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第23回(2021年度)三木淳賞受賞作家新作展 村上 賀子 写真展 「Anonymous Danes」を開催

(PR TIMES) 2024年05月15日(水)17時45分配信 PR TIMES

株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、ニコンプラザ東京の写真展会場「ニコンサロン」にて、第23回(2021年度)三木淳賞受賞作家新作展 村上 賀子 写真展 「Anonymous Danes」を2024年5月28日(火)より開催いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16573/536/16573-536-231f4bf8d76a99463fe9275c7399c8ba-1126x900.jpg ]


●作家のコメント
デーン人はヴァイキングとして古代ヨーロッパ史に名を残した北欧民族のひとつだ。デーン人は北欧の神々を信仰する海の民だった。独創的な木造船をつくりあげ、世界の海を股にかけ各地に進出し、やがて故郷の地に国を建てた。その国は《デーン人の土地》と名づけられたという。ヨーロッパ最古の君主制国家として北欧諸国に名を連ねる、現在のデンマークである。現代英語では、デーン人を意味するDanes(デーンズ)はデンマーク人という意味で使用される。
Anonymous Danes(アノニマス デーンズ)は、ろうそくをアトリビュートとしてデンマークの人を撮影するというプロジェクトだ。ろうそくはデンマークの暮らしを象徴する道具だろう。長く暗い冬を快適に過ごすために、デンマークの人々はあかりにこだわる。なかでもろうそくは、 “生きているあかり(levende lys)”と呼ばれ、多くの人が日々の暮らしに取り入れている。デンマークでは優れたデザインのランプも数多く生み出されてきたが、それでもろうそくのあかりは格別なのだ。和ろうそくの光が満ちるなか、彼らは一人一人が特別でかけがえのない存在であると同時に、“デンマークの人”というあいまいなイメージの一部でもある。

【プロフィール】
村上 賀子(むらかみ いわうこ)
1986年、宮城県仙台市生まれ。2012年、武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程デザイン専攻写真コース修了。コンセプチュアル・フォトのパイオニアとして知られる写真家・山崎博氏に師事。個人の記憶やアイデンティティーを社会的出来事や生活環境と相関的に捉えながら、可視と不可視のイメージを交錯させる写真プロジェクトを展開。国内外にて作品制作・発表、執筆やウェブプロジェクト、イベントへの参加など、東京を拠点に活動中。

主な個展
2022年 Known Unknown / Gallery TURNAROUND(宮城)
2021年 Known Unknown / ニコンサロン(東京)
2015年 HOME works 2015 / トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2012年 HOME works 2011 / Gallery NIW(東京)

近年の主なグループ展・受賞・助成など
2023年 EUジャパンフェスト日本委員会 Passport Program 支援アーティスト
2023年 飯沢耕太郎「完璧な小さな恋人」刊行記念展 / コミュニケーションギャラリーふげん社(東京)
2022年 ニコンサロン年度賞 第23回(2021年度)三木淳賞
2021年 EUジャパンフェスト日本委員会 #TuneUpforECoC 支援アーティスト
https://murakamiiwauko.com/

●第23回(2021年度)三木淳賞受賞作家新作展 村上 賀子 「Anonymous Danes」
会  場: ニコンサロン
展示期間: 2024年5月28日(火)〜6月8日(土)
開館時間: 10時30分〜18時30分(日曜日休館)
 
●「ニコンサロン」について
ニコン創立50周年を記念して1968年1月に銀座三丁目に開設された、写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。開設記念となる第1回写真展「木村伊兵衛の眼」を開催以来、写真の展示や講演会の開催など、多くの写真家・写真愛好家の方々に写真活動の場を提供してきました。
プロ・アマの壁を取り払い、企業戦略に影響されず、あらゆる分野の優れた作品の展示場として運営してまいります。

プレスリリース提供:PR TIMES

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