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株式会社イトーキ

イトーキ、 RFIDのロケーションテックカンパニー・RFルーカス株式会社へ出資

(PR TIMES) 2024年07月02日(火)15時45分配信 PR TIMES

RFID位置特定技術を活用したオフィス家具のIoT化と、高度なアセットマネジメントを支援するアプリケーションの共同開発をスタート

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:湊 宏司)は、RFIDのロケーションテックカンパニーであるRFルーカス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:浅野 友行)へ出資したことをお知らせします。

RFIDをオフィス家具に付与することで、家具のIoT化を実現。オフィスデータを活用したコンサルティングサービス「Data Trekking」の質的向上を図ります。また、オフィス家具のセンシングデータを収集するアプリケーション「Office Asset Finder(仮称)」を開発し、高度なアセットマネジメントをサポートする新サービスの実現を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-7203381bc084f9e0ea07c2c57f2634d4-650x363.png ]

出資背景


当社はワークプレイス事業において、Office1.0をオフィス家具の製造・販売、Office2.0を空間ベースのソリューション提供ビジネス、Office3.0をデータ活用による働き方ベースのオフィスDXと捉えビジネスを展開しています。2024年2月にはオフィスデータを活用したコンサルティングサービス「Data Trekking」をローンチ。同年3月にはAIスタートアップ企業と「オフィスデザイン自動生成AIサービス(仮称)」の開発をスタートし、競争優位性の高いOffice3.0領域に力を入れています。

RFルーカス株式会社は、電波を用いてICタグの情報を読み書きする自動認識技術「RFID」に独自の先進技術を掛け合わせることで、モノの所在とその移動の可視化に強みがあります。オフィス家具のIoT化で、オフィスデータの収集を強化し、新サービスの開発へ繋げるため、同社へ出資するに至りました。

開発内容


オフィス家具のIoT化は、RFIDの技術をオフィス家具に実装し、RFルーカス社の保有する電波位相解析という特許技術による正確な位置特定を通して可能となります。今後、収集されたオフィス家具の所在や履歴、利用データは、様々なオフィスデータを集約・統合・活用するイトーキ独自のプラットフォーム「OFFICE A/BI PLATFORM」上に統計的に蓄積され、スペースの稼働データや従業員の活動状況データ、個人と組織のパフォーマンス・コンディションデータなど他のオフィスデータと掛け合わせることで「Data Trekking」の質的向上につなげていきます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-677c1233086a90f7bc31ac8dce74bfe4-1280x720.jpg ]

   図:共同開発するアプリケーションと「Data Trekking」の位置づけ

さらに、位置特定技術を活用し、イトーキの持つ製品情報など家具のデータベースと連携させることで家具の所在を迅速に把握できるアプリケーション「Office Asset Finder(仮称)」を開発します。これにより、従来の什器・備品管理やリニューアル計画時に膨大な工数と時間を費やしていた、オフィス家具などのアナログな棚卸作業を大幅に軽減し、高度なアセットマネジメントをサポートする新サービスの実現を目指します。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-ef3777c13acfd9cabef0d4ba60654b9f-996x680.png ]

   図:Office Asset finder(仮)のイメージ

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-cf8ba5b34669e6454d669885d133933e-1280x720.jpg ]


※収集された個人情報は安全管理対策のために暗号化して保存を行います。また分析の際に、すべて別の仮名IDに変換し、個人が特定出来ない形でデータを取り扱います。

株式会社イトーキ 代表取締役社長 湊宏司のコメント


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-ea1dc8f7097b3be26c908f8a46a959db-2453x2454.jpg ]

当社では本年度よりスタートした新中期経営計画の3カ年を拡大・創出フェーズと位置付けています。今回のRFルーカス様への出資は、オフィス家具のIoT化の第一歩を踏み出すものです。家具の個別データの積極活用により「Data Trekking」の質的向上を図り、お客様のオフィス運用における新しいビジネスモデルの構築に努めてまいります。ご期待ください。

RFルーカス株式会社 代表取締役社長 浅野 友行氏のコメント


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32317/463/32317-463-71555e2353dfc274bee955fde9188a76-165x166.png ]

当社はミッションとして、「透明な社会の実現」を掲げており、通信手段を持たなかったモノにもRFIDを使ってデータを取得することで、実社会の情報化に取り組んでいます。昨今、RFIDの活用は急速に広がっており、在庫管理だけではなくアセットマネジメントにも活用可能です。今回のイトーキ様との資本業務提携は、オフィス家具という新たな領域にRFIDの活用を拡大し、より広く社会課題を解決して、事業を加速させるための一歩となります。


【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
ハイブリッドワークが普及し働く場所や働き方の多様化が進むなか、生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、これからの新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しています。


【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ ソリューション開発統括部ソリューション推進部
TEL : 03-6910-3910



プレスリリース提供:PR TIMES

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