• トップ
  • リリース
  • バーチャルツイン・エクスペリエンスを活用して重症化リスクの高い患者の保護と医療従事者の教育を支援するためにダッソー・システムズとパリ公立病院連合 サン・ルイ病院が連携

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

ダッソー・システムズ株式会社

バーチャルツイン・エクスペリエンスを活用して重症化リスクの高い患者の保護と医療従事者の教育を支援するためにダッソー・システムズとパリ公立病院連合 サン・ルイ病院が連携

(PR TIMES) 2024年03月12日(火)17時15分配信 PR TIMES

・ダッソー・システムズは、医療関係者が飛沫感染におけるリスクを把握し、患者の治療や看護を最適化できるようにするための、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用したバーチャルツイン・エクスペリエンスを開発
・シミュレーションと拡張現実技術(AR)を利用し、透析室内でウイルス粒子が空気中に拡散していく様子を、様々な条件下で視覚化し予測
・バーチャルツインの活用により、医療従事者間で危機管理の意識が高まり、ヘルスケア業界全体で変革の推進が可能に
※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2024年2月27日に発表したリリースの日本語参考訳です。


ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8, DSY.PA、以下ダッソー・システムズ)は本日、パリ公立病院連合サン・ルイ病院と連携し、飛沫感染におけるリスクを把握し、患者の治療や看護を最適化するために、気流シミュレーションと拡張現実体験(AR)を組み合わせたソリューションを開発したことを発表しました。


ダッソー・システムズが生み出した独自の学習体験には、週に50人の患者が透析を受ける病室内室を再現したバーチャルツインが組み込まれています。これにより、医師や看護師はウイルス粒子が空気中に拡散していく様子を正確に把握し、免疫力の低下した患者を治療する上で、病室の換気やマスクの着用がいかに重要な役割を果たすのかを理解できるようになりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6067/487/6067-487-4f393ca571fa9b84b3f46205e828514a-866x594.jpg ]

ダッソー・システムズは、病院の設計図を基にバーチャルツインを作成し、実際との相違がないように自社製品であるHomeByMeのモバイルアプリを使用して3Dスキャンを行った透析室のデータと組み合わせました。その後、3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤としたSIMULIAアプリケーションを採用し、室内の換気、医療機器と患者の位置、マスク着用の有無、患者の呼吸やその気流速度など、様々な条件下で飛沫やそれらに含まれるウイルス粒子が空気中を伝播する様子を視覚化し、シミュレーションで予測しました。こうした情報を元に、実際の環境にバーチャル・シミュレーションを映し出す拡張現実(AR)体験を開発しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6067/487/6067-487-969e3ea9bb39107e6247ac703da2fbeb-780x419.png ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/6067/487/6067-487-95823830f14b5d94acae58cdd52e71f8-780x306.png ]

パリ公立病院連合 サン・ルイ病院の担当医師であり、感染予防・対策チームの責任者でもあるギョーム・メロン博士は、次のように述べています。「ダッソー・システムズは、既にパリ市内の別の病院で本プロジェクトに取り組んでおり、最高水準の医療を提供するという我々の使命を理解していました。彼らのソリューションを活用することで、我々は飛沫が発生する様子を視覚化し、患者から患者へどのように拡散していくのかを把握することができました。この驚くほど革新的な学習体験は、医療従事者の院内における飛沫による交差感染のリスクに対する意識を高め、我々の期待を超える成果をもたらしました」

ダッソー・システムズのライフサイエンス&ヘルスケア業界担当バイスプレジデントであるクレア・ビオは、次のように述べています。「バーチャルツインは、今後数年間で患者の治療や看護、そして感染予防に変革をもたらしていくでしょう。我々は多くの主要な医療機関と共に、既にいくつかのプロジェクトを実施しています。そうした取り組みを通して、当社のバーチャルツイン技術が、医療業界においていかに役立つことができるのかを実証することができました。ダッソー・システムズとパリ公立病院連合 サン・ルイ病院の長年にわたる連携により、医療従事者は、我々の技術を利用することができます。また、本パートナーシップにより、サン・ルイ病院が掲げる使命の実現とヘルスケア業界全体での変革を推進し、患者への治療の効果を向上させていきます」


(以上)
パリ公立病院連合 サン・ルイ病院とのお客様事例について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.3ds.com/insights/customer-stories/hopital-saint-louis-airflow-simulation


ダッソー・システムズのライフサイエンスおよびヘルスケア業界向けソリューション体験についての詳細はこちら:https://www.3ds.com/ja/industries/life-sciences-healthcare


ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.3ds.com/ja

ダッソー・システムズとつながるソーシャル・アカウント
X
https://twitter.com/3dsjapan
Facebook
https://www.facebook.com/DassaultSystemesNippon
LinkedIn
https://jp.linkedin.com/company/dassaultsystemes
YouTube
https://www.youtube.com/user/3DSJapan

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る