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世界はどこへ行くのか? 紛争と閉塞を生む「国民国家」の限界を超える「帝国」の知恵に学べ! 集英社新書『一神教と帝国』(内田樹/中田考/山本直輝・著)、12月15日(金)発売

(PR TIMES) 2023年12月11日(月)12時15分配信 PR TIMES

オスマン帝国崩壊後に建国されたトルコ共和国は、紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁に直面しても折れない「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは?
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11454/516/11454-516-470903478795fb4df341a6a20ed8d07e-735x1200.jpg ]

建国100周年を迎えたトルコ共和国 (以下、トルコ)―ーそれはオスマン帝国崩壊100年を意味する。
イスラームをはじめ、宗教を公的な場から分離する世俗主義を国是とし、NATOの一員としてEU入りを目指してきたが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義の復興へと舵をきり、シリア、パレスチナなど近隣国の紛争などの難局に対処してきた。
ウクライナ戦争においても、西欧やロシア双方におもねらない仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、新オスマン主義とも呼ばれるしたたかな「帝国再生」の実態から日本が学ぶべきものとは? 
『一神教と国家』(集英社新書、2014年)の内田樹・中田考コンビに加え、中田の愛弟子で現在トルコの国立大学で教鞭を執る山本直輝の3人による著書。宗教、外交からサブカルチャーまで「帝国」をキーワードにトルコのありようを参照し、日本の進むべき道筋を見通す。

目次


プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して 内田樹
第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ
第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える
第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌
第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す
第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの
第6章 日本再生のために今からできること
エピローグ I トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生 中田考
エピローグ II 明日もアニメの話がしたい 山本直輝

著者略歴


●内田樹(うちだ たつる)
1950年東京都生まれ。思想家・武道家。神戸女学院大学名誉教授。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)等多数。

●中田考(なかた こう)
1960年岡山県生まれ。イスラーム学者。イブン・ハルドゥーン大学客員教授。著書に『イスラームのロジック』(講談社)他。

●山本直輝(やまもと なおき)
1989年岡山県生まれ。トルコ国立マルマラ大学大学院トルコ学研究科助教。著書に『スーフィズムとは何か』(集英社新書)等。

書誌情報


書名:一神教と帝国
著者:内田樹・中田考・山本直輝
発売日:2023年12月15日(金)
定価:1,056円(10%税込)
ページ数:256ページ
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721291-4
集英社新書

プレスリリース提供:PR TIMES

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