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三井不動産株式会社

アステラス製薬 最先端の空間バイオロジーを駆使したがん微小環境研究のオープンイノベーション拠点を三井不動産「三井リンクラボ柏の葉1」内に設置

(PR TIMES) 2023年06月29日(木)16時45分配信 PR TIMES


 アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:岡村 直樹、以下「アステラス製薬」)と、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊、以下「三井不動産」)は、三井不動産が運営する「三井リンクラボ柏の葉1」(千葉県柏市)内に、アステラス製薬のオープンイノベーションの拠点「TME(Tumor MicroEnvironment、がん微小環境) imaging and interactive research for innovation(以下、「TME iLab」)」を2023年10月に開設することをお知らせいたします。

がん微小環境研究のオープンイノベーション拠点「TME iLab」について
国立がん研究センターをはじめ、日本を代表する多数の先端医療施設やアカデミアに近接した柏の葉エリアにおいて、そのメリットを最大限に活かしたコラボレーションを進め、難治性がんにおいて課題となるがん微小環境に関する新たな知見の獲得ならびにそれをもとにしたイノベーションの創出を目指す。

クロスアポイントメント制度により、アステラス製薬のPrincipal Investigator(PI)*1を務めている国立がん研究センター先端医療開発センター 共通研究開発分野の大橋 紹宏ユニット長を始めとする社内外の研究者が、議論を交わすことのできる拠点。

本ラボの利用者は、米NanoString社の空間分子イメージャー「CosMx SMI」や米10x Genomics社の空間オミックス解析用システム「Xenium」、米RareCyte社の多重蛍光スキャナー「Orion」など、最先端の空間情報解析装置を利用可能とする予定。

三井不動産は「三井リンクラボ オープンイノベーション支援プログラム*2」を提供し、TME iLabに多くの研究者が集う仕掛けづくりを行うとともに、研究者に対し、研究・事業サポートとコミュニケーション・ネットワークサポートを行う。



 がん治療薬をはじめとした革新的な医薬品を創出し続けるためには、多分野における最先端の科学を結集し、それを組み合わせて研究・開発を行うことが求められています。TME iLabを開設することで、アステラス製薬は、「臨床検体の持つ、がん微小環境の特性の解明」「臨床情報から有効な治療法を選択するためのバイオマーカーの特定」「新たな治療標的となる候補分子の同定」を進めます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/51782/487/resize/d51782-487-b8051bd55cf67d82850e-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/51782/487/resize/d51782-487-c56b487d7fe8a3b2d83a-1.png ]

 
 アステラス製薬の研究担当CScO(Chief Scientific Officer)である志鷹 義嗣は、「このたびの拠点開設を嬉しく思います。オープンイノベーションの新たな拠点において私たちは、がん微小環境研究分野の革新的な専門性、技術を持つパートナーを広く求めています。アステラス製薬の創薬ケイパビリティと、アカデミアやベンチャー企業などが有する知見を融合することによって、がん治療薬の研究が加速し、革新的な医薬品を創出できることを期待しています。また、本活動を通じて柏の葉スマートシティのエコシステムのさらなる成長に貢献していきます」と述べています。

 三井不動産の柏の葉街づくり推進部長である山下 和則は、「アステラス製薬の拠点開設を心より歓迎いたします。柏の葉エリアでは公民学連携でスマートシティの構築が進んでおり、ライフサイエンス領域においてもアカデミアや企業が横断連携した医療・ヘルスケア関連の取り組みや研究開発シーズの社会実装を支援するコミュニティの形成等、イノベーションを生むエコシステムの構築が進んでいます。当社も、イノベーション促進の場の整備・コミュニティ構築に取り組むことで、TME iLabの発展および革新的な医薬品の創出等の産業成長に寄与していきます」と述べています。

【 三井リンクラボ柏の葉 1 】
■所在地:千葉県柏市柏の葉 6 丁目 6 番 2 号
■アクセス:つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅よりバス利用 3 分、
「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド前(税関研修所)」バス停より徒歩 3 分
[画像3: https://prtimes.jp/i/51782/487/resize/d51782-487-379e9ebeb64c7fbf6917-2.jpg ]


【アステラス製薬について】
アステラス製薬は、世界70カ国以上で事業活動を展開している製薬企業です。最先端のバイオロジーやモダリティ/テクノロジーの組み合わせを駆使し、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する革新的な医薬品の創出に取り組んでいます(Focus Areaアプローチ)。さらに、医療用医薬品(Rx)事業で培った強みをベースに、最先端の医療技術と異分野のパートナーの技術を融合した製品やサービス(Rx+(R))の創出にも挑戦しています。アステラス製薬は、変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えていきます。アステラス製薬の詳細については、(https://www.astellas.com/jp/)をご覧ください。

【三井不動産について】
三井不動産は、街づくりを通じて社会課題の解決に挑戦し、新たな価値を創っていく総合デベロッパーです。柏の葉スマートシティは国内屈指のアカデミアや医療施設が集まる知の集積地であり、「三井リンクラボ柏の葉 1」、国立がん研究センター東病院の敷地内に立地するがん患者さんをサポートするホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」の他、オフィス・商業施設・実証モビリティフィールドなど、さまざまな施設が賑わいを生み出しています。公民学連携で、スタートアップや大学の技術を活用した実証実験にも積極的に取り組んでいます。(柏の葉スマートシティ: https://www.kashiwanoha-smartcity.com/

*1 Principal Investigator (PI):アステラス製薬の研究専門職の一つ。
*2 「三井リンクラボ オープンイノベーション支援プログラム」の詳細は、2023年5月18日に発表しているプレスリリースをご参照ください。https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0518_02/

注意事項(アステラス製薬)
このプレスリリースに記載されている現在の計画、予想、戦略、想定に関する記述およびその他の過去の事実ではない記述は、アステラス製薬の業績等に関する将来の見通しです。これらの記述は経営陣の現在入手可能な情報に基づく見積りや想定によるものであり、既知および未知のリスクと不確実な要素を含んでいます。さまざまな要因によって、これら将来の見通しは実際の結果と大きく異なる可能性があります。その要因としては、(i)医薬品市場における事業環境の変化および関係法規制の改正、(ii)為替レートの変動、(iii)新製品発売の遅延、(iv)新製品および既存品の販売活動において期待した成果を得られない可能性、(v)競争力のある新薬を継続的に生み出すことができない可能性、(vi)第三者による知的財産の侵害等がありますが、これらに限定されるものではありません。また、このプレスリリースに含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。



プレスリリース提供:PR TIMES

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