プレスリリース

刀根里衣作『うさぎじかん』が11月20日にNHK出版より刊行されます！

国内外に多くのファンをもつ絵本作家・刀根里衣さんによる待望の新作絵本。6匹のうさぎファミリーを主人公としたファンタジー作品『うさぎじかん』が、11月20日にNHK出版より発売されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-66f165aeb030f8cbe35d-4.jpg ]

国内外に多くのファンをもつ絵本作家・刀根里衣さんによる待望の新作絵本。6匹のうさぎファミリーを主人公とした本作は、時間や空間をテーマにした小さなお話が、見開きごとに展開されていきます。ページをめくっていくと、雪がふったり、木々が色づいたり、やさしい風がふいたり……。季節や場所は、つぎつぎと移りかわっていきます。しかし、うさぎたちはいつなんどきもマイペース。そうしたじかんを「うさぎじかん」と名づけてみました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-e20595c2ba289b4ead2c-1.jpg ]

本作の見どころポイントは、なんといっても繊細な筆致と「絶対色感（？）」とも呼ぶべき豊かな色づかい。わたしたち日本人が大切にしている四季折々の風景が、静かに、そして大胆に描き上げられていきます。息をのむような美しさと、愛らしくユーモアたっぷりのうさぎとのギャップをお楽しみください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-18b6635e9c0c581d0055-3.jpg ]

それにしても、肩の力をぬいて自分らしく過ごすうさぎたちを見ていると、立ち止まって風景を眺めたり、待ったりする楽しさをすっかり忘れていたことに気づかされます。ほら、うさぎたちのつぶやきが、どこからか聞こえてきませんか？　「あせらず」「ゆっくり」「自分らしく歩いていこうよ」ってね。
[画像4: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-0cccbbb20a377f50c14b-2.jpg ]

イタリア在住の刀根さん。イタリアやフランスの出版社とのお仕事経験も豊富です。そんな刀根さんは作品づくりに向き合うとき、制作サイドから読者ターゲットをしぼったり、作品に込めたメッセージをあえて言語化したりするのは、できるだけさけたいと言います。どういった年齢層の方に読んでいただいても、どのような解釈をしていただいてもＯＫ！　すべては読者にゆだねられています。ぜひ、自由に作品をお楽しみください。
[画像5: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-01b4c98c9b5342e2164a-0.jpg ]

「NetGalley」に寄せられたレビューコメントの一部をご紹介
今回、「NetGalley」に発売前に『うさぎじかん』を「すぐ読み」掲載しており、多数のレビューをいただきました。その中からコメントを一部ご紹介いたします。

「ふんわりとした柔らかい絵にのんびりとした言葉。忙しい世の中で、休むことほ悪いことじゃないよ、自分を大切にしていいんだよとささやいているよう。何もできなくても、そこにいるだけでいい。自分の存在を肯定できにくい人が目立つような気がする今、こういう声は大事。」（教育関係者・小学校）

「幻想的な美しさに加え、優しさ溢れるタッチ、ページをめくるうちに絵本の織り成す世界に吸い込まれていきます。そして、自分のペースでいいんだよと言ってくれている文章は疲れた心を癒してくれます。最高に素敵な絵本です。」（書店関係者）

「どのページもとても美しいです。1ページごとに『ほたる火』『春うらら』などのタイトル、そして詩が掲載される形も新鮮でした。言葉を知り、イメージを膨らませる。語彙を広げるという意味でもとても素晴らしい１冊ですし、美しい絵に浸る楽しみ方もできます。お気に入りの１冊となりました。」（教育関係者・小学校）

「刀根里衣さんの新刊をいち早く読めるとは、なんてラッキーなんでしょう！ 今を楽しみ、季節の艶やかな移ろいを楽しみ、がんばりすぎず、ゆっくりのんびり。 ６匹のうさぎファミリーの、これ、極意。 どのページの風景も目に、心に沁みてくる。ファンタスティックで、美しくて。気持ちがそこに吸い込まれていくみたい。わたしもうさぎたちと同じ風景の中に立ち、ほぉ〜っと息を吐きながら見とれているような気分になります。 くすっと笑えるようなシーンも挟まれて、マイペースっていいなぁと心底思う。 これは絶対手元に置きたいと思います。刊行が楽しみです！」（一般レビュアー）

著者情報


刀根里衣（とね　さとえ）
1984年、福井県生まれ。絵本作家。2011年、イタリアの出版社から“Questo posso farlo”（『なんにもできなかったとり』）でデビューして以来、ミラノを拠点に創作活動を行っている。2012年から2年連続で、ボローニャ国際絵本原画展に入選をはたす。2013年には、同原画展において「国際イラストレーション賞」を受賞。受賞作を絵本化した“El viaje de PIPO”（『ぴっぽのたび』）は、幻想的で繊細な筆致が高く評価され、12か国以上で読まれている。『モカと幸せのコーヒー』『おもいで星がかがやくとき』『ぼくのばしょなどに』など、子どもから大人まで幅広い層に愛される作品多数。芥川賞作家・青山七恵氏との共著に『わたし、お月さま』、近刊に『にじいろのせかい』などがある。


書籍情報


[画像6: https://prtimes.jp/i/18219/411/resize/d18219-411-5cbdd1ee84c6107ee259-5.jpg ]

タイトル：うさぎじかん
出版社：ＮＨＫ出版
発売日：2021年11月20日
定価：1,650円（税込）
ISBN：978-4-14-036144-3
仕様：A4変型判上製　32ページ（オールカラー）
Amazon：https://www.amazon.co.jp/dp/4140361441/
楽天ブックス：https://books.rakuten.co.jp/rb/16901769/

プレスリリース提供：PR TIMES