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日本電気株式会社

NEC、NECネッツエスアイ、Sharing Design、住友商事、基地局シェアリングに係る基本合意書の締結

(PR TIMES) 2023年09月21日(木)13時15分配信 PR TIMES

〜第一弾の取り組みとして、5Gアンテナ共用機の提供を開始〜


 日本電気株式会社(取締役 代表執行役社長 兼 CEO:森田 隆之(以下、NEC))、 NECネッツエスアイ株式会社(代表取締役執行役員社長 兼 CEO:牛島 祐之(以下、NECネッツエスアイ))、Sharing Design株式会社(代表取締役社長:木下 伸(以下、Sharing Design)) 、の3社と住友商事株式会社(代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之(以下、住友商事))は、今後展開の加速が予想される基地局シェアリングの拡大に向けた取り組みに関し、基本合意書を締結しました。

 基本合意により取り組む内容は、以下のとおりです。

・ アンテナ共用機(DAS:Distributed Antenna System)を供給すること
・ 次世代共用機や関連する新技術の検討を共同で推進すること
・ 基地局シェアリングの普及に向けた活動を共同で推進すること

 基地局シェアリングは、高周波数帯を利用する5G、特にミリ波帯においては基地局数が増えることもあり、今後更なる活用が期待される領域であり、政府によるガイドライン整備も進んでいます。

 そのような背景に基づき、基本合意の第一弾として、Sharing DesignはNECネッツエスアイが提供する5G DAS(Distributed Antenna System)の採用を決定しました。
 5G DASは複数の通信キャリアの電波を収容できるアンテナ共用機であり、通信キャリアが設置する基地局の電波を光ケーブルにより延伸し、通信可能なエリアを拡張することができるため、ビルや地下などの電波が届きにくい屋内環境、スタジアムやイベント会場など多数の人が集まる環境等での活用が期待されています。
 今回提供する5G DASは小型軽量で柔軟な設置性を有しており、NECネッツエスアイが品質を保証しテクニカルサポートを提供します。

 基地局シェアリングにおいて、NECおよびNECネッツエスアイでは、これまで培ってきた通信キャリア向け開発ノウハウ・スキル、特に仮想化基地局、Open RAN (*1)領域での実績を活かし、グローバル動向を踏まえた市場競争力のある製品開発およびサービスを検討していきます。Sharing Design、住友商事は5G分野での知見・ノウハウを活用し、基地局シェアリングの展開により5Gネットワークの早期整備を推進していきます。

 NEC、NECネッツエスアイ、Sharing Designと住友商事は、基地局シェアリングに取り組むことで5Gの普及を通じたデジタルデバイドの解消や、通信業界におけるカーボンニュートラル化への貢献も目指しています。本共同検討により基地局シェアリングの分野において強力な協力関係を築き、基地局シェアリングの拡大と普及を推進してまいります。

(*1) Open RAN:オープンインタフェース仕様に基づいて構築する、機能を分離したRAN

本件に関するお問い合わせ先
NEC テレコムサービス企画統括部
E-Mail:contact@nwsbu.jp.nec.com

NECネッツエスアイ株式会社
ネットワークソリューション事業本部 サービスソリューション事業部 マルチワイヤレス事業推進グループ
E-Mail:multi-network@ml.nesic.com

Sharing Design株式会社 技術施工部
E-Mail:sdi-salesplanning@sharingdesign.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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