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養老孟司氏からの推薦コメント解禁! 書店員さんからの熱い声も続々! 衝撃の社会派小説、月村了衛『半暮刻』10月18日発売!!

(PR TIMES) 2023年09月15日(金)14時45分配信 PR TIMES

二人の罪を犯した若者を通して日本社会の闇をえぐる傑作社会派小説!
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14531/401/14531-401-42fcfcffbbc529a5654e6ba5256f2170-783x1097.jpg ]

『香港警察東京分室』で直木賞候補となった作家・月村了衛さんの最新作『半暮刻』を2023年10月18日に双葉社より刊行致します。

「本当の悪とは何か」を描く傑作社会派小説


児童養護施設で育った元不良の翔太は、地元の先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の「半グレ」が経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に、有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通して日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く傑作長編小説!

いち早く養老孟司先生から推薦コメントが到着!


いち早くお読みいただいた東京大学名誉教授の養老孟司先生から熱いメッセージを頂戴しました。推薦コメントを解禁します。

・「著者が渾身の力を込めてぶつかってくるのを感じる。現代社会の若者の生き方や倫理を活写する」――養老孟司

その他、全国の書店員さんからも熱い感想が続々届いています。

・「1ページ目から、憑かれたようにページを捲る手が止められず、あっという間に読み終えてしまいました」――未来屋書店赤穂店・寺尾由記

・「倫理やモラルを問われる究極の社会派小説! 読後も、ずっと興奮がおさまらず、打ち震えています」――紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子

・「熱い血のような涙はこんな時にでるんだ。感情が揺れ動き、心の震えが止まらない。この本を読まなければ決して気づくことができませんでした」――ジュンク堂書店滋賀草津店・山中真理

発売前から各所から興奮の声が鳴りやみません。10月18日の発売まで本書に関する情報を続々解禁していきます。どうぞご期待ください。

著者プロフィール


月村了衛(つきむら・りょうえ)
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年に『コルトM1851残月』で第17回大藪晴彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、19年に『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『ビタートラップ』『脱北航路』『十三夜の焔』がある。『香港警察東京分室』で第169回直木賞候補初選出となった。

編集担当より


本作の主人公は二人の青年です。一方は、施設育ちで貧困の連鎖の中にいます。いくら努力しても、彼の出自、彼の過去が彼自身を縛りつけていきます。もう一人は何不自由なく育ち、それでも上を目指して日々〈学び〉を怠らないよう努力をしています。努力をしている、という点は二人とも共通ですが、この二人を「日本社会」という器に入れたとき、それぞれに理不尽んば現実が襲い掛かってきます。同じ半グレのもとで出会った二人がどんな人生を歩んでいくのか――著者である月村了衛さんが脱稿後「格別の手ごたえがあります」とおっしゃった渾身作、ぜひご一読ください。
                                 ――佐野健二(担当編集)

書籍概要


【タイトル】『半暮刻』
【著者名】月村了衛
【体裁】四六判上製・464ページ
【予価】1800円+税
【ISBN】9784575-246810
【発売日】2023年10月18日
【発行元】双葉社 https://www.futabasha.co.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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