プレスリリース
東京理科大学 理工学部 機械工学科 教授 松崎 亮介 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるDプリンターでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「3Dプリンター」講座を開講いたします。
炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介!
本講座は、2023年03月24日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=12079
[画像1: https://prtimes.jp/i/80053/383/resize/d80053-383-4973edaf3cf1548e3285-0.jpg ]
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開
開催日時:2023年03月24日(金) 10:30-16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=12079
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
東京理科大学 理工学部 機械工学科 教授 松崎 亮介 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
複合材料3Dプリンターに関する世界的な研究開発動向および技術
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/80053/383/resize/d80053-383-1f80d90e34cec7769bcf-1.jpg ]
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/
株式会社AndTech 技術講習会一覧
[画像3: https://prtimes.jp/i/80053/383/resize/d80053-383-ab763711f8850f8d2958-4.jpg ]
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/
株式会社AndTech 書籍一覧
[画像4: https://prtimes.jp/i/80053/383/resize/d80053-383-d3c08ca63091813f28df-3.jpg ]
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
https://andtech.co.jp/books/
株式会社AndTech コンサルティングサービス
[画像5: https://prtimes.jp/i/80053/383/resize/d80053-383-d60b2c8e907651787d6c-2.jpg ]
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
講演主旨
従来の複合材料成形は熟練した職人のノウハウに頼る所が大きく、金型も必要とするため、短期間での多品種生産が困難であった。一方、一般に利用される熱可塑性樹脂積層3Dプリンターは、樹脂自体の力学的特性が著しく低く、試作模型や玩具の製作としての利用が主体であり、航空宇宙・自動車用途製品レベルの構造を作製できない課題がある。自動車・航空宇宙用構造にも適用可能な高強度立体造形を目的として、連続炭素繊維をその場で樹脂と複合化し立体造形する「炭素繊維複合材料3Dプリンター」の開発が進んでいる。炭素繊維複合材料3Dプリンターは、以下の優れた特徴を持っており、新しい構造材料の製造方法として大きな可能性を有している。
(1)多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能であり、軽量化が強く求められる分野の研究開発を加速できる。
(2)繊維配向の最適化により炭素繊維の持つ卓越した力学的特性を最大限に発揮できる。
(3)ニアネットシェイプでの成形が可能であり、トリム等の2次加工が最小限で済むため、原材料費や環境負荷の低減にも効果的である。
これらの特徴のため、特に高強度部材が要求される航空宇宙・自動車用の構造部材の生産、アイソグリッド構造などの従来成形が困難であった複雑形状部材の生産、多品種・高剛性・迅速な入手が要求される機械加工などのための治具、少量多品種生産が求められる義足やアシストスーツなどの医療・介護分野といった分野に適用が進むと予想される。また複合材料の3Dプリントが可能となれば、多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能となり、アナログであった複合材料成形を刷新する次世代複合材料デジタル成形プロセス (Composites 2.0) が実現されると予想されている。本講座では、炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介する。
プログラム
1 複合材料(CFRP)とは
1.1 CFRP のしくみ
1.2 CFRPの力学特性
2 複合材料3D プリンター開発の背景
2.1 熱可塑性樹脂複合材料
2.2 Automated Tape Laying(ATL)とAutomated Fiber Placement(AFP)
2.3 3D プリンターの国内・海外市場動向 (売上、シェア、適用箇所)
3 3D プリンターを利用した複合材料成形
3.2 自動車および航空機業界における3D プリンターの利用
3.3 複合材料成形ツーリングとしての利用
3.4 プリント成形品の材料強度の異方性
3.5 PEEK3D プリンター
4 連続炭素繊維複合材料3D プリンター
4.1 従来3D プリンターの課題
4.2 強化の方法
4.3 繊維切断
4.4 プリントされた材料の強度
4.5 サンドイッチ構造一括プリントと評価
4.6 想定される用途
4.7 実用化に向けた課題
5 短繊維系複合材料3D プリンター
5.1 力学的特性
5.2 大規模3D プリンター(自動車のプリント)
5.3 エポキシ系短繊維3D プリンター
5.4 短繊維含有フィラメントの種類と市販状況
6 連続繊維複合材料3D プリンターの海外動向
6.1 海外の取り組み(MarkForged 社、Arevo 社他多数紹介)
6.2 織物複合材料3D プリンター
6.3 CFRP3D プリント製品化の例:CFRP ワッシャー
7 光硬化系複合材料3D プリンター
7.1 短繊維と光硬化の組み合わせ
7.2 連続繊維と光硬化の組み合わせ
8 3Dプリント曲線繊維方向最適化
9 関連知財の紹介(ボーイング,MarkForged, Arevo など)
10 課題と今後の展開
11 まとめ(質疑応答)
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES