プレスリリース
天神都心部におけるオープンスペースの利活用を目指して
福岡市・天神エリアの街づくりを推進する「天神明治通り街づくり協議会〔MDC〕」、「We Love 天神協議会〔WLT〕」では、11月7日(月)から11月18日(金)まで、天神都心部における公開空地等のオープンスペース利活用を推進するための実証実験イベント『天神明治通りテラス』を開催いたします。
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アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」。その中心に位置する天神明治通り地区では、2021年秋に開業した「天神ビジネスセンター」を皮切りに、各所でビルの建替え工事が行われており、将来的には就業者数のさらなる増加が見込まれています。また、建替え後は地上や地下に新たな公開空地が供用される予定であることから、アフターコロナ時代におけるオープンスペースの有効活用を見据え、今回の実証実験イベントを企画しました。
『天神明治通りテラス』は、明治通り沿いにある公開空地2か所を活用して実施します。
1.福岡銀行本店ふくぎん広場
一部エリアにWi-Fi環境や電源を整備し、快適なビジネス空間の構築を図るほか、一日のシーンに合わせた食のマルシェ(朝食、ランチ、生鮮品等)が出店します。夕刻以降はキッチンカーによる酒類の販売やボードゲームの貸し出し、ビジネスに関連したトークセッション等、オフィスワーカー同士の交流の場を創出します。
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2.天神ビジネスセンター1階公開空地
同ビルに入居する「ダ・ボッチャーノ天神(イタリア料理)」によるテラス営業、「パタゴニア福岡」によるブース展示や2店のコラボ商品の販売等を行います。本公開空地の利活用は、今回が初の試みとなります。なお、この取り組みは、福岡市がコロナ禍における飲食店支援のために実施している道路占用許可等の基準緩和を活用しております。
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今回の実証実験イベントが、天神ビッグバンの期待感醸成とあわせて、都心部におけるニューノーマルに対応した空間創出や、今後増加する天神のオフィスワーカーの新しい働き方の提案につながればと考えております。
両協議会では今後も、多様な用途に対応できる公開空地の整備支援(MDC)・利活用支援(WLT)を進めるとともに、アフターコロナ時代に相応しい、安全・安心で活気に溢れた街づくりの実現を目指してまいります。
実証実験『天神明治通りテラス』の概要
【開催日時】
2022年11月7日(月)〜11月18日(金)
【場所】
1.福岡銀行本店ふくぎん広場(福岡市中央区天神二丁目13-1)
2.天神ビジネスセンター1階公開空地(福岡市中央区天神一丁目10-20)
【主催】
天神明治通り街づくり協議会
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We Love 天神協議会
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【協力】
(株)福岡銀行、福岡地所(株)、福岡県市町村振興局、九州大学都市設計研究室、九州大学大学院 芸術工学研究院環境設計部門 高取研究室、(株)日建設計、サントリー(株)、コクヨマーケティング(株)、マルデナポリジャパン(株)、パタゴニア福岡、極東ファディ(株)、西日本電信電話(株)、一般社団法人グラビティー、博多まちづくり推進協議会、博多駅エリア発展協議会
【目的】
・公開空地の有効活用
・ニューノーマルに対応した新たなワークプレイスの創出等による、天神で働くオフィスワーカーの満足度向上
・天神ビッグバンの期待感醸成
【内容】
1.福岡銀行本店ふくぎん広場 ※平日のみ
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2.天神ビジネスセンター1階公開空地
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【その他】
『天神明治通りテラス』のネーミングには、居心地の良い屋外空間を想起させる“テラス(terrace)”と、新たな居場所としてスポットを当てる“照らす” の2つの想いが込められています。
【本実証実験におけるカメラ映像の分析について】
本実証実験では、定点カメラとAI画像解析技術を用いて、福岡銀行本店ふくぎん広場の利用者数や人流、滞留状況等を計測します。空間・機能・催し等との関係性や影響を分析し、今後の天神のまちづくりの在り方の検証に活用します。
(参考)天神明治通り街づくり協議会、We Love 天神協議会の概要
■天神明治通り街づくり協議会(MDC) http://www.tenjin-mdc.org
天神明治通り地区(約17ヘクタール)における老朽建物の建替え推進を目的として2008年に発足した地権者組織です。“アジアで最も創造的なビジネス街“の実現に向け、地区の将来像を描いた「天神明治通りグランドデザイン」に沿った街づくりを推進しています。
■ We Love 天神協議会(WLT) https://welovetenjin.com
2006年に発足した、天神エリアの企業・団体・住民・行政など多様な活動主体で構成するエリアマネジメント団体です。3つの目標像「歩いて楽しいまち」「心地よく快適に過ごせるまち」「持続的に発展するまち」の実現を目指しています。
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本実証実験におけるカメラ画像分析について
1. 実施事業者
九州大学大学院 芸術工学研究院環境設計部門 高取研究室(高取千佳 准教授)
画像の処理・分析:公益財団法人九州先端科学技術研究所 高野茂(九州大学准教授)、
九州大学大学院 芸術工学研究院環境設計部門 高取研究室
2.実施内容
(1)概要
定点カメラとAI画像解析技術を用いて、福岡銀行本店ふくぎん広場の利用者数や人流、滞留状況等を計測し、本実証実験での各取り組みの影響を分析します。
(2)目的
公開空地等のオープンスペース利活用を推進するための実証実験を行うにあたり、空間(什器等の設置)・機能(ワーク環境整備)・催し(マルシェ)などの各取り組みが、利用者数や滞留に対し、どの程度の影響を及ぼしたかを把握し分析します。また、それらを今後の持続的な取り組みや配置の最適化等に活用することを目的としています。
(3)撮影期間
11月16日(水)12:00〜18:00、11月17日(木)・18日(金)各日11:00〜21:00
(4)カメラ設置場所
福岡銀行本店ふくぎん広場
(5)撮影範囲
[画像8: https://prtimes.jp/i/17692/380/resize/d17692-380-713efee1a2518f0a36ea-1.png ]
(6)撮影方法・手段
上記カメラ撮影場所に設置した定点カメラによる、個人を識別することができない解像度での画像取得
(7)画像保管期間
撮影終了後7日間以内(統計処理後速やかに削除)
(8)カメラ画像の取り扱い
「カメラ画像利活用ガイドブック(ver3.0)」(経済産業省・総務省)に基づき実施します。
個人を識別することができない解像度での画像取得であり、本画像は個人情報の取り扱いには該当しません。また、同ガイドブックの指定する個人情報に該当しない動線データを分析の対象とします。撮影後は、画像閲覧者を限定したうえで適切に保管・管理し、第三者への提供は行いません。上記画像保管期間中に統計データを抽出した後、画像データは速やかに削除します。
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カメラ画像の取り扱いに関する問合せ先
九州大学大学院 芸術工学研究院環境設計部門 高取研究室(担当:高取千佳)
E-mail:takatori@design.kyushu-u.ac.jp
プレスリリース提供:PR TIMES