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株式会社コーセー

一人ひとりの肌と化粧品で「触覚」と「感じ方の多様性」を学ぶ小学生親子イベントを開催

(PR TIMES) 2024年02月21日(水)12時45分配信 PR TIMES


 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、2024年2月18日に品川区の小学校にて触覚をテーマにした親子ワークショップ「親子触覚探検隊!肌と化粧品で学ぶタッチの世界」を開催しました。リアルなコミュニケーションにおいて欠かせない「触覚」をテーマに、当社の研究員から触覚の科学を紹介し、身の回りのものや化粧品などに触れながら、一人ひとりの感じ方の多様性とその大切さを学ぶ機会を提供しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41232/543/41232-543-7d424b9511ef6f552d5b01d9ad0bfe0e-3900x1281.jpg ]

取り組みの背景


 肌は「触覚」という機能を通じて、外の世界と繋がるためのインターフェイスのひとつです。触覚を通じて得られる情報は、一人ひとり異なる感じ方を形成し、その人の「感性」の多様性の一部となる大切な要素です。しかしながら、現代はスマートフォン一つで様々な情報を集められる時代であり、かつ外出機会が減少したコロナ禍に直面したことにより、リアルで感じる情報の重要性が見直されています。対面でのコミュニケーションが回復してきている今、肌と触覚の役割を幼少期から知ることは、子どもたちの感じ方の多様性を育み、それを大切にする機会になると捉えています。
 このような社会的な背景に加えて、当社の新たなお客さまづくりの指針“3G”のひとつであるジェネレーション(Generation)へのアプローチを踏まえ、感触や感性を大切にする化粧品会社ならではのワークショップを開催しました。触覚に関する科学的な講座だけでなく、人々に幸せやワクワクをもたらす化粧品を題材の一部にすることで「自らの肌で触る面白さやその感じ方の多様性の大切さ」を楽しみながら伝えられることを目指しました。
触覚の科学


 触覚は全身の肌に存在する数種類の受容器(センサー)で温度や圧力、振動、滑るスピードなど外の環境の変化を認識したり、有毛部からの神経伝達で気持ちよさを感知する仕組みです。肌で感じ取られた情報は、脳で他の五感の情報や経験の情報などと統合的に処理されることで、一人ひとり異なる「感じ方」を生むことに繋がっています。子どもたちは肌に触れるスピードによって気持ちよさが変わることなども体験しながら、触覚と感じ方について学びました。
自分にとっての気持ちの良い感触(タッチ)を探してみよう!


 自分の肌をはじめ、化粧品研究でも使う人工の肌、髪の毛、はけ、スポンジなどを題材に、触る部位や触るスピードなどを変えた時の「感じ方や好み」を調査しました。子どもたちは「髪の毛は触れる方向によって手触りが違った」、「はけ(で触れるスピード)を遅くしてみたら、気持ちよかった」など、自由な触り方を通じて新たな発見や自身の感じ方を表現していました。
化粧品の感触体験とコーセーのモノづくり紹介


 次に親子でコーセーのスキンケア化粧品5種類の感触を試してもらい、自分の好みを順位づけしてみる体験をしました。指先と肌に集中して、それぞれの化粧品を念入りに感じ、「ぬるぬる」「はじめて!」などの感想とともに順位づけをしました。参加者の「好みの順位」を集計し、その類似性に応じてマッピングすると、子どもたちの好みは、想像以上に多種多様であり、大人と比較して大きな違いはないこともわかりました。
 このワークに際して、実際に化粧品と肌の研究に携わってきた当社の研究員からコーセーのモノづくりについてお伝えしました。感触に妥協せずにこだわっていることや、新しい感触を作る研究を続けていること、そして、それがお客さまごとに異なる好みに応えることに繋がっていくということです。   
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41232/543/41232-543-7b0b1de733aee8f991bfca10b8a0c60c-984x956.jpg ]

                               
 本イベントでは普段あまり気にしていない自らの肌や触覚に注目するところから始まり、化粧品などの様々なものにリアルに触れることで、感じ方は人それぞれで異なるという「感じ方の多様性」を確かめ合うことができました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41232/543/41232-543-4204a9a60851e9c15a25c608edd1e482-3713x2475.jpg ]

今後の展望


 今回、「触覚」に注目したように、今後も肌と感性を通してお客さまや社会との接点を増やす活動を継続していきます。技術の面でも、より多くの方とのコミュニケーションや新たな体験のため、ハプティクス(疑似的に触覚を再現する技術)のような情報科学の視点も検討に取り入れながら、技術開発や価値づくりを推進していきます。




プレスリリース提供:PR TIMES

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