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D2C・EC支援会社「いつも」が、生花店のEC事業をM&A後、閑散期の売上高が約2.5 倍に増加(法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」経由)

(PR TIMES) 2022年11月15日(火)21時15分配信 PR TIMES

老舗地域ブランドとECの掛け算で売上を伸ばす「共成長M&A」モデル

Visionalグループの株式会社M&Aサクシード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:金 蓮実)が運営する法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」(https://ma-succeed.jp/)を通じて、ECの総合支援事業を運営する株式会社いつも(所在地:東京都、以下「いつも」)は、2021年8月に、生花販売を手掛ける株式会社WhiteS(ホワイツ)(所在地:香川県、以下WhiteS)のEC事業を譲り受けました。EC事業のM&A後1年で、WhiteSの閑散期である2022年6〜8月の売上高が前年比約2.5倍に増加しました。そこで、このたび、その後の状況と今後について二社の対談を公開しました。
二社の対談詳細に関してはこちらをご参照ください。
https://ma-succeed.jp/content/agreement/post-13171
[画像1: https://prtimes.jp/i/34075/436/resize/d34075-436-857fe39f97c4e96ed43e-0.jpg ]

【EC事業M&A前】
創業60年以上の「白坂花店」を運営するWhiteSは、約7年前からAmazonに出店し、Amazonのフラワーアレンジメント部門で「ベストセラー」を継続的に獲得しています。しかし、EC事業をさらに成長させる方法について模索していました。一方、「いつも」は、D2C・ECブランドを譲り受け、これまで「いつも」が培ってきたノウハウを活用してD2C・EC事業を拡大・成長させる「D2C・ECブランドM&A・成長支援サービス」の提供を2021年4月に開始しました。

【EC事業M&A後】
「いつも」にEC事業のみを譲渡したWhiteSは、今後も店舗を運営しながら生花のアレンジメントなどの商品生産を続け、「いつも」から仕入れ先として継続受注でき、「いつも」のECノウハウを生かし、EC事業を成長させています。EC事業のみを譲渡するこのM&Aは、両社のお互いの強みを生かして成長し続けられる「共成長M&A」で、「M&A経営」(M&Aを経営に取り入れること)の先進的な手法です。

【M&A概要】
譲渡
・企業名:株式会社WhiteS
・事業概要: Amazonを中心とした生花販売(店舗も運営)
・本社所在地:香川県
・従業員数:4名
・譲渡理由:事業拡大のための資金調達
・実行日:2021年9月

事業譲渡

譲り受け
・企業名:株式会社いつも
・事業概要:中小・大手メーカーに向けてのD2C・ECの総合支援事業
・本社所在地:東京都
・従業員数:290名(アルバイト含む ※2022年9月末時点)
・売上高:116億円(2022年3月期)
・譲り受け理由:地域ブランドの応援・育成のため

[画像2: https://prtimes.jp/i/34075/436/resize/d34075-436-f20f4e7e262cd4f19b72-1.jpg ]

■WhiteSで実施した過去1年間の取り組み
・「いつも」のEC担当者が、写真撮影からサイト制作、広告運用までオンラインに関する全業務を担当。「いつも」のノウハウをもって、広告運用とサイト内容を改善。

・WhiteSは、商品制作と出荷に集中でき、新商品制作にも挑戦(母の日商戦に「360°まんまるフラワーアレンジメント」を開発など)

株式会社WhiteS代表取締役 白坂 遼 様 コメント
当店の売り上げの9割はECです。正直、それがなくなるのではと最初は不安でした。しかし、「いつも」さんに当店ができないWeb構築などをやっていただけること、EC事業譲渡後、仕入れ先として継続受注できる安定した環境をつくっていただけること――それらを理解できたので、「いつも」さんの提案に同意しました。ともに成長できる確信を得たのです。その後、1年経ってみて、ビジネスパートナーとして対等にやりとりができていて、とてもいい状態です。「いつも」さんにEC業務を任せられたことで、時間にゆとりができました。現在はより商品制作に力を入れ、他のお花屋さんとのコミュニケーションにも時間を割くことができています。「白坂花店」は自分の苗字が入ったブランドです。ECで花が売れると、僕の名前も売れるので、やる気が出ます。白坂花店は町の花屋でしかありませんが、「いつも」さんと一緒なら、その枠を超えることができます。もっともっと挑戦していきたいです。

株式会社いつも ブランドEC&コマース事業本部 M&A戦略部 シニアグループマネージャー 矢追 紘 様 コメント
白坂花店さんは、Amazonでベストセラーを獲得しているのが、大きな強みだと感じました。一方で改善点もあることを感じました。しかしこれは言い方を変えると「今後の伸びしろ」です。当初は、白坂様と従業員の方々も含めて事業全体を株式譲渡したいという申し出をいただいていましたが、私たちはECのみの展開ですので、「役割分担でやっていきませんか?」と逆に提案しました。私たちはECを伸ばし、白坂様は素晴らしい商品をつくる。「掛け算で伸ばしていきましょう」と提案したのです。そして、一緒になった今、ホームページの制作や広告の運用などを改善し、成果がでてきています。閑散期の6〜8月の売上げが2.5倍に増加しました。閑散期の伸び率は、サポートしている会社様のなかでもずば抜けていて、社内でも注目されています。伸び率2倍3倍というのは簡単なことではありません。サイト制作や広告運用の支援だけでなく、在庫管理やサプライチェーンまで踏み込んだことで大きな成功につながりました。今後は、商品のラインナップを拡大し、閑散期の売上の底上げを行っていく予定です。

二社の対談詳細に関してはこちらをご参照ください。
https://ma-succeed.jp/content/agreement/post-13171

■法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」について 
「M&Aサクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ法人・審査制M&Aマッチングサイトです。譲渡企業は「M&Aサクシード」に会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業はその情報を検索して閲覧できます。譲り受け企業は興味を持った譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとしてM&Aを早期から検討でき、経営者の選択肢が広がります。2017年11月にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計13,400件以上(掲載中4,800件以上)登録され、利用中の譲り受け企業は8,200社以上です(2022年8月時点)。URL:https://ma-succeed.jp/

■株式会社M&Aサクシードについて 
「人生を託せる、出会いのために。」をミッションとし、法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」を運営。同サービスは、2017年11月に株式会社ビズリーチの新規事業としてサービスを開始。2020年2月、グループ経営体制移行にともない新設したビジョナル・インキュベーション株式会社が2021年10月まで運営。組織再編にともない、2021年11月より、株式会社M&Aサクシードとして、ミッションの実現を目指す。URL:https://www.visional.inc/ja/ma-succeed.html

■Visionalについて 
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc



プレスリリース提供:PR TIMES

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