プレスリリース
“人柄や個性、そして俳優業に挑んでいこうという熱意が重要”
この度、株式会社レプロエンタテインメントが実施する「レプロエンタテイメント 第2回 主役オーディション」の説明会を実施。説明会後にレプロエンタテインメントのプロデューサーである菊地陽介と徐昊辰の2名の対談を実施しました。「感動シネマアワード」や「活弁シネマ倶楽部」といったプロジェクトを手がけるふたりは、映画を愛し、映画をとおして俳優を輝かせる存在です。
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レプロ独自のプロジェクトである「感動シネマアワード」と「活弁シネマ倶楽部」とは何なのか。そして、二人はいまの芸能界をどのように見つめ、どんな俳優を求めているのでしょうか。
・「感動シネマアワード」と「活弁シネマ倶楽部」とは?
──菊地さんは映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」を立ち上げ、6本もの映画をプロデュースされていますが、こちらの経緯についてお聞かせください。
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菊地:2017年に「浅草九劇」という劇場をつくりました。これは基本的に演劇を上演するための劇場で、いまでもさまざまな団体・劇団の方に利用いただいています。自社で場を持つことになる上で、何かしらのコンテンツを生み出そうという考えがベースにあったので、事業として演劇作品の企画と制作を手がけました。芸能プロダクションのメインの業務は当然ながらマネジメントです。でもそれだけでは今後、厳しくなってくるだろうという危機感がありました。この危機感から演劇作品だけでなく、「浅草九劇」を軸とした配信作品も手がけていくうち、ついに映画製作にも乗り出すことになったんです。映画はいまもなお“キング・オブ・エンターテインメント”というか、エンタメ系のコンテンツの中で誰もが憧れるものではないでしょうか。こうした流れから、「感動シネマアワード」というプロジェクトを立ち上げたんです。
──具体的なプロジェクト内容はどのようなものですか?
菊地:レプロの俳優の中から6名を選出し、彼ら彼女らが主演の映画の企画書と脚本を募集しました。集まったその数は500件以上でした。
徐:驚きの数ですよね。これだけあるとバラエティ豊かで、個々の作品のテーマもジャンルもさまざまでした。完成した作品はそれぞれの監督の持ち味が活きた、一人ひとりの俳優の魅力が最大限に引き出されたものとなっています。菊地さんは初プロデューサーとは思えない仕事をされていましたね。しかも6作品もの企画を同時に進行させるという。ちょっと考えられないことをやっています(笑)。
菊地:コロナ禍の影響もあったので、想像できないことばかりでした。
──映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」は菊地さんと徐さんのふたりでやっていますよね。こちらの立ち上げの経緯をお聞かせください。
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徐:私は2018年の入社で、ちょうどレプロが製作事業に乗り出そうという時期でした。私が配属されたのはマネジメント方面ではなく経営推進部。「新しいアイデアを考えよう」という部署です。レプロに入る前は映画ジャーナリストとしての活動をメインでやっていたので、日常的に世界の映画市場に触れてきたのですが、日本の映画業界に対して疑問に思うことがありました。それは、映画監督が自作について存分に語る場があまりにも少ないこと。日本では主に俳優を中心とした作品のプロモーションを展開しますよね。それはそれでいいと思うのですが、「この映画の魅力はどこにあるのか?」「この映画はどのようにして誕生したのか?」という問いや回答を多くの観客に届けたい。そんな思いから、菊地さんと一緒に「活弁シネマ倶楽部」を立ち上げました。
──映画ファンの反応はいかがですか?
徐:番組開始時はいまほど映画を専門的に語るYouTubeチャンネルがなかったので苦戦しましたね。ですが、塚本晋也監督や今泉力哉監督などにご出演いただき、少しずつ映画業界にも浸透し、この5年ですでに300本の動画を配信しています。いまでは映画宣伝の機能を持つだけでなく、レプロにとっても重要なプロジェクトのひとつになっているのではないでしょうか。映画について語り合う場であり、出会いの場でもありますから。ここでの出会いが、さまざまな映画が誕生する機会をつくっていると思います。
──映画作品において俳優ばかりが注目されることに対して、芸能プロダクションが異議を唱えるところにユニークさを感じます。作品の核はやはり監督だと思いますし、菊地さんのようなプロデューサーとの出会いにつながるのも面白い。しかもいまでは海外作品の配給も手がけていますもんね。
菊地:この「活弁シネマ倶楽部」が基点となって「感動シネマアワード」も生まれましたし、ほかのプロジェクトにつながっていっているところも面白さのひとつです。
・なぜレプロは独自のプロジェクトを実現できるのか?
──なぜこうしてレプロは独自のプロジェクトを実現できるのだと思いますか?
