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【北杜夫没後10年】昆虫少年から文学青年へ――、北杜夫18歳の息遣いを伝える稀有な日記がいま蘇る!『憂行日記』、本日発売!

(PR TIMES) 2021年10月20日(水)20時45分配信 PR TIMES

北杜夫没後10年にあたり記念刊行として、北杜夫/斎藤国夫・編『憂行日記』を2021年10月20日、新潮社から刊行いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/373/resize/d47877-373-25f8b2ef530b3125e79c-0.jpg ]

「毎日毎日眠られない。親父には手紙を出した。医者になりたくないと」
「父から手紙がきていた。愛する宗吉よ、と言う書き出し……もうどうにでもなれ」


 若き日の北杜夫、本名・斎藤宗吉18歳のある日から日記は始まる。憧れの旧制松高に入学してわずか数ヶ月で迎えた敗戦の衝撃。父・斎藤茂吉から家業である医者になることを期待されながらも、文学への熱い思いが芽生えていく。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/373/resize/d47877-373-1aa77a62897ee3f6625e-1.jpg ]



 登山と昆虫採集、卓球部やクラスマッチ、ドイツ語と数学の猛勉強、友との語らいが詰まった、6冊のノート。


[画像3: https://prtimes.jp/i/47877/373/resize/d47877-373-8dc0722c3d5306a653eb-2.jpg ]


 昭和20年6月〜22年12月、繊細で心揺れる二年半があますところなく綴られる。詩歌、スケッチも多数収録。


■著者紹介
北杜夫 
1927―2011。東京青山生まれ。旧制松本高校を経て東北大学医学部を卒業。1960年、船医としての半年間の体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行。同年『夜と霧の隅で』で芥川賞受賞。『楡家の人びと』、『輝ける碧き空の下で』などの小説のほかユーモアあふれるエッセイでも活躍。父斎藤茂吉の生涯をつづった「茂吉四部作」により大佛次郎賞受賞。

編者:斎藤国夫 
1947年東京生まれ。学生時代に北杜夫に傾倒し、私家版の冊子『北杜夫ノオト』や年譜を作成。早稲田大学第一文学部卒業、中央公論社を経てプレジデント社。2000年世田谷文学館で開かれた「北杜夫展」で北杜夫の著作目録と年譜を作成。『文藝別冊 北杜夫どくとるマンボウ文学館』2012年に寄稿。


■書籍データ
【タイトル】『憂行日記』
【著者名】北杜夫/斎藤国夫・編
【発売日】2021年10月20日
【造本】四六判上製、384頁
【定価】2860円(税込)
【ISBN】978-4-10-306239-4
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/306239/



プレスリリース提供:PR TIMES

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