プレスリリース
アフリカ地域の電力セクター向けに効率的な配電を可能にするデータソリューションおよびグリッド管理ソフトウェアを展開するBeacon Power Servicesへ出資
グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、日揮みらい投資事業有限責任組合(以下、JGC MIRAI Innovation Fund)は、アフリカ地域の電力セクター向けに効率的な配電を可能にするデータソリューションおよびグリッド管理ソフトウェアを展開するBeacon Power Services(所在地:ガーナ、ナイジェリア / 以下、BPS)へ出資を実行したことをお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47342/440/47342-440-b0ea6537ffbdec1f75a672652cbcfb27-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アフリカ各国では発電量自体に課題がある一方で、発電後の送配電時における課題も根深く、サブサハラ地域のみでも年間約US$5B(約7,500億円)に及ぶ損失が発生しています。BPSはアフリカ独自の電力セクターのニーズに応えるデータドリブンなソリューションを展開することで、電力会社が国内の電力網を効率よく管理できるソリューションを提供しています。
BPSの製品はすでにガーナで大きな成長を遂げており、国有企業であるガーナ電力公社(ECG)の業務の完全デジタル化を支援しました。その結果、500万人以上の顧客に安定した電力が供給され、わずか2年でECGの収益を倍増させることに成功しました。2022年のシードラウンド以降、BPSのチームは大幅に拡大し、現在はナイジェリア、ガーナ、ケニア、ザンビア、アメリカで200名以上を雇用しています。
グローバル・ブレインは、アフリカ電力セクターにおけるデジタル化市場の成長ポテンシャルと現場オペレーションに強い経営チームを高く評価し、今回の出資を決定いたしました。今後、グローバル・ブレインと日揮グループが連携し、BPSの事業成長に貢献してまいります。
■BPSについて
所在地 ガーナ、ナイジェリア
代表者 Bimbola Adisa
URL https://beaconpowerservices.com/
■JGC MIRAI Innovation Fundについて
登記上の名称 日揮みらい投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 50億円
運用期間 10年間
有限責任組合員 日揮ホールディングス株式会社、日揮株式会社
投資対象 安全・安心で持続可能な社会システムに関連したスタートアップ企業/日揮グループとの協業が見込めるスタートアップ企業
■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com/
プレスリリース提供:PR TIMES