徐:映画はつくろうと思ってつくれるわけではありません。そこでまず、クリエイターの方々との距離感を縮めることが重要になってきます。すでにお話ししているように、「活弁シネマ倶楽部」をとおして監督たちと出会い、やがてそれが日常的な交流へと発展していく。菊地さんと引き合わせたい監督は積極的にお呼びしていますし、そこでの出会いが「感動シネマアワード」内の一本の映画に結実した事実もあります。日常的にコミュニケーションを積み重ねていくことこそが映画作品の誕生につながるんです。
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菊地:俳優をマネジメントするという行為が、かつてほど単純ではないんですよね。何かしらのフォーマットに当てはめることで人気者になれるわけではありませんし、映画に出演できるわけでもない。そんなものは通用しない時代です。ではそこでどうすべきかを考えたときに、自社で映画をつくるという発想につながる。最初のお話と重複してしまいますが、こういった選択肢を持つことが当然の時代なんです。
──なるほど。いまの時代に芸能プロダクションとして闘っていくには、独自のプロジェクトを実現しないわけにはいかないのですね。プロデューサーであるおふたりの仕事のひとつにはキャスティングがありますが、どのような人材を求めていますか?
菊地:作品や役によりますし、難しい質問ですね。オファーをさせていただくことがあれば、オーディションに来ていただくこともあるので。オファーをするのは、その人がどんな演技をするのかを理解し、そこに期待できることがある場合です。何か特別な基準があるわけではありませんから、ちょっと言語化するのが難しいところですね。ただひとつ言えるのは、映画づくりにおいて俳優だけが唯一、代替できない存在だということ。もちろん、プロフェッショナルなスタッフ陣だって誰もが特別ですが、俳優はどうしても代替ができません。ですので、その人にしか表現できないことを求めて出演をお願いしています。
──徐さんはいかがでしょう?
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徐:いまはスターのいない時代だと思っています。ある特定の俳優が出演していれば映画がヒットするという神話は終わりました。ひとつの作品、ひとつのストーリー、ひとつのキャラクターに対して、どういった俳優がもっとも適しているのか。やっぱりこの根本的な部分が重要なのではないでしょうか。なぜ芸能プロダクションが映画をつくるのかといえば、私たちが才能を感じた俳優の魅力を最大限に引き出すためでもある。優れた脚本や監督と出会う機会を、いまのレプロはつくることができます。グローバルな映画が増えてきていますから、日本国内だけでなく世界の舞台に立とうという想いのある方に出会いたいですね。
菊地:私たちは演技の良し悪しばかりに注目しているわけではありません。技は基礎から磨いていけばいい。それよりも人柄や個性、そして俳優業に挑んでいこうという熱意のほうが重要なんです。
現在開催中の「レプロエンタテインメント 第2回 主役オーディション」は、レプロ創立30周年を記念して行われたレプロ初「役者特化型オーディション」の第2回であり、2024年1月8日(月・祝)23:59までの期間で募集をしています。
第2回では、「演じることが好き。それこそが才能。」をテーマに、作品に対する熱い気持ちをもった方を募集しています。合格後には、「1年間役者育成カリキュラム」を用意しており、合格者それぞれにサポートチームが付きます。「30周年主役オーディション」で合格者の中には、すでに大型作品に出演を決めた実演家も多数います。
また、選考過程では、「ワークショップ型選考」を取り入れ、時間をかけて演技指導を行います。各個人が持つ魅力を講師が引き出し、その人にあった演技スタイルをコーチングしてくれる少数精鋭型のワークショップは、好評でした。
「映画が好き。物語が好き。」その気持ちがあるだけで充分であるということを、「演じることが好き。それこそが才能。」というキーメッセージに込めています。そんな気持ちを少しでも持っている方は、是非この機会に主役オーディションへ応募し、新たな一歩を踏み出してみませんか。世界は、次の主役を待っています。
※「レプロエンタテイメント第2回 主役オーディション」の詳しい応募方法や開催スケジュールは、公式サイト及び下記開催概要からご確認ください。
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「レプロエンタテイメント第2回 主役オーディション」
公式サイトURL:https://shuyaku-audition.lespros.co.jp
【オーディション開催概要】
■オーディションタイトル:
レプロエンタテイメント 第2回 主役オーディション
■主役オーディションとは?:
レプロ創立30周年を記念して行われた役者特化型オーディション。本気で役者として「主役」になりたい人を募集する俳優オーディションとして、第2回の開催が決定。合格者はレプロと専属芸術家契約を結び、合格者のために用意された「1年間役者育成カリキュラム」にて、“主役”を目指す役者としてのワークショップや経験を積むことができます。
■スケジュール
〈募集期間〉
2023年11月10日(金)〜2024年1月8日(月・祝)23:59まで
〈選考期間〉
2023年11月10日(金)〜2023年3月下旬頃
〈募集条件〉
年齢:14歳〜29 歳
性別:問わない
居住地:問わない
演技経験:問わない
[合格後のサポート]
-1年間役者育成カリキュラム-
合格者それぞれにサポートチームが付き、年間通してコミュニケーションを取りながら、各個人のレベルやスキル、特性に合わせて、“主役”になるために必要な経験の場や技術ワークショップを無償提供する。
【公式サイト】
▼URL:https://shuyaku-audition.lespros.co.jp
【応募フォーム】
▼ご応募はこちらから
https://www.lespros.co.jp/2nd-syuyaku-audition/
<会社概要>
社名:株式会社レプロエンタテインメント
公式HP:https://www.lespros.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.lespros.co.jp/contact/
プレスリリース提供:PR TIMES