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サイバネットシステム

VR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」最新バージョンV7.0 販売開始のお知らせ

(PR TIMES) 2024年03月25日(月)17時15分配信 PR TIMES

製造・生産技術分野に特化した機能が強化され、より効率的で実機を用いた状況に近い設計レビューが可能になりました


サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:白石 善治、以下「サイバネット」)は、サイバネットが販売・サポートするVR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」V7.0の提供を2024年3月25日から開始することをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4714/481/4714-481-07914870e003217729017514e2c1cd29-852x301.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

バーチャルデザインレビューとは
バーチャルデザインレビューは、VRを利用したコミュニケーションツールです。3D CADの形状をデータ変換等の手間をかけず直接VR空間に投影させ、遠隔地のメンバーを含む複数人が同一のVR空間の中でコミュニケーションを取りながらレビューすることができます。その場で設計を変更し、リアルタイムにVR空間で確認することも可能です。
普段CADを利用しない担当者や生産担当者が設計レビューをしやすくなるほか、設計変更等の情報を有効に共有することで手戻りを軽減し、開発にかかるコストや時間を削減します。

バーチャルデザインレビューは2017年の販売開始以降、設計レビューの効率化や操作性向上に向けたアップデートを継続的に行ってきました。今回のバージョンでは、製造・生産分野のお客さまからのニーズに特化した機能が追加・強化され、製造ラインの最適化や、操作・組立トレーニングといった業務の効率化に貢献します。
■バーチャルデザインレビューV7.0で追加・強化された機能
点群データの読み込みに対応し、CADデータのない建物の内部構造もVR空間に表示可能に

3DレーザースキャナーやLiDAR(※1)などのセンサー技術が進化し、高精度で大量の点群データを迅速に取得できるようになったことに伴い、「工場内などで収集した点群データをVR空間に投影し、設計レビューで活用したい」という声がお客さまから聞かれるようになりました。
このような要望に答え、バーチャルデザインレビューV7.0では点群データ(LAS形式)のインポートに対応しました。これにより、CADモデルのない建物の内部構造なども、3Dスキャンによる点群データがあればVR空間で表示可能になりました。
工場やプラントの実際の光景とCADモデルを重ねて表示できるため、例えば工場に新しい装置を導入する場合、意図した場所への設置可否や、装置設置後の作業者の導線などを検討できます。また、製造ラインをVR空間に再現し、技術者のトレーニングに役立てることも可能です。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4714/481/4714-481-1584cfb0970d16c946635a5b01134436-300x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
室内の点群データをVR空間に重ね合わせた例
部品の移動を支援するガイド機能が追加され、レビューの効率化に寄与
VR空間で移動させた部品を元の位置に戻すための支援機能を追加しました。この機能が有効になっている時に部品を移動すると、元の位置がガイド表示され、ガイドの近くで手を離すと、部品は自然に元の位置に戻ります。
部品の組付け位置をわかりやすく確認できるため、組立工程の研修などに活用が可能です。元の位置に近づけるだけで正確な位置に部品を戻すことができ、VR機器の操作に不慣れな人でもスムーズに使うことができます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=jze9TuyfWHI ]
移動させた部品が元の位置に戻る様子(動画)

両手操作により、実機を用いた状況に近いレビューが可能に
これまでのバージョンでは片方のコントローラだけでCADモデルの部品を操作していましたが、本バージョンでは両手のコントローラを使って部品を操作できるようになりました。例えば、以下のような動きをVR空間で再現しやすくなり、実機を用いた状況に近いレビューが可能になります。

●両手で部品を動かした後、片方のコントローラを工具表示に切り替え、工具と部品との干渉チェックを行う。
●工具と部品を持つ手を入れ替える。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4714/481/4714-481-e7d3364f076d3a7849626747a35618dd-400x300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
両手でCADモデルを操作する様子
■体験会のお知らせ
サイバネットでは、バーチャルデザインレビューの個別体験会を定期的に開催しています。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/4714/table/481_1_9d9c881cbcde0b9d543c822416b28183.jpg ]
バーチャルデザインレビューの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/ar-vr/products/vdr/


注釈
※1:LiDAR (らいだー):Light Detection and Ranging(光による検知と測距)。光を利用して距離を測定し、環境や物体の三次元形状を取得するためのセンシング技術。

サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、CAE(※)のリーディングカンパニーとして、30年以上にわたり製造業の研究開発・設計関係部門、大学・政府の研究機関等へ、ソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティングを提供しています。また、IT分野では、サイバー攻撃から情報資産を守るエンドポイントセキュリティやクラウドセキュリティなどのITセキュリティソリューションを提供しています。近年では、IoTやデジタルツイン、ビッグデータ分析、AI領域で、当社の得意とするCAEやAR/VR技術と組み合わせたソリューションを提案しています。
企業ビジョンは、「技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを」。日々多様化・複雑化する技術課題に向き合うお客様の課題を、期待を超える技術とアイデアで解決し、更にその先の変革へと導くことを目標に取り組んでまいります。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/

※ CAE(Computer Aided Engineering):ものづくりの研究・開発工程において、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすことで、開発期間や資材コストを大幅に削減できるメリットがある。

※記載されている団体名、ブランド名、製品名、サービス名は、各所有者の商標および登録商標です。

【本件に関するお問い合わせ】
サイバネットシステム株式会社
- 内容についてデジタルエンジニアリング事業本部 マーケティングソリューション事業部マーケティング企画推進部/荒井E-MAIL:cnc-info@cybernet.co.jp- 報道の方はコーポレートマーケティング部/山本E-MAIL:prdreq@cybernet.co.jp



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