プレスリリース
〜各業界・職種の2022年の年収予測から採用トレンドまでを網羅〜
転職サービス「doda」などを提供する、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営するバイリンガル・マルチリンガル人材サービス「BRS(ビーアールエス)」は、バイリンガル・マルチリンガル人材採用における傾向、給与、今後の予測などを紹介している年次マーケットレポート「Market Overview Report 2022」を発表いたしました。詳細なレポートは、BRSウェブサイト< https://brs-p.jp/about/market/ >からダウンロードいただけます。
■レポートの内容(一部抜粋)
●急増するバイリンガル・マルチリンガル人材の需要と動向
2021年、バイリンガル・マルチリンガル人材の採用は活況を呈しました。あらゆる業界で国を跨いだプロジェクトが増加する中、グローバルのプロジェクトマネジメント経験を持つ人材や、自動化、DXに関連する職種での人材獲得競争が激化しています。とくに、IT業界では在宅勤務や巣ごもり需要によって前年に引き続き、企業の採用活動が活発化しています。また、コロナ禍を背景に医療需要が高まっているライフサイエンス業界では、病院へ直接訪問していた業務フローが見直された結果、デジタルマーケティングやコマーシャルエクセレンスのスキルを持つ人材ニーズが高まっています。
●人材獲得競争の激化に伴い、企業は様々な取り組みを実施
競争率の高い優秀な人材を獲得するため、企業はあらゆる工夫を行っています。その一つが、従業員にとって魅力的な「はたらく環境」を整えることです。企業にとって働き方改革が重要な経営課題となっている今、企業は在宅勤務をはじめフレックスタイム制の導入、副業許可、週休3日制の導入など、様々な取り組みを行っています。
2020年、新型コロナウイルス感染防止対策で在宅勤務が急速に広まりました。感染対策に関係なく、今後も在宅勤務が選択できる環境を含め柔軟な勤務形態を認める企業は、転職希望者にとって魅力的です。今回の調査では、バイリンガル・マルチリンガル人材を採用する日系企業と外資系企業の約8割が、2022年以降も在宅勤務環境を継続すると回答。そのうち約半数が完全在宅勤務も可能とし、在宅勤務手当も付与するとしています。(図1、図2)
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また、フレックスタイム制について質問したところ、65%の企業が現在導入しており、2022年以降も継続予定と回答。また、様々な仕事を経験することで本業に役立てるといったキャリア形成を目的に、現在副業制度を導入している、もしくは、今後導入を検討している企業は全体の60%に上りました。子育てや介護との両立、仕事の効率化、生産性向上に加え企業のイメージアップにも役立つと注目されている週休3日制については、現在導入している、今後導入を検討していると回答した企業は11%でした。(図3)
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●多くの企業が採用スピード改善に努める
優秀な人材を獲得する上で、はたらく環境の整備と並んで重要となるポイントが採用プロセスの改善です。今回の調査では、87%の企業が採用スピードを上げる努力をしている、または課題意識を持っていると回答しました。また、採用スピードを上げるための具体的な取り組みとして、オンライン面接の導入はもちろんのこと、40%の企業が面接回数を減らしていると回答しました。(図4、図5)
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オンライン面接は対面面接に比べ、企業と転職希望者双方の日程調整がしやすく、結果採用スピードの改善にも大きく寄与しています。ほぼすべての業界で平均的に選考期間が短縮されていることから、多くの企業が採用スピードの改善に努めていることが伺えます。これは、企業が転職希望者の視点に立ち、スムーズな採用プロセスを実現できるようあらゆる工夫を凝らしている結果と言えるでしょう。
■調査概要
2020年6月〜2021年5月の1年間のBRSデータおよび、2021年の10月に実施したBRSのクライアント企業を対象としたアンケートへの合計62件を基に算出
■「BRS」について< https://brs-p.jp/ >
「BRS」は、パーソルキャリア株式会社が運営するバイリンガル・マルチリンガル人材専門の転職・採用支援サービスです。2012年のサービス開始以来、語学力を持つハイクラス人材のエンパワメントと、グローバル視点を持つ企業の成長サポートを目指して、キャリアサービスと採用支援サービスを提供しています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
プレスリリース提供:PR TIMES