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株式会社サンライズプロモーション東京

ボストン・ポップスon the Tour 2023 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート日本公演 公演直前! 指揮者 キース・ロックハート オフィシャルレポートが到着

(PR TIMES) 2023年10月06日(金)15時45分配信 PR TIMES

「ジョン・ウィリアムズ・トリビュート」、「STAR WARS:The Story in Music」日本初上陸のプログラムをお見逃しなく!

映画音楽の巨匠として知られるジョン・ウィリアムズが、1980年から1993年まで常任指揮者として在籍したことでも知られる、アメリカの名門ポップス・オーケストラ、ボストン・ポップス。ついに6日(金)の東京国際フォーラム ホールA公演を皮切りに、20年ぶりの来日公演「ボストン・ポップスon the Tour 2023」を開催いたします。初日に先駆け、ボストン・ポップスの指揮者、キース・ロックハートの合同取材会を行いました。
■合同取材会 オフィシャルレポート

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――ボストン・ポップスとしては20年ぶりの来日となりましたが、今の気持ちを聞かせてください。

非常にワクワクしています。日本にはたびたび来る機会がありまして、もちろんボストン・ポップスとしても来ていますし、日本のオーケストラで指揮する機会もありました。私はボストン・ポップスで28年間指揮者をしていますが、我々にとってはアメリカに次いで日本のお客様を大事に思っています。私が指揮者を務めて最初の10年間に日本で4回ほど公演を行いましたが、そこから20年間空いてしまいました。再び日本のお客さんの前で演奏することが出来ること、皆さんと再会できることがすごく嬉しいです。

――今回の公演で披露する「ジョン・ウィリアムズ・トリビュート」はどんな内容になっていますか?

ジョン・ウィリアムズはボストン・ポップスにおいて私の前任者で、我々の楽団が演奏する演目の核となる楽曲を数多く生み出してきました。皆さんも彼が作る素晴らしい楽曲をたくさん知っていると思いますが、彼が曲について語っているのを聞いたことがない人が多いと思います。ジョン・ウィリアムズは謙虚な方で、自分のことをあまり語ろうとしません。であれば、コンサートの中で彼が楽曲について語るインタビューを盛り込むことを思いつきました。彼が生きてきた軌跡や、音楽との向き合い方、彼が一緒に仕事をしてきたスティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスとの関係など、いろんなエピソードを語ってもらい、曲の成り立ちを話してもらうことにしました。そのために、我々のチームが彼の家を訪れ、インタビューを行なって音楽について話してもらいました。このプログラムをアメリカ以外で披露するのは初めてです。

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――ヴァイオリニストの服部百音さん、ピアニストの角野隼斗さんがゲストとして出演されます。

服部百音さん、角野隼斗さんという日本のソリストの方と共演して今回のプログラムを披露するというのも、今回の公演だけの特別なものとなっています。お二人に参加してもらうことで、日米の文化の交流ということで、よりお客様に親しみやすさを感じてもらえるのではないかと思っています。

――お二人とはボストン・シンフォニーホールですでに共演されていますよね。

はい、9月に共演しています。その共演がありましたので、日本で初めてお会いして、翌日はコンサート本番…という感じのバタバタした感じではなく、しっかりと準備もできたと思っています。


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――キースさんから見た演奏家としてのお二人の魅力は?

服部百音さんは本当に美しく、ソウルフルな演奏をされる方ですね。彼女の表現は非常にパーソナル(私的)で、すごく感情を込めるヴァイオリニストです。オーケストラと共演する際も、オーケストラのサウンドにしっかりと自分も入り込む演奏をされる方だと感じました。今回、彼女のお父様(服部隆之)の楽曲も披露します。角野隼斗さんも素晴らしい才能があり、テクニックもあります。私もピアニストなんですが、非常に滑らかに指を動かされていて、激しい演奏の時もそう感じさせないところもすごいと思いました。あとは自由さですね。クラシックとジャズを合わせたセンスというところも素晴らしいです。今回の公演の中でジョージ・ガーシュウィンの曲を取り入れているのですが、この曲はこれまでにもジャズピアニストの方々と共演した時にクロスオーバー作品として披露してきています。どのピアニストの方も即興演奏も見事にしていただいていますが、角野さんはその中でもテクニックが高いと感じました。実は彼とは共通の知り合いがいまして、ジャズピアニストの小曽根真さんなんですが、コロナ禍になる前、新日本フィルハーモニー交響楽団と仕事をした時にご一緒しました。角野さんにお会いした時に「小曽根真さんを知っているよ」と話したら、「僕も知っています」と言っていて、音楽の世界って狭いんだなぁって(笑)。そういう縁もありますので、今回もまた共演できるのが楽しみです。

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――「STAR WARS:The Story in Music」は「スター・ウォーズ」の全エピソードから楽曲が披露される予定ですが、こちらのプログラムはどのようにして組み立てられましたか?

2019年に「スター・ウォーズ」シリーズの最後のエピソードが劇場公開されましたが、それが公開される前に「どうやったら、この長いシリーズを一つのコンサートにまとめることができるだろうか?」ということを考えました。9本の映画作品は合計22時間にも及ぶ、非常に長い物語です。それだけの長尺のスコアを一人の人間が43年にわたって書き上げたということも前人未到のことだと思います。そのことも一つのコンサートに集約して伝えたいという気持ちがありました。コロナ禍の中で、うちの子供たちがYouTubeの動画で、たとえば、どこかの国の歴史とか、ロシア革命とかをユーモアを交えて6分で説明するという感じのものを観ていたんです。子供たちはそれを見て楽しんで、しかもいろいろ学ぶこともできている。これはすごくいいアプローチだと思いましたので、自分の中で「スター・ウォーズ」の物語を2時間で伝えることはできないだろうか?と考えました。9本の映画のプロットを読んで、それを一つにまとめて2時間の台本にして、ユーモアを交えながらも、ちゃんと物語が伝わるようにということは考えて書きました。そのあと、9本の映画のスコアを聴いて、自分が書いた台本の要所要所にメインの音楽をどんどん当て込んでいくというやり方でプログラムが完成したのです。8月に初めて披露しましたが、観にこられた皆さんもすごく喜んでくれました。

――指揮者としてのジョン・ウィリアムズ、作曲家としてのジョン・ウィリアムズをキースさんはどのように感じていますか?

