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ENECHANGE、日本のEV充電スポット情報をEV情報サービスプロバイダーのDigital Charging Solutions(ドイツ)にAPI提供開始

(PR TIMES) 2024年11月07日(木)16時15分配信 PR TIMES

国際規格Open Charge Point Interface(OCPI)に対応し、EVユーザーの利便性を向上


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/407/17121-407-87c384ec4cc113d78d7e7ff2cecec71e-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:丸岡 智也)は、欧州最大級のEV充電ネットワークを持つe-モビリティサービスプロバイダー(以下、eMSP)であるDigital Charging Solutions GmbH(本社:ドイツ ベルリン、CEO:Jorg Reimann、以下、DCS)に、「エネチェンジクラウドEV」サービスより「EVsmart data API」を提供し、日本国内のEV充電スポット情報のデータ提供を開始したことをお知らせいたします。
背景
政府は2030年までに、公共用の急速充電器3万口を含む合計30万口の充電インフラを整備することを目指しています。利便性の高い充電インフラ環境を整備するためには、充電器の正確な位置情報、空き状況、出力情報、価格・課金情報など、さまざまな情報が事業者間でリアルタイムに連携され、EVユーザーに充実した情報とシームレスな充電体験を提供することが重要です。
現在、国内のEV充電器は事業者独自のプロトコルでサービスを展開しており、充電スポット情報を取り扱うためには、充電器事業者(Charge Point Operator、CPO)から提供される異なるフォーマットの情報を基に、充電スポットの出力情報や正確な座標情報などを追加・更新しなければなりません。「エネチェンジクラウドEV」はこうした情報をAPI連携によってコネクテッドカーアプリケーションやカーナビゲーションなどへ提供することで、EVユーザーの利便性向上を実現しています。
「エネチェンジクラウドEV」をDigital Charging Solutions GmbH(DCS)に提供
ENECHANGEは、欧州最大級のEV充電ネットワークを持つeMSPであるDCSの日本国内向けサービスに対して、当社の「エネチェンジクラウドEV」より「EVsmart data API」を提供し、日本国内のEV充電スポット情報のデータ提供を開始しました。
DCSは、2019年からBMWグループとメルセデス・ベンツ・グループのモビリティ合弁事業の一部として、自動車メーカー(OEM)およびフリート運営者向けにホワイトラベルの公共充電ソリューションを提供しています。世界31市場(欧州および日本)に80万カ所以上(※1)の充電ポイントの情報を持ち、国境を越えた充電ネットワークへのアクセスを可能にしています。
ENECHANGEは、国内外のさまざまなEV充電ネットワークや事業者、サービスプロバイダー間の通信と相互運用性を促進するため、CPOとeMSP間の通信プロトコルであるOpen Charge Point Interface(OCPI)に対応し、最新かつ精度の高いEV充電器情報を提供します。DCSとの連携はENECHANGEの技術力と信頼性を裏付けるものとして、当社は今後も国内外のEV充電インフラサービスとの連携を促進し、EVユーザーに対してさらに便利で透明性の高い充電環境を提供することを目指して参ります。

※1 DCS調べ(2024年9月時点)
国際規格Open Charge Point Interface(OCPI)に対応
「エネチェンジクラウドEV」が提供する「EVsmart Data API」は、CPOとeMSP間のEV充電ポイントのパブリックインターフェースを可能にする国際規格であるOCPIに準拠しています。OCPIに準拠した形で日本のEV充電器情報を配信することで、国際的な自動車メーカーのコネクテッドカーやアプリケーションサービスでの満空情報、出力情報をはじめとするデータ導入・活用が簡単にできるようになります。
ENECHANGE株式会社 執行役員 エネルギークラウド事業部長 野島亮一のコメント
この度、DCSさまの日本国内向けサービスに、当社が提供するEV充電スポット情報APIを導入いただいたことを大変喜ばしく思います。今回、OCPIへの準拠データをご活用いただきますが、この形式は海外で標準規格等として採用されており、例えばEV普及が進む英国では、政府により公共充電器にOCPIの対応が義務化されているなど、欧州中心に注目が集まっている先進的な規格です。日本でも充電器情報の公開や充電ネットワークの相互利用への社会的要請は近年高まっており、ENECHANGEはこのような先進的な国際規格をいち早く取り入れることで、EVユーザーの利便性向上とEVのさらなる普及促進に貢献し、脱炭素社会の実現を一層加速して参ります。
「エネチェンジクラウドEV」
「エネチェンジクラウド EV」はEV事業者向けクラウドサービスとして、「EVsmart Data API」、「EV Navi & Charge App」、「EV Charging Platform」の3つのサービスを提供しています。日本最大級のEV充電器検索サイト「EVsmart」に掲載されている充電スポットデータを活用したAPI連携、ホワイトラベルやOEM方式でのEV充電アプリ開発、さらには充電器管理から認証課金システムに至るまでのワンストップ充電サービス構築を行います。国内の多くのEV充電器事業者からの情報を集約することで全国約35,000口(※2)の充電器情報を保有しており、日本で有数のアグリゲーターとして位置付けられています。専門チームが実施する巡回調査や「EV充電エネチェンジ」に寄せられる口コミを基に情報の修正・更新を行っているため、最新かつ精確な情報を提供しています。
エネチェンジクラウドEV Webサイト
URL  :https://enechange.co.jp/e_cloud-ev/

※2 EV充電器・充電スポット検索アプリ「EVsmart」掲載数(2024年9月時点)
Digital Charging Solutions GmbH
Digital Charging Solutions GmbH(DCS)は、自動車メーカーやフリートオペレーター向けにデジタル充電ソリューションを開発しており、電動自動車への移行を推進する最も重要なグローバル企業の一つです。DCSのホワイトラベル充電ソリューションは、OEMやフリートオペレーターのエレクトロモビリティ戦略の実現を可能にします。DCS独自の充電サービスCHARGE NOWにより、EVドライバーは欧州最大級の充電ネットワークへのアクセスから直接利益を得ることができます。DCSは、統合されたデジタルソリューションにより、充電ステーションでの充電を簡単・安全・便利にします。世界31市場(欧州および日本)に80万カ所以上の充電ポイントを持ち、国境を越えた充電を行うことで、欧州最大の充電ネットワークへのアクセスを提供しています。2019年初めから、BMWグループとメルセデス・ベンツ・グループのモビリティ合弁事業の一部となり、2021年秋、bpは3番目の株主となっています。
名称:Digital Charging Solutions GmbH
所在地:Rosenstrae 18-19,10178 Berlin,Germany
URL:https://digitalchargingsolutions.com/
ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社はEV充電サービス「EV充電エネチェンジ」、EV特化型メディア「EVsmart」の運営などを通して、日本におけるEV充電インフラの普及とユーザー体験の向上を目指します。
名称  :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋311 東京スクエアガーデンWeWork内14階
URL  :https://enechange.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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