プレスリリース
株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」(MarkeZine BOOKS)』(木村 元/著)を2023年12月22日に発売します。本書は、概念的に語られることの多かったブランディングを実務に落とし込み、ブランディング活動を数値化し効果検証するための手法を解説した1冊です。
Amazonランキング1位!※ ブランド力を数値化するための新指標とは
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「ブランディングは、数値化が難しく効果検証ができない」と考えるマーケターは多いかもしれません。特に日本では、ブランディングに関するノウハウが確立されておらず、ブランディングがどのように売上と利益に寄与するかが正しく理解されていないため、適切な投資がされてきませんでした。
本書では、ユニリーバの元マーケターとして、世界のブランディングを経験してきた著者が、ブランドに対する“顧客認識の状態”を数値化し、他社と比較できる状態にしたスコアとして「ブランド・パワー」を提案します。ブランド・パワーは、顧客による購買をゴールに据え、ブランドの“市場価値”ではなく、顧客から見たブランドの価値を上げていくためのKPIとなるものです。
また、「ブランド・パワー」の考え方は、ブランド規模の大小を問いません。中小・新興企業をはじめ、どんな企業でも実践することができます。統計学や高度な数学の知識などがなくとも、マーケティングやブランディングの実務に取り入れることができる参考書です。
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本書は、刊行前からマーケティング関係者の間で多くの注目を浴び、予約段階でAmazonのマーケティング・セールス全般関連書部門で1位を獲得しました。
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※Amazonランキングマーケティング・セールス全般関連書部門(2023年11月14日調べ)
Amazon 及びこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc. 又はその関連会社の商標です。
▼こんなマーケターにおすすめ
・中長期的にブランドを強くしていきたいと考えているが、ブランド戦略の描き方がわからない
・ブランド戦略はあるが、何がどう効いているのかわからない
・ブランディング施策のKPIとして「好感度」や「ロイヤルティ」を測っているが、売上と利益への貢献度はよくわかっていない
・以前のように広告が効かず、売上成長が頭打ちになっており、打開策が見つからない
・Howのマーケティング手法は多数取り入れているが、個別最適に留まり、ブランドそのものの成長を把握できていない
■書籍概要
『ブランド・パワー ブランド力を数値化する「マーケティングの新指標」(MarkeZine BOOKS)』
著者:木村 元
発売日:2023年12月22日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:四六・272ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798182834
全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます
・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/25935
・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798182834
■目次
はじめに
序章 変革する市場で、最後に持てる最強の武器
・明日の売上なくして、未来の競争力は作られない
・単年の売上と中長期のブランド成長を追いかけられる組織体制
・売上拡大に効くドライバーは何なのか
・シェアゲーム発想のマーケティングではもう勝てない
・戦略上「適正な」ブランドが生き残れる時代に
1章 ブランディングと売上の相関関係
・ロジックツリーで分解する売上の構成要素
・ブランド・パワーでロジックツリーを再構築する
・ブランド・パワーで売上の限界を超えていく
2章 Brand Powerをすべての実務家のものに
・ブランディングを進化させる新指標
・科学と言いつつ、概念どまりのブランディング
・ブランド認知は「量」と「質」で区分して考えよ
・ブランドイメージを形成するPOPとPOD
・パーセプションの前にブランド・パワーを見るべき理由
3章 ブランド・パワーの分析手法
・ブランド・パワーの算出に用いる6つの指標
・ブランド想起を追いかける「Brand Awareness Score」
・Brand Awareness Scoreでマーケティングファネルの解像度を上げる
・ブランド想起と並行して見るべき指標
・ブランドイメージの状態を可視化する「Brand Image Score」
・Brand Image Scoreで自社と競合の差異を見つけ出す
・四半期に一度はブランド・パワーでブランドの定期診断を
・ブランド・パワーを測る時の調査方法
4章 ブランド・パワーを高めるには
・ターゲットを絞ることを恐れない
・ブランド想起とブランドイメージは補完関係にある
・ブランド・パワーとメディアプランニング
・ブランド・パワーとコミュニケーション戦略
5章 状況別ケースワーク
・ケース1:ブランド認知が弱く、キャズムを越えられない
・ケース2:ブランドは確立されているが、この数年売上が落ちてきている
・ケース3:新規事業や新シリーズが上手くいかない
・ケース4:その場限りの売上しかなく、ブランドが形成できていない
・ケース5:市場の成熟・コモディティ化により、ブランドが埋もれてしまう
・ケース6:広告に起用している著名人にブランドイメージが引っ張られる
・ケース7:カテゴリー規模が小さく、カテゴリー自体の認知形成が必要
6章 すべての基礎となる戦略構築
・ブランディングを可視化しても、売上に上がらない時は
・誰でもマーケティングの上流戦略が描けるようになる10ステップ
・ステップ1:セグメントの分類
・ステップ2:潜在ターゲットサイズの推計
・ステップ3:獲得難易度チェック
・ステップ4:ブランドセンスチェック
・ステップ5:プライオリティ
・ステップ6:デプスインタビュー(N1インタビュー)
・ステップ7:インサイト発掘
・ステップ8:タスクマップ
・ステップ9:コンセプトライティング
・ステップ10:コンセプトテスト&ロック
7章 「概念としてのブランディング」から次元を引き上げよ
・世界で知った「ブランド」にかける本気度
・パーパスすら、売上と利益を作る「手法」である
・経営としてのブランディング
・おわりに
■著者プロフィール
木村元(きむら・つかさ)
株式会社Brandism 代表取締役
2009 年ユニリーバ入社。約14 年間、LUXやDoveなどのブランド・マーケティングを経験。国内を中心とした360°のマーケティング戦略からグローバルのブランド戦略、製品開発まで幅広く従事。ロンドン本社にてDoveのブランド・マーケティングを担当し、グローバル全体のブランド戦略設計をリードした後、2020 年1月よりユニリーバ・ジャパンでDoveブランドを統括。2021年7月ユニリーバ・グループのラフラ・ジャパン株式会社 代表取締役に就任、あわせてユニリーバ・ジャパンのスキンケアカテゴリーを統括。2023 年5月に独立し、株式会社BrandismでB2BからB2Cまで幅広く経営とマーケティングのサポートを行っている。
プレスリリース提供:PR TIMES