プレスリリース
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愛知県豊橋市にある病院「豊橋市民病院」は、新型コロナウイルス感染症のような新たな感染症の発生に備えるため、感染症病棟を開設し、2024年4月19日(金)から稼働を始めます。病床10床はすべて個室で、室内のウイルスが外に流出しないように陰圧化しており、異なる感染症の患者を同時に受け入れることも可能です。
東三河の中核病院が新興感染症流行に備える
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地域医療支援病院として豊橋市民病院は、救命救急センターや、質の高い医療でお母さんと赤ちゃんの健康をトータルサポートする総合周産期母子医療センターなどを備え、地域がん診療連携拠点病院としての役割も担っています。
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また、東三河で唯一の感染症病床を有する第二種感染症指定医療機関でもある豊橋市民病院。既に知られている結核やはしか、新型インフルエンザ、HIVなどの感染症から、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症などの新しい感染症にも対応しています。新型コロナウイルス感染症拡大の際には、患者の増加に伴い、一般病床を専用病床に転用して対処してきました。感染症病棟では、新興感染症の流行にも備えていきます。
院内感染リスク低減する陰圧個室
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感染症病棟は南病棟の隣接地に建設。鉄骨平屋建てで、延べ床面積は約908平方メートルです。病室10室のほか、診察室やエックス線撮影室、スタッフステーションなどを備えています。病室はすべて陰圧の完全個室になっています。病室内の空気やウイルスが室外に流出しないよう室内の気圧を低くするための陰圧装置を設置し、院内感染リスクの低減を図っています。総工費は約13億円で、2022年11月から工事が進められていました。
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さまざまな感染症患者を同時に受け入れ可能
病室のほか、廊下やスタッフステーションなど、それぞれの気圧を個別に管理し、空気を制御することができる空調設備を導入。これにより、感染症病棟では、異なる感染症の患者を同時に受け入れることが可能になりました。
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2024年4月19日(金)にはしゅん工式と内覧会が行われ、関係者約30人で病棟の完成を祝いました。豊橋市民病院は、東三河の中核病院として、高度で安全な医療を提供していきます。
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プレスリリース提供:PR TIMES