プレスリリース
早期に10万人の利用者獲得を目指しEV普及を推進
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平、以下 エネチェンジ)は、EV充電定額プラン「エネチェンジパスポート」の提供を2024年6月3日(月)正午より開始することをお知らせいたします。太陽光発電等の出力が増加し余剰電力が生じやすい日中の時間帯に、定額での充電が可能となります。特に自宅に充電設備を持たないEVユーザーにとって大きな経済的メリットを提供いたします。また、エネチェンジパスポートの利用は早期に10万人を目指してまいります。
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EV普及とエネチェンジのミッション
日本のEV・PHEV新車販売比率は依然として4%未満であり、政府は2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げています。「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げるエネチェンジでは、脱炭素社会の実現に欠かせない交通の電化としてEVの普及を推進するため、2021年よりEV充電インフラ環境の整備に取り組んでまいりました。全国で6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」の設置を進め、導入台数*1・アプリの利用者数*2・認知度*3でNo.1を獲得しています。エネチェンジパスポートは、自宅に充電設備を持たないEVユーザーやEVの購入を検討している消費者にとって、高額な充電コストを抑えることで、大きな経済的メリットを提供します。また、安心して充電できる環境を整えることで、EVの普及を推進する一助となることを目指しています。エネチェンジパスポートの利用者は早期に10万人獲得することを目指します。
※1 認証アプリ提供サービスでの、EV普通充電器の設置口数(2024年5月時点、GoGoEV調べ)
※2 EV充電サービス5社によるiOS・AndroidのDL数(2023年11月時点、data.ai調べ)
※3 EV充電サービスの認知度と実際に利用されているサービスに関するアンケート調査(2023年11月時点、GoGoEV調べ)
基礎充電のないEVユーザーの現状と課題
エネチェンジが2024年3月に実施したアンケート調査*4によると、集合住宅(分譲・賃貸)に住むEV・PHEVユーザーの85%が自宅に充電設備がない(基礎充電がない)と回答しています。
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調査結果によると、「基礎充電なし」の回答者の割合が多い上位8つの都道府県は、住宅総数に占めるマンションやアパートなどの集合住宅の割合が高く*5、都市部ほど集合住宅における充電器設置の難易度の高さとそれによる整備の遅れが生じていることが浮き彫りとなりました。
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また、基礎充電がないEVユーザーのうち、52%が「ランニングコストの低さ」をEVの購入理由に選んでいるにもかかわらず、購入後の満足している点として上記を選んだ人は15.5%と著しく低下していることが明らかになりました。加えて、購入時点では「環境に配慮」を意識しているものの、購入後にEVを選択したことによって環境に配慮できているという実感を感じづらいこともわかりました。
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EVユーザーとって、自宅に充電設備がないことは大きな課題であり、充電のために遠方まで移動する必要があり、時間と費用の両方で負担が増えています。この問題を解決するために、エネチェンジはEV充電インフラの整備を進めるとともに、エネチェンジパスポートのような経済的な充電プランを提供しています。
※4 ENECHANGE株式会社「EVとEV充電に関するアンケート調査(2024年3月)」
※5 総務省 令和5年 住宅・土地統計調査/住宅数概数集計
エネチェンジパスポート利用によるランニングコストの低減
エネチェンジパスポートの利用者は、EV充電エネチェンジの6kWの普通充電器のうち全国1,800口以上(2024年5月時点)で、月額2,980円(税込)*6の定額料金で回数の制限なくご利用いただけます。特に、自宅に充電設備を持たないEVユーザーにとっては、充電のために遠方まで移動する必要がなくなり、時間と費用の両面で大きなメリットがあります。利用できる充電器は商業施設やレジャー施設などの目的地に設置されているため、滞在している間に充電できるのが特徴です。30日間で10時間充電する場合は、EV充電エネチェンジアプリで充電毎に支払う3,300円よりも割安になります。電費を6km/kWhとして計算すると、10時間の充電で360km走行が可能となります。日本の一般世帯における平均の月間走行距離が370km*7、ガソリン代は5,853円*8であることを考慮すると、ガソリン代と比較して約半分のコストで十分な走行可能距離を得られます。エネチェンジパスポートの利用により、走行に必要な費用という面でEVのランニングコストの低さを感じていただけると期待しています。
※6 利用開始日から30日間
※7 一般社団法人日本自動車工業会「2021年度 乗用車市場動向調査」
※8 総務省 令和5年 家計調査 /家計収支編
世界初 日中時間帯の「デマンドレスポンス(DR)型」EV充電定額プラン
エネチェンジパスポートは、太陽光発電等の出力が増加し余剰電力が生じやすい日中時間帯にEV充電を促し、ユーザーにも経済的メリットを提供する世界初*9のデマンドレスポンス(以下DR)型の定額プランです。
DRとは、消費者が自らの電力利用パターンを変化させることにより、電力需給の安定化を支援する仕組みです。電力は需要(使用する量)と供給(発電する量)のバランスが崩れると、周波数が不安定になったり停電を引き起こすため、電力会社は常に需要と供給を予測しながら、日々の安定供給を実現しています。昨今、太陽光発電等の普及により昼間の余剰電力を有効活用する動きが加速している中、エネチェンジパスポートはEVに充電する時間帯を日中に促す取り組みです。エネチェンジパスポートが利用できるのは午前7時から午後4時までの9時間で、太陽光発電等によって生じた余剰電力が増加する時間帯にEV充電の使用が促進されることにより、再エネ電力の積極的な活用による環境負荷の低減にも寄与できるものと考えます。
エネチェンジは、これからもEV普及の推進を通じて、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
※9 ENECHANGEによる調査。米・豪・欧州のEV先進国の24社のEV充電サービスを比較
エネチェンジパスポートの詳細
名称 :エネチェンジパスポート
料金 :2,980円(税込)
最低契約期間:30日※30日での解約も可能ですが、日割りを含む返金処理はいたしかねます。
利用可能時間:午前7時〜午後4時※時間外での利用の場合は55円/10分の充電料金が発生します。
対象充電器 :全国814施設1,808口のEV充電エネチェンジ(2024年5月時点)※最新情報はアプリでご確認いただけます。
利用目的 :EV及びPHEV走行用充電※V2Hなど非走行利用とみなされる場合は利用を即時停止いたします。
サービス開始:2024年6月3日正午
申し込み方法:EV充電エネチェンジアプリからお申し込みいただけます
特設ページ :https://ev-charge-enechange.jp/for_drivers/passport/
■EV充電エネチェンジについて
設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が導入ができるEV充電導入台数No.1のオールインワンサービスです。商業施設や宿泊施設など目的地となる場所への導入をはじめ、事業所やマンションなどへの導入も進んでいます。EV充電エネチェンジは、EVユーザー向けサービスも充実。利用者数No.1のEV充電エネチェンジアプリでは、エネチェンジは元より他充電サービス事業者の充電スポットの検索ができます。月額費用なく誰もがいつでも充電器を利用でき、使った分だけ料金をお支払いいただけるほか、e-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電カードを利用した充電も可能です。ユーザビリティの高さが評価され、2023年度グッドデザイン賞を受賞しています。
EV充電エネチェンジウェブサイト:https://ev-charge-enechange.jp/
X(旧twitter)公式アカウント:https://twitter.com/enechange_ev
EV充電エネチェンジアプリ
AppStore:https://apps.apple.com/jp/app/id911721775
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.evsmart
■ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋311 東京スクエアガーデンWeWork内14階
URL :https://enechange.co.jp
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