さん(千葉商科大学国際教養学部准教授)の書評<『砂まみれの名将』野村克也に学ぶ逆境の乗り越え方>、さらに、「週刊現代」4月8日(金)発売号には小説家の本城雅人さん、「Number」5月19日(木)発売号には、スポーツライター・高木游さんと、各媒体に続々と書評が掲載されています。
■本書でしか読めない秘話が満載
数多くの「野村本」が刊行されていますが、シダックス時代の3年間を掘り下げたものはありません。都市対抗野球での快進撃の秘密、「人生最大の後悔」と嘆いた采配ミス、球界再編騒動の舞台裏、そして「あの頃が一番楽しかった」と語る理由――。野村氏のキャリアの中で「空白の3年間」と思われがちなこの時期が、いかに充実していたか。本書でしか読めない秘話が満載です。
■目次
プロローグ
第1章 転落
「『解任』じゃなくていいんですか」
第2章 再出発
「野球があれば、こんなに幸せなことはないよ」
第3章 寄せ集め集団
「性根入れてやれよ。好きな野球じゃないか」
第4章 人生最大の後悔
「野間口が疲れているのは、分かっていたんだよ」
第5章 エース争奪戦
「アンチ巨人は、誤解やで!」
第6章 球界再編
「今は書かないでくれよ」
第7章 二人の左腕
「愛なくして人は育たない」
第8章 復活
「シダックスの3年間、オレは野球が楽しかったんだ」
エピローグ
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■著者紹介・加藤弘士(かとう・ひろし)
1974年4月7日、茨城県水戸市生まれ。水戸一高、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、1997年に報知新聞社入社。2003年からアマチュア野球担当としてシダックス監督時代の野村克也氏を取材。2009年にはプロ野球楽天担当として再度、野村氏を取材。その後、アマチュア野球キャップ、巨人、西武などの担当記者、野球デスクを経て、現在はスポーツ報知デジタル編集デスク。スポーツ報知公式YouTube「報知プロ野球チャンネル」のメインMCも務める。
■書籍概要
【タイトル】砂まみれの名将 野村克也の1140日
【著者名】加藤弘士
【発売日】2022年3月16日
【造本】四六判(256ページ)
【本体価格】1,650円(税込)
【ISBN】978-4-10-354511-8
【内容紹介】誰もが「ノムさんは終わりだ」と思った、悪夢の辞任劇。一度プロ球界を去った国民的名監督は、なぜ返り咲けたのか。シダックス時代の番記者が関係者の証言を集め、知られざる再生の日々を描く迫真ノンフィクション。
プレスリリース提供:PR TIMES