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恩田陸のミステリ・ロマン大作『鈍色幻視行』とその作中作『夜果つるところ』がダブル重版決定!

(PR TIMES) 2023年07月05日(水)15時15分配信 PR TIMES

株式会社集英社(本社:東京都千代田区)から2か月連続で刊行された恩田陸氏による新刊2作の重版が決定いたしました。
『鈍色幻視行』は15年の連載期間を経たミステリ・ロマン大作。そして『夜果つるところ』は、『鈍色幻視行』に登場する作家・飯合梓が遺した“呪われた小説”という位置づけである作中作の単行本化。「本格的にメタフィクションをやってみたい」という著者渾身の挑戦作です!
[画像: https://prtimes.jp/i/11454/456/resize/d11454-456-f57e1faebc107444f446-0.jpg ]

どちらも独立した物語ながら、2冊あわせて読むと作品の世界観をより深く堪能できます。
また『夜果つるところ』は単行本では珍しいリバーシブルカバー仕様。恩田陸と飯合梓、「二人の作家」の存在を味わうことができる、紙の本ならではの仕掛けが施されています。著者とデザイナーの思いの詰まった装丁をぜひ店頭でご覧ください。
『夜果つるところ』は7月20日頃から、『鈍色幻視行』は7月31日頃から重版分が店頭に並ぶ予定です。

■特設サイト
https://lp.shueisha.co.jp/ondariku/
体験まんが、登場人物紹介などを掲載。

■恩田陸氏インタビューPV
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=JuFkH2uGptA ]


■『鈍色幻視行』作品紹介
撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹らを始めとする、『夜〜』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜〜』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて--。

書誌情報
発売日:2023年5月26日(金)
定価:2,420円(10%税込)
四六判ハードカバー 656ページ
ISBN:978-4-08-771430-2
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771430-2

■『夜果つるところ』作品紹介
遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。身の回りのことを教えてくれる育ての母・莢子。無表情で帳場に立つ名義上の母・文子。ある時、「私」は館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。着流しの笹野、背広を着た子爵、軍服の久我原。なぜか彼らに近しさを感じる「私」。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで……。
謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。
『鈍色幻視行』の登場人物たちの心を捉えて離さない、美しくも惨烈な幻想譚。

書誌情報
発売日:2023年6月26日(月)
定価:1,980円(10%税込)
四六判変型ハードカバー 288ページ
ISBN:978-4-08-771431-9
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771431-9

■著者略歴
恩田陸(おんだ・りく)
1964年生まれ、宮城県出身。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選出された『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と本屋大賞を受賞。ミステリ、ホラー、SFなど、ジャンルを越えて多彩な執筆活動を展開する。他の著書に、『スキマワラシ』『灰の劇場』『薔薇のなかの蛇』『愚かな薔薇』『なんとかしなくちゃ。青雲編』など多数。

プレスリリース提供:PR TIMES

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