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ダッソー・システムズ株式会社

欧州宇宙機関(ESA)とダッソー・システムズが欧州全域の宇宙開発スタートアップや起業家の支援に向けてLOI(意向表明書)に調印

(PR TIMES) 2023年03月30日(木)14時45分配信 PR TIMES

・欧州の主要な宇宙機関と科学に基づくテクノロジー企業が、新宇宙産業のスタートアッイノベーション開発を促進するために連携
・LOI(意向表明書)の調印により、ドイツで構築されたESAビジネス・インキュベーション・センター(ESA BIC)のバイエルン拠点とダッソー・システムズの間の既存の協力関係を欧州全域のESA BICへ拡大することを目指す
・欧州のスタートアップは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3DEXPERIENCE Labのメンタリングサービス、ネットワーク支援の利用が可能に

※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2023年3月8日に発表したリリースの日本語参考訳です。
[画像: https://prtimes.jp/i/6067/453/resize/d6067-453-f6082c4981dcad0f9320-0.jpg ]

ダッソー・システムズ(Euronext Paris:FR0014003TT8、DSY.PA)と欧州宇宙機関(ESA)は本日、新宇宙産業のイノベーションを目指すスターアップ企業や起業家を支援するためのLOI(意向表明書)に調印したことを発表しました。この発表は、パリ・スペースウィークの開幕に先駆け、ダッソー・システムズのフランス本社で開催されたイベント「ニュー・スペース・ネットワーキング」で行われました。

両組織は連携し、民間企業による宇宙の商業利用に向けて、イノベーションを開発するためのテクノロジー、メンタリング、ネットワーク支援などを提供するとともに、欧州のESAビジネス・インキュベーション・センターのネットワーク内で新宇宙産業のスタートアップ事業を育成、促進していきます。この合意は、2022年にドイツで構築されたESA BICのバイエルン拠点とダッソー・システムズの間の既存のパートナーシップを強化するもので、今後は欧州全域のESA BICに拡大することを目指します。

近年、創造的破壊をもたらすスタートアップが、人工衛星、宇宙旅行や探査、航空宇宙システムなどに従来の産業の流れを変える新しい概念を取り入れています。これはデジタル技術の進歩により実現できており、ダッソー・システムズとESAは、宇宙イノベーションの成功にデジタル化が重要であることを認識しています。

そこでダッソー・システムズは自社のオープンイノベーションラボである3DEXPERIENCE Labを通じてESAと連携し、ESA BICネットワーク内のスタートアップ企業が3DEXPERIENCEプラットフォーム・オン・クラウドを利用できるようにすることで、新宇宙産業のイノベーションを新たな段階に推し進めていきます。このプラットフォームは、新たな宇宙船のコンセプト化、設計、製造、検証、認証、維持を可能にする新たな手法を提供します。さらに、3Dバーチャル環境でプロジェクトを設計し、チームや世界中のメンターネットワークとの連携を効率化する業界トップクラスのアプリケーションを活用することができます。

ESAの商業化・産業化・調達部門責任者であるジェラルディン・ナジャ氏は、次のように述べています。「ESA BICネットワークは、これまでに1,300社以上のスタートアップ企業を支援してきました。商業化・産業化・調達部門では、提携先や投資家ならびに組織内の他のESAプログラムとの架け橋になることを通じて、これらの企業の生産規模を拡大する過程でさらなる支援を提供していくことを目標としています。また当機関も彼らから学びながら、未来の宇宙エコシステムを具体化するために新宇宙産業ビジネスを取り入れています」

ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイス・プレジデントであるデビッド・ジーグラーは、次のように述べています。「私たちは宇宙に押し寄せるイノベーションの波の最前線にいます。10年後には地球を周回する人工衛星の数は、現在より10倍以上になっているでしょう。誰もが宇宙の探査や利用に参加できるようになると、この領域で新たな可能性を切り拓くことができるため、こうしたイノベーション競争が欧州の新宇宙産業のスタートアップ企業全体で盛り上がりを見せています。ダッソーシステムとESAの連携により、さらに革新的なテクノロジーの設計、製造、検証、運用を促進し、新たなグローバル宇宙経済を推進することができます」

欧州の主要な宇宙機関であるESAは、29拠点で構成されるESAビジネスインキュベーションセンターネットワークを有し、宇宙を活用するアイデア、スタートアップ、イノベーションの開発を支援しています。この40年間に、ダッソー・システムズが革新的な先例を打ち立ててきたことによって、航空宇宙産業の企業は新たな産業セクターを創造し、既存の産業セクターを変革してきました。その成功事例として、デジタルで初めて全体を設計開発した航空機から、電動垂直離着陸機や太陽光発電飛行の進歩、そして、いつか他の惑星での生活を支えるかもしれない循環型環境などがあります。

詳細はこちら:
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCEプラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja

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(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。 より詳細な情報はホームページ、 https://www.3ds.com/ja(日本語)、 https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA および IFWE は、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES

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