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ENECHANGE、24/7カーボンフリーの推進に向けアワリーベースで環境価値管理を実現できるSaaS型サービス「eValue Platform」を発表

(PR TIMES) 2024年06月21日(金)14時45分配信 PR TIMES


ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、主に電力会社向けのサービスとして、再生可能エネルギーの環境価値管理を効率化し、アワリーベースで環境価値を管理することにより、24/7カーボンフリーをはじめとした多様な再エネ管理業務を実現できるSaaS型サービス「eValue Platform」を発表し、サービスサイトを公開したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/398/17121-398-a84c106163609585aab6c26126e3ca72-3333x2287.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


背景
2023年、UAEのドバイで開催された「第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)」で採択された決定文書では、再生可能エネルギー(再エネ)について、2030年までに発電容量を世界全体で3倍にするという目標が掲げられました。さらに、電力の脱炭素化を目指すために2021年に国連主導で創設された国際イニシアティブ「24/7 Carbon Free Energy Compact(※1)」では、1時間単位の電力消費量に合わせてカーボンフリー電力を100%供給すること(アワリーベースの電力調達)が求められています。
Scope3までを含めたサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルが推し進められる中で、RE100に加盟する日本企業は2024年6月現在で88社(※2)と再エネや環境価値つきの電力供給のニーズが高まっているだけでなく、先進的な企業はアワリーベースでの再エネ電力調達にも関心を寄せています。
こうした様々な顧客ニーズに対応するため、電力会社各社が再エネ供給を拡大していますが、取り扱う再エネ商材の種類や供給量の増加により業務オペレーションが複雑化する課題があります。
「eValue Platform」は、複雑化する再エネ供給のオペレーション業務を一元的に管理することで、事業者の業務負荷を低減し、24/7カーボンフリー電力の供給を含む、再エネ供給のコスト削減を実現します。
※1 24/7 Carbon Free Energy Compact (https://www.un.org/en/energy-compacts/page/compact-247-carbon-free-energy
※2 日本気候リーダーズ・パートナーシップ「RE100・EP100・EV100国際企業イニシアチブについて」2024年6月時点(https://japan-clp.jp/climate/reoh)

「eValue Platform」の紹介 
「eValue Platform」は、アワリーベースでの再エネ・環境価値管理にも対応した、電力会社向けの環境価値管理業務の一元化SaaS型サービスです。主に、顧客データ・環境価値の在庫・マッチングの管理や顧客通知を自動化し、業務オペレーション等の効率化を促進します。大手電力会社の業務ボリュームにたえうる処理性能を備えており、地域限定など多様な顧客向けプランにも対応ができることが特長です。既に複数の大手小売電力事業者さま向けにサービス提供を開始しており、今後もより多くの事業者さまにお使い頂けるようサービスを拡充してまいります。

「eValue Platform」の主な機能
- アワリーベースでの環境価値管理従来一般的であった1ヶ月単位などのバルクでの環境価値管理だけでなく、アワリーベース(30分値ベース)での環境価値を個別にマッチングできる技術を採用しています。太陽光や風力などの各種再エネ電源を一元管理しながら、複数の契約プランを並行して重複なく割り当てることが可能です。発電量30分値・使用量30分値・顧客情報や環境価値証書量など様々なデータをCSV形式等で一括取込できるので、既存システムとの連携もスムーズです。- 多様な環境価値の在庫管理水力、風力、太陽光などの生グリーン電力、グリーン電力証書、非化石証書など、多様な環境価値をシステムに取り込んで在庫管理することが可能です。- 自由度の高い電気価値・環境価値のマッチング「eValue Platform」独自のマッチングロジックにより、設定した優先順位に基づいて電気価値と環境価値の自動マッチングを実現しています。自由度が高い設定が可能なので、顧客ニーズに合わせたプラン作成をサポートします。- 顧客へのレポーティング割り当てた電気価値・環境価値の顧客への定期レポーティングも自動的に行えます。各プランに合わせたレポート内容や頻度を自由度高く設定することが可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/398/17121-398-b2c266cb35103a19c44f5cb52b7f69c0-1216x1196.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「eValue Platform」のサービスサイトを公開
この度のサービス発表に伴い、「eValue Platform」のサービスサイトを公開しました。機能の概要やメリット、利用イメージなどをご確認いただけます。
URL:https://enechange.co.jp/e-value_pf/
ENECHANGE株式会社 執行役員 野島亮一のコメント
世界的な再エネ普及やアワリーベース調達の流れにいち早く対応するべく、エネルギークラウド事業部では環境価値管理プラットフォーム「eValue Platform」を開発してまいりました。このたび皆さまに製品の発表とサービスサイトの公開をお知らせできることを嬉しく思います。今後も当社は2050年のカーボンニュートラル目標に向け、業界をリードするサービスを展開してまいります。

エネチェンジクラウドについて
「エネチェンジクラウド」は、電力自由化(Deregulation)から生まれたシステム需要への対応に始まり、デジタル化(Digitalization)、分散化(Decentalization)、脱炭素化(Decarbonization)といった、エネルギーの4Dを軸にプロダクトラインナップを拡大してきました。Marketing(マーケティング)、DR(デマンドレスポンス)、EV(電気自動車)、RE(再生可能エネルギー)の4つの領域に分類し、SaaS型クラウドサービスを提供しています。
エネチェンジクラウド Webサイト
URL:https://enechange.co.jp/e_cloud-lp/

ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋311 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL  :https://enechange.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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