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日本電気株式会社

NEC、新アーキテクチャ採用により基本性能や接続するネットワーク機器の管理機能を強化したVPN対応高速アクセスルータの新モデルを発売

(PR TIMES) 2024年02月28日(水)12時45分配信 PR TIMES

〜新シリーズ「UNIVERGE IX-Rシリーズ」の第一弾として「IX-R2530」を商品化〜

 NECは、130万台以上の出荷実績を誇るVPN対応高速アクセスルータ「UNIVERGE IXシリーズ」において、アーキテクチャを一新した新ラインアップとして「UNIVERGE IX-R2530」を商品化し、本日より販売開始します。
 新商品は、5Gなど高速・低遅延な通信メディアの性能を活用できるようCPU、メモリ、主要構成部品やベースOSなどアーキテクチャを一新したVPN対応高速アクセスルータの新シリーズ「UNIVERGE IX-Rシリーズ」の第一弾モデルです。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/525/78149-525-95e34e8aaac12efa4b0c367e36b38f63-1920x1307.png ]

 
 新アーキテクチャの採用により基本性能や静音性(注1)を向上しながらコストを低減するとともに、10GbEと1GbE双方への対応や本モデルに接続するネットワーク機器の管理を強化する「マルチベンダ管理機能」も新たに搭載しました。
 「マルチベンダ管理機能」では、NECプラットフォームズが提供するクラウド型統合管理サービス「NetMeister」(注2)と連携して、他社製機器を含む「NetMeister」非対応のネットワーク機器の状態把握や異常検出などの管理ができます。
 従来の「UNIVERGE IXシリーズ」と「NetMeister」の連携では、非対応機器についてはPING監視と対象装置へのリモートアクセス(注3)のみの対応でした。新商品では、有償の「NetMeister Prime」との連携により、NetMeisterの管理画面からネットワーク機器の監視等を行うプロトコルSNMPを利用した情報収集でCPU・メモリ使用率、トラフィック・ポート状態を把握でき(注4)、さらに、遠隔操作を行うプロトコルtelnet、SSH(注5)に対応した機器ではコマンドの実行もできるようになります。
 これらにより、社内ネットワークのより効率的な運用管理を支援します。

 また、本モデルはUNIVERGE IXシリーズのコマンド体系に準じており、これまでの同シリーズ利用者であればスムーズに導入することもできます。

【UNIVERGE IX-R2530 仕様概要】
 <ポート構成>
  ・10Gイーサネット 2系統 2ポート
  ・1Gイーサネット  1系統 4ポート(スイッチングHub)
  ・USBポート    1ポート(Type-A)
  ・シリアルコンソール接続ポート(従来機互換) 1ポート 
 <性能>
  ・IP転送性能     10Gbps
  ・VPN時の暗号化性能 3.5Gbps

【価格と受注・出荷時期、販売目標】
 ・希望小売価格:225,000円(税別)
 ・受注開始時期:2024年4月下旬
 ・出荷開始時期:2024年4月下旬
 ・販売目標:出荷後3年間で1万台

以上


(注1):FANの自動制御により通常時は35dB以下
(注2):NetMeister: https://www.necplatforms.co.jp/product/netmeister/index.html
(注3):リモートアクセスが利用可能な環境の場合のみ
(注4):SNMP(Simple Network Management Protocol)対応機器で該当のMIB
    (Management Information Base)情報の応答が可能な機種が対象
(注5):telnet(Teletype network)、SSH(Secure Shell)


<本製品について>
URL: https://jpn.nec.com/univerge/ix-nrv/

<本件に関するお問い合わせ先>
NECデジタルネットワーク統括部
E-Mail:ixwa-press@news.jp.nec.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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