プレスリリース
“小学生の選ぶ”「今年の漢字(R)」1位は「楽」〜 日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字(R)」に応募したスマイルゼミ小学生会員のデータから明らかに〜
子どもたちにとって2021年は、“明るく前向きな気持ちで過ごした1年”だったことが判明。〜 2021年の世相を表す「今年の漢字(R)」は「金」 〜
株式会社ジャストシステム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:関灘 恭太郎)は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会(以下、漢検協会)が毎年全国から公募し、12月に発表している「今年の漢字(R)」に、タブレットで学ぶ通信教育「スマイルゼミ」小学生会員*の応募結果を提供しました。その内容を当社で集計した結果、“小学生の選ぶ”「今年の漢字(R)」1位は「楽」となりました。
*小学1年生〜6年生の会員を対象に2021年11月8日〜14日に実施。有効回答数49,396人。
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12月13日(月)に漢検協会から発表された「今年の漢字(R)」第1位は「金」で、2021年は、世界的なスポーツの祭典における日本人選手の活躍や、大谷翔平選手のMVP受賞、藤井聡太棋士の最年少四冠達成など、各界でこれまで成し得なかった「金」字塔が打ち立てられた、輝かしい年だったという世相を表していました。そのような中、子どもたちは、コロナ禍であっても“明るく前向きな気持ち“で1年を過ごしていたことが明らかになりました。日本漢字能力検定協会 「今年の漢字」統括責任者 中村真樹氏は、2021年を「昨年には見られなかった明るいイメージの漢字が上位に並んでおり、皆様の気持ちが不安一辺倒から、コロナに負けない、乗り越えるという方向に変わってきているのではないか」と振り返っています。
■“小学生の選ぶ”「今年の漢字(R)」1位は「楽」。その他の順位は…?
トップ3は「楽」「病」「新」となり、小学生にとっても新型コロナウイルスの影響が感じられる結果となりました。小学生の選定理由を見てみると、1位の「楽」では、新型コロナウイルスの影響で苦労することもあった一方、そのなかで楽しみを見つけたり、楽しむための工夫をしたといったような傾向が見られました。また、2位の「病」という漢字も決してネガティブな理由だけではなく、「コロナ禍で大変だった医療従事者に向けての感謝」や「コロナという恐ろしい病気が流行したことを忘れず、この教訓を未来に繋げていきたい」という前向きな声も見られました。
■選定理由
【1位:「楽」】
・ 新がたコロナウイルスでお家にいる時間が増えたけど、もっと家族と仲良くなったり、色々な『楽しみ』が、見つけられたから。(小5)
・ 『なに事も楽しむことが大切』と気付かされた年だった。(小6)
・ がまんもいっぱいしたけど、楽しい事も多かったし、明るい漢字の方が自分も見て楽しいから。(小6)
・ たのしくてがんばったから。このかん字しか、おもいつかなかった。(小2)
【2位:「病」】
・ みらいの人たちに、2021年はコロナウイルスというおそろしい病気がはやったんだよと伝えて、これからは一人一人、気をつけようと思ってもらいたいから。(小3)
・ 新がたコロナウイルスがはやっているため、病院の方々がとてもいそがしくしていると思ったから。病院の方々にたいへんおせわになっていると考えたから。(小3)
・ コロナで感じたつらい思いをわすれたくないというきもちからこの「病」という字にした。(小5)
【3位:「新」】
・ コロナたいさくの生活は新しいことがいっぱいだから。(小1)
・ コロナワクチンもせっしゅが進んで、新しいしゅしょうになって、治りょう薬も飲めるようになるかもしれないし、まさに新しい時代だと思ったから。(小4)
・ マスクが普通になったり、ボタンに触れずに乗れるエレべ一タ一がつくられたり技術も進化したり、新しいものが増えたりしたから、「新」にした。(小6)
この結果を受け、日本漢字能力検定協会の中村真樹氏は次のようにコメントしています。
「1位の『楽』については、子どもたちにとって身近な学校や家庭で起こった出来事を理由に選んだ方が多く見受けられました。困難な環境の中でも子どもたちが楽しむ心を忘れず、前向きに過ごしてきた姿が垣間見え、大人として救われる思いがしました。一方、2位の『病』や3位の『新』からは、子どもたちが「病気の流行」や「患者、医療従事者」を案じる様子、「新しい生活様式の定着」、「新首相の誕生」や「スポーツ界での新競技」など、世の中の出来事に関心を寄せている様子が感じられました。漢字を理解し、使える漢字が増えると、難しい本を読めるようになるだけでなく、自分の考えを表現するための言葉選びの幅がひろがるなど、皆さんが生きていく上できっと役に立つと思います。ぜひこれからも楽しく学習してください。」
■日本漢字能力検定協会 執行役員 中村 真樹氏 プロフィール
1974年岡山県生まれ。大学卒業後、教育系出版社を経て1999年に協会に入職。「漢検」の普及をはじめとして法務、内部統制、博物館業務を経て現在は「今年の漢字」等の啓発活動を含む研究開発部門を統括している。立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所認定漢字教育士、日本漢字学会事務局長。
スマイルゼミの取り組み
スマイルゼミでは、漢検の奨励賞を8年連続受賞しています。漢検を無料で受検できるキャンペーンを実施するなど「書く学び」にこだわるなかでも漢字に注力してきました。実際にスマイルゼミで採用しているタッチペンは、1.7mmのペン先で、専用タブレットにしっかり手をついて書くことができるため、漢字の「とめ・はらい」など細かな文字まで書くことが可能です。また、タブレットで出題される問題は、”答えを丁寧な文字で書けているか”まで判断し、指摘するので文字をしっかり書く習慣が身につきます。その結果、スマイルゼミ会員の漢検合格率は95.9%*を誇ります。スマイルゼミは今後も、お子様の「書く学び」を応援し、漢字を書く楽しみを提供していきます。
*スマイルゼミ 小学生コース会員の2020年度第2回日本漢字能力検定合格率(小学生該当級/小数点第2位を四捨五入して集計)
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スマイルゼミについて
「スマイルゼミ」は、2012年に国内初として開講した、タブレットで学ぶ、幼児・小学生・中学生向けの通信教育です。タブレットで学ぶ教材ながら幼児から中学生まですべてのコースで「書く学び」にこだわり、紙での学習と同じように書くことができるため、ストレスなく、質の高い学習効果が得られます。幼児コースでは、お子さま一人でも楽しく学びを進められる仕組み、小学生コースでは、学習の習慣化を促すサイクルと教科書準拠の学び、中学生コースでは、一人ひとりが最適な学習プランと教材で学べる「個別指導式学習」の仕組みなど、お子さまの成長に合わせて“いま”必要な学びを提供しています。また、お子さまの学習状況や理解度はすべて保護者のスマートフォンに共有されるため、適度な距離をとりつつ見守りが可能です。
来春より幼児・小学生コースでは、幼児から中学レベルまで学年を超えて“先取り”や“さかのぼり”ができ、“学力の体幹(コア)”を鍛える「無学年学習[コアトレ]」と、タブレットを通して他のスマイルゼミ会員と競い合いながら学習ができ、家にいながらまるで教室にいるような楽しさで取り組める「みんトレ」を、価格は据え置きで提供いたします。
* 「漢検」「漢字検定」「今年の漢字」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。
* 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES