プレスリリース
研究リーダーとして活躍する女性研究者を紹介
千葉大学は、国際的な研究活動を促進し、研究リーダーとして活躍している女性研究者9名をロールモデルとして紹介する「研究者ロールモデル集 Progress」vol.1を発行しました。
千葉大学グローバル・ダイバーシティ研究者育成事業(令和2年度 文部科学省 科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」に採択)の一環として、若手女性研究者が研究リーダーとして活躍する姿をイメージできるよう、リーダーとして活躍する女性研究者をロールモデルとして紹介する取り組みの一つです。vol.2は、2022年3月発行予定です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/15177/table/564_1_08ce49cc4e95720ecaf0e388c7296c27.jpg ]
創刊の背景
千葉大学は2005年に女性研究者の研究と家庭生活の両立のための取り組みをスタートし、当時15.5%だった本学全体の女性研究者比率は、2021年には21.8%へ増加しました。学内の環境整備は少しずつ進んできましたが、今でも「リーダーは男性が務めるべき」「女性は子育てを優先すべき」「若手には任せられない」「自分にはできない」などといった無意識の偏った思い込みにより、若手や女性の研究者が、チャレンジすることを諦めてしまったり、活躍の機会が閉ざされてしまったりする状況があります。
今回のロールモデル集では、千葉大学で活躍する9名の研究者を紹介しています。どの研究者も困難な状況に出会っても、前向きに自分の研究を続け、仲間と助け合いながら、新たな道を切り拓いています。
この冊子が、研究者を目指す方だけでなく、研究者として悩みながら日々頑張っている方を励まし、新たなチャレンジを応援するものになればと考えています。
千葉大学研究者ロールモデル集 Progress Vol.1 概要
[画像: https://prtimes.jp/i/15177/564/resize/d15177-564-afa8a932e53d40e83855-0.png ]
<特集>インタビュー記事
テーマI「世界を舞台に活躍する」
研究活動の実情や若手時代の経験、研究にかける思い 等
テーマII「チームワークで可能性に挑む」
チームによる研究をいかにして成果に導いてきたのか 等
テーマIII「視野を広げ未来をつかむ」
海外での研究活動のきっかけや、海外で得られた成果 等
<研究者紹介(掲載順)>
•ハドロン宇宙国際研究センター 石原 安野 教授
•環境リモートセンシング研究センター本郷 千春 准教授
•国際学術研究院 小林 聡子 准教授
•園芸学研究院 秋田 典子 教授
•教育学部 西垣 知佳子 教授
•人文科学研究院 池田 忍 教授
•工学研究院 溝上 陽子 教授
•社会科学研究院 大石 亜希子 教授
•理学研究院 浦 聖恵 教授
プレスリリース提供:PR TIMES