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出光興産株式会社

出光興産と双葉電子工業共同開発の国産ドローンによる事業化検討を開始

(PR TIMES) 2023年07月03日(月)16時15分配信 PR TIMES

〜開発から運用、人材育成までをトータルで提供するビジネススキームの構築を目指す〜

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「出光興産」)と双葉電子工業株式会社(本社:千葉県茂原市、代表取締役:有馬 資明、以下「双葉電子工業」)は、共同で開発した国産ドローンを活用し、地域課題を解決するサービスの事業化検討を開始します。複数の用途に対応できる機体の開発に加え、サービスステーション(以下「SS」)を起点とした設備点検、農業利用、物流配送、災害対応など、各種サービスの事業化に向けた検討を行うとともにドローンの操縦技術者の育成にも取り組む予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23740/427/resize/d23740-427-54f85b3b9347c6498bd7-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/23740/427/resize/d23740-427-190b545a33da85ec987f-1.png ]

共同開発中のドローンおよび点検実証

出光興産と双葉電子工業は、1台の機体で複数の用途に対応できるマルチユースドローンの開発を2022年度から進めてきました。マルチユースドローンは機体下部にアタッチメント方式を採用しており、用途に応じてアタッチメントを付け替えることで物流や撮影、有線による長時間飛行など、複数の用途に対応することができます。加えて、上空LTE※1を使用した無線技術の活用により、外部サーバーを経由することなく複数拠点にデータを送信したり、オンタイム電送※2することも可能になります。マルチユースドローンを実際の用途で検証することで、サービスの実現につなげます。


【検討する事業内容】
1.機体開発
1.用途に合わせたアタッチメントや簡易な操作システムの開発
2.次期開発機として小型機の開発

2.サービス開発
以下の分野で全国各地のさまざまな企業と連携し、実証実験を行います。
1.製造分野
出光興産の事業所内設備や寒冷地(北海道)でのソーラーパネル設備点検への活用
2.農業分野
果樹・茶畑等の整備の高度化に向けた傾斜地での巡回生育監視および測量

3.災害対応分野
SSを拠点とした有線給電飛行による長時間の状況監視および自治体への監視状況の同時提供

上記以外の分野(観光地での空撮やSSを活用した物流等)においても、ドローンに関連する各種制度や環境の変化に応じて実証実験を実施し、サービス範囲の拡大を目指します。

3.人材育成
1.操縦技術者育成スクールの全国展開および資格取得後のサポート体制構築
2.機体認証制度に応じたメンテナンス等、アフターサポートの体制構築

少子高齢化、人手不足などの社会課題を解決するための手段として、ドローンをはじめとする省人化・無人化機器の活用が一層望まれています。
出光興産のSSネットワークおよび整備技術を有する人材と、双葉電子工業の高度な無線通信技術を駆使したドローン開発技術を活用し、機体開発から運用、人材育成まで一気通貫したドローン事業を推進します。両社は本取り組みを通じてドローンの活用領域を拡大し、人々の豊かな暮らしづくりに貢献します。

※1:モバイルネットワークを介してドローンをコントロールする通信方法。広範囲での活動が可能となる。
※2:ネットワークを通じてリアルタイムで撮影画像などを電送する技術。

【双葉電子工業株式会社 概要】
所在地:千葉県茂原市大芝629
代表者:有馬 資明
設立:1948年2月3日
URL:https://www.futaba.co.jp/
事業内容:1948年に真空管の製造・販売会社として設立。ラジオ受信用の真空管など、多くの真空管の製造実績を持つ。1962年にホビー用ラジコンの送信機・受信機の製造および販売を開始。その中で培った技術や経験をもとに、世界の数ある産業用ドローンの中でも特に「安全性」に優れた国産産業用ドローン「SkyBuddy」シリーズを展開。



プレスリリース提供:PR TIMES

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