ジョン・ウィリアムズは第一に“作曲家”だと思うんです。彼は、R・シュトラウスやG・マーラーのように作曲家であり指揮もします。そういう偉大な方たちと同様、彼も作曲家としての音楽性がそのまま指揮にも表れているように思います。彼は1980年にボストン・ポップスで指揮を執る前は、人前で指揮をとったことはありませんでした。私はまず“指揮者”ですので、1995年にボストン・ポップスで指揮を執る前から人前での指揮の経験がありました。そういう意味では、指揮者としてのジョン・ウィリアムズはボストン・ポップスですごく成長、進化したと思います。自分の楽曲だけでなく、モーツァルトやメンデルスゾーンなど、他の作曲家の楽曲もオーケストラで指揮していったわけですから。私としては、彼が自分の曲を指揮するのを横で見ていて、すごく参考になりました。それはどういう部分かというと、作曲家が自分の楽曲のどういうところを大事にしているのか、どこにこだわっているのかが伝わってきたからです。それはとてもいい経験でした。

――ジョン・ウィリアムズが今年9月に長野県で行われた音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」で指揮をされましたが、キースさんにとって小澤征爾さんはどんな存在ですか?

小澤征爾さんは今、健康の面でお大事にされていることを願っておりますが、1995年にボストン・ポップスに着任した際、その着任の会見で私のそばにジョン・ウィリアムズと小澤征爾さんが座ってくださいました。それ以降も私のことを支えてくれて、常に気にかけてくれていました。お互い、ボストン・レッドソックスの大ファンなので、一緒に試合を観に行ったりしたこともありました。指揮者としてレジェンド的な存在ですので、非常に尊敬しておりますが、ボストン・ポップスでは同僚として活動できたことを非常に誇りに思っております。

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――20年ぶりの日本公演ですが、この20年間、どのような変化を感じますか?

ボストン・ポップスはクラシックに今の最新の流行音楽も取り入れるなど、いろんな試みを柔軟にやってきました。20年の間も、我々は常にお客様とオーケストラの音楽、いわゆるクラシックの橋渡しをしてきました。楽団の中ではメンバーの入れ替わりもありましたが、新しいメンバーもとても柔軟な姿勢で、ボストン・ポップスの精神を受け継いでいるメンバーばかりだと感じています。大きな変化としては、映画音楽のコンサートを行う時に、スクリーンに映画作品を流して演奏するというスタイルは20年前にはまだ珍しかったのですが、今ではそういうことが主流になりました。そういう意味でも、よりお客さんに楽しんでもらえるコンサートにすることができているのではないかと思います。

――最後に、明日から始まる公演を楽しみにしているファンの方へ、メッセージをお願いします。

久しぶりの日本公演ということで、オーケストラのメンバーの半数以上は日本に来るのは初めてです。そんな初めてのメンバーも含めて、全員が日本公演をとても楽しみにしていましたし、公演に向けての準備も万端です。ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

文:田中隆信


「ボストン・ポップスon the Tour 2023 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート日本公演」公演概要


公演名:ボストン・ポップスon the Tour 2023
ジョン・ウィリアムズ・トリビュート日本公演
出演:指揮 キース・ロックハート
演奏 ボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラ
<東京公演>
会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3丁目5―1)
日時:10月6日(金) 19:00開演 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート ゲスト:服部百音
10月7日(土) 13:00開演 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート ゲスト:角野隼斗
10月7日(土) 18:00開演 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート ゲスト:角野隼斗
10月8日(日) 14:00開演 スター・ウォーズ:ザ・ストーリー・イン・ミュージック
ストーリーテラー:津田健次郎 公演ナビゲーター:笠井信輔
チケット代:S:12,500円 / A:10,500円 / B:8,500円(税込/全席指定/未就学児童不可)
チケット販売:一般発売 6月3日(土)10:00〜 ※一般発売より座席選択可能
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00〜15:00)


<大阪公演>
会場:フェスティバルホール(大阪府大阪市北区中之島2丁目318)
日時:10月12日(木) 18:30開演 ジョン・ウィリアムズ・トリビュート ゲスト:服部百音
10月13日(金) 18:30開演 スター・ウォーズ:ザ・ストーリー・イン・ミュージック
ストーリーテラー:浪川大輔 公演ナビゲーター:笠井信輔
チケット代:S:12,500円 / A:10,500円 / B:8,500円 / BOX:20,000円 /
バルコニーボックスS:25,000円 / バルコニーボックスA:21,000円
※バルコニーボックスは 2 枚一組、フェスティバルホールのみで取り扱い。
(税込/全席指定/未就学児童不可)
チケット販売:一般発売 6月24日(土)10:00〜 
チケットに関するお問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00〜18:00 日・祝日休み)
公式ページ:https://bpo-japan.srptokyo.com
招聘・制作:サンライズプロモーション東京
協賛:イープラス
後援:アメリカ大使館
   J-WAVE / ニッポン放送 / TBSラジオ / TOKYO FM(東京公演のみ)
協力:PMC / キャビノチェ.Ltd
   MBSテレビ(大阪公演のみ)



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