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プレスリリース

スズケンとFRONTEO、「会話型 認知症診断支援AIプログラム」事業について提携契約を締結

(PR TIMES) 2022年03月01日(火)22時10分配信 PR TIMES

株式会社スズケン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:宮田浩美、以下「スズケン」)と株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏、以下「FRONTEO」)は、「会話型 認知症診断支援AIプログラム」事業に関し、提携契約を締結しました。
スズケンとFRONTEOは、2021年11月に基本合意を締結し、国内初となるAI医療機器プログラム専用の配信・流通システムの構築に取り組むとともに、会話型 認知症診断支援AIプログラム事業について協業することとしています。この度の提携契約により、本事業について正式に合意されました。

会話型 認知症診断支援AIプログラムは、FRONTEO独自のAI技術を活用し、医療従事者と患者との間の5〜10分程度の会話を解析して患者の認知機能障害の有無を判定するものです。自然言語を用いて認知症を診断する世界初のAI医療機器として、2021年4月に臨床試験を開始、同12月に目標登録症例数を達成し、現在、薬事承認申請に向けたプロセスを進めています。

スズケンとFRONTEOは、本プログラムを始めとするAI医療機器の早期市場浸透ならびに市場拡大、安定供給の実現を図るとともに、医療におけるDX推進に貢献してまいります。

本件単独による両社の当期業績への影響については軽微ですが、開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。

■スズケンについて https://www.suzuken.co.jp/
スズケングループは、事業領域を「健康創造」と定め、中核事業である医療用医薬品の卸売だけではなく、新たな医薬品の研究・開発・製造、医薬品メーカー支援、保険薬局、そして介護に至るまで、医療と健康に関わる事業を総合的に展開しています。また、医薬品卸売業としては唯一、医薬品メーカーから卸、さらに卸から医療機関・保険薬局までの物流機能(「医療流通プラットフォーム」)を有し、メーカー、医療機関、保険薬局、さらには患者さま視点で、多様化・高度化する医療流通ニーズにワンストップで対応できる強みを持っています。

■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「Concept Encoder」、「Looca Cross」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や「デジタルフォレンジック調査」などのリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。同事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経済安全保障へと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。2021年1月第一種医療機器製造販売業許可を取得(許可番号:13B1X10350)、同9月管理医療機器販売業を届出(届出番号:3港み生機器第120号)。資本金2,973,975千円(2021年3月31日現在)。

■会話型 認知症診断支援AIプログラムについて
URL: https://lifescience.fronteo.com/aidevice/dementia/
「会話型 認知症診断支援プログラム」(AI医療機器)は、FRONTEO独自の自然言語解析AI「Concept Encoder」を利用し、医師と患者との間の5〜10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるシステムです。FRONTEOは、本システムが超高齢化社会を迎えた日本において重要な課題である認知症対策に加え、遠隔医療をはじめとするデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などに貢献できるものと考えています。2021年4月に臨床試験を開始し、現在、早期製造販売承認取得・早期上市に向けて取り組んでいます。特許登録番号:特許第6733891号

■Concept Encoderについて
URL:https://lifescience.fronteo.com/technology/conceptencoder/
「Concept Encoder」は、FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。Concept Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。特許登録番号:特許第6346367号

※FRONTEO、KIBIT、conceptencoderはFRONTEOの日本における登録商標です。

本プレスリリースは、スズケンとFRONTEOの共同プレスリリースです。両社から重複して配信される場合がございますので、ご了承ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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