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HEAT20の家づくりを支援する「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」に業界初となる地域補正機能を追加し、提供開始

(PR TIMES) 2024年03月01日(金)15時15分配信 PR TIMES

株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、設計支援ツール「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」に業界初(※1)となるHEAT20の地域補正機能を追加し、2024年3月1日より提供を開始します。
※1 LIXIL調べ、HEAT20の地域補正値の採用を支援する無償ツールとして
HP: https://www.biz-lixil.com/service/proptool/shoene/
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-cd015284d666a27c4d618a6d2271f087-1788x1454.png ]

近年、住宅に備えるべき断熱性能として、暖房期の最低室温の確保と暖房エネルギー削減の両立を目指したHEAT20への注目が高まっています。また、HEAT20は気候や地域特性が多岐にわたる日本において、建設地に見合った断熱性能を確保できる点も特色の一つです。
HEAT20は建設地の最寄りのアメダス観測所(約800地点)の気象データに基づき、必要な断熱性能値を地域毎に補正して求めるため、精緻な断熱性能を求めることができます。しかし、この地域補正の必要性についてはあまり周知が進んでおらず、手間も要することから、代表都市における必要断熱性能として例示されている値を、所在する地域区分の全域に共通した基準値として用いられているケースが多いのが現状です。
そこで、LIXILはHEAT20の地域補正を簡単にするために、建設地の住所を入力するだけで最寄りの複数のアメダス観測所を地図上にプロットし、建設地からの距離や標高差、暖房負荷も表示する技術を開発し、住宅の設計者様に無償提供している「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」の機能として追加し、公開します。(※2)これにより、アメダス観測所を選択するだけで、地域補正された断熱性能値(※3)を一目で確認することが可能になります。また、設計している住宅の地域補正値への適合判定や、エンドユーザーさまにHEAT20や地域補正を説明するための提案書も自動で出力されますので、これまで以上に、住宅事業者様はHEAT20の家づくりに取り組みやすくなります。
LIXILでは、今後も住宅の高性能化を推進し、豊かで快適な暮らしの実現に貢献します。

※2 本機能は「HEAT20住宅シナリオの普及に寄与するツール」として、HEAT20公式HPでも紹介される予定です。
※3 HEAT20住宅シナリオの1.暖房期最低室温(OT)・3%タイル値と3.平成28年省エネ基準からの暖房負荷削減率に対応しています。


参考資料


■HEAT20の外皮性能について
断熱性能等級4〜7などは8つの地域で区分し断熱性能の基準を定めているのに対し、HEAT20は建設地の最寄りのアメダス観測所(約800地点)の気象データに基づき、必要な断熱性能値を地域毎に補正して求めるため、より精緻に建設地に見合った断熱性能を確保できます。
しかし、この地域補正の必要性についてはあまり周知が進んでおらず、手間も要することから、以下の表のように「東京のG2:UA=0.46W/(m2K)」等の代表都市における必要断熱性能として例示されている値が、その代表都市が所在する地域区分の全域に共通した基準値として用いられているケースが多いのが現状です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-1bc5b23e79d57e35ab4c50e342efdf39-1295x366.png ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-2dc8e7e1d7cedec7096eb73b3c3c3c2a-637x407.png ]

この代表都市の断熱性能値を採用した場合、代表都市よりも温暖な地域では必要性能に対してオーバースペックとなり、本来必要な断熱性能を確保するよりも余計にコストをかけていることになります。(下図の函館市・つくば市・浜松市等の地域が該当しています。)
一方、代表都市よりも寒冷な地域では暖房期の最低室温や暖房エネルギー削減量がHEAT20の住宅シナリオの基準を満たしていない可能性もあります。(下図の長岡市・金沢市・京都市等の地域が該当しています。)

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-5c830abbad3a2c319d8d3dad8c4ae603-962x621.png ]


■LIXIL 省エネ住宅シミュレーションについて
HP:https://www.biz-lixil.com/service/proptool/shoene/

設計者様は「LIXIL省エネ住宅シミュレーション」でアメダス観測所を選択するだけで、地域補正された断熱性能値を一目で確認することが可能です。また、設計している住宅の地域補正値への適合判定や、さらにエンドユーザー様にHEAT20や地域補正を説明するための提案書も自動で出力されます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-5dbb731db55d2835819583baec08a1d2-1127x452.png ]


■その他LIXILのHEAT20訴求への取り組みについて
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15099/463/15099-463-e27c4a1cacb55d9e48b0047a23a965c8-1920x1080.jpg ]

LIXILでは住宅の建設を検討されているエンドユーザーさまを対象として、HEAT20のメリットを簡単にご理解頂き、HEAT20 G2の室内環境を疑似体験することができる動画を公開しています。
多くの方にご視聴頂き、住宅事業者様がエンドユーザーさまへHEAT20の家づくりをお勧めし易くなったと、大変ご好評を頂いています。
「HEAT20の家づくり」 動画(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=bj6CMEbDba0

■提供地域
全国

■提供時期
2024年3月1日(金)〜


About LIXIL
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して、世界をリードする技術やイノベーションで、人びとのより良い暮らしに貢献しています。現在約55,000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することで、毎日世界で10億人以上の人びとの暮らしを支えています。
株式会社LIXIL(証券コード: 5938)は、2023年3月期に1兆4,960億円の連結売上高を計上しています。
LIXILグローバルサイト:https://www.lixil.com/jp/
LIXIL Facebook(グローバル向け):https://ja-jp.facebook.com/lixilglobal/ 
LIXIL Facebook(日本国内向け):https://www.facebook.com/lixilcorporation



プレスリリース提供:PR TIMES

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