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株式会社ポプラ社

おわかれは、突然やってくる──。大切な誰かを失ったとき、また前を向けるように、そっと寄り添ってくれる一冊。

(PR TIMES) 2021年11月17日(水)11時45分配信 PR TIMES

オリジナルソング付きで心に染み入る『おやすみ こりす』【11月17日発売】



子りすのフウの、おわかれと冒険の物語


[画像1: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-652796db6128551d91fe-0.jpg ]

書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4900296.html
Amazon>>https://onl.tw/rYT7eKv

作者は、2018年に第7回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作品『セパ!』でデビューした虹山つるみさん。特別審査委員で、今年急逝された作家の那須正幹先生に「登場人物がいきいきしている」と評価された筆力が遺憾なく発揮されています。絵は、生き物を忠実かつ表情豊かに描く作風で人気の松山円香さん。愛らしい子りすのフウが、動物たちの住む森に読者をやさしく誘ってくれます。

本の最後には、フウがお話の中で歌っている「おやすみ こりす」と「からす わし たか」の楽譜を掲載! 歌とともに味わえば、物語世界がより奥行きをもって立ち上がります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-a8a69ec061e48724faef-1.jpg ]


『おやすみ こりす』
作/虹山つるみ 絵/松山円香
B5変型判(206×170ミリ)/63頁/オールカラー/定価:1430円(10%税込)/版元:ポプラ社

【あらすじ】
子りすのフウとおばあちゃんは、大のなかよし。会うときまって、ふたりで歌を歌います。いっしょに歌うひとときが、ふたりとも大すきです。ところがある日、フウは弟に歌をからかわれてしまい、おばあちゃんに「子守り歌を歌っておくれ」と頼まれたのを、断ってしまいます。次の日、おばあちゃんは亡くなりました。突然のおわかれに、傷つき、とまどうフウ。そんなとき、「死んだりすと話をさせてやる」という不気味なりすがあらわれて──。大切な存在とのおわかれを、温かに描いた感動作。


[画像3: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-2ccaf29cf1eeb8d3f978-3.jpg ]


○著者プロフィール
虹山つるみ(にじやま つるみ)
山口県出身、広島県在住。第7回ポプラズッコケ文学新人賞大賞を受賞した『セパ!』でデビュー。ほかの作品に「生きもの仲間」(『そしてぼくらは仲間になった』に収録)がある。ヘビ、イモリ、ネコ、イヌなどと一緒に暮らしている。イヌの散歩中に鳥や虫を見つけるのが楽しみ。

松山円香(まつやま まどか)
東京都出身、在住。『アリゲイタばあさんはがんこもの』でデビュー。ほかの作品に『ひかりうりのぴかこさん』『ヤモップさん、ぴたっとかいけつ!』などがある。今までに一緒に暮らした動物は、カエル、ヤモリ、ネコ、錦華鳥など。昆虫取材などで森を歩くのが好き。


『おやすみ こりす』の見どころ

○オリジナルソングの楽譜付き!
お話の中で子りすのフウが歌っている歌は、作者の虹山つるみさんによるオリジナル。巻末には楽譜を掲載、メロディーをつけて読み聞かせをしたり、お子さんと一緒に歌って楽しめるようになっています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-b7e73026e93bebd57c34-4.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-d5dde6449fa87b63f6c8-5.jpg ]


○「おわかれ」という、大切だけど目をそらしがちなテーマを、温かく伝えます。
生きていれば、いつ訪れてもおかしくない「おわかれ」。それは子どもも大人も同じです。この物語では、子りすのフウが、大すきなおばあちゃんとの突然のおわかれを体験し、取り返しのつかなさに押しつぶされそうになりますが、決死の大冒険を通して、前を向くまでが描かれます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-b581b3e825bf3420ccec-6.jpg ]




虹山つるみさんからのメッセージ

お別れを書くことは、私自身が抱える後悔と向き合うことでした。
繰り返し思い出す失敗、失われた選択肢、果たせなかった約束……。
この物語の主人公、子りすのフウも、突然のお別れにとまどい、傷つき、後悔の嵐に飲みこまれます。胸に大きな穴が空き、現実を突きつけられ、それでもフウは、懸命に森の中を駆け回ります。
そんな子りすのすがたに励まされながら、筆を進めました。
松山さんが描いてくださった、生命力あふれるりすたちや凛とした森のたたずまいにも、たくさん力をもらいました。

この物語をきっかけにして、お別れについて思いをはせたり、少しでも気持ちが軽くなったりしてもらえたら、とてもうれしいです。
あなたにも、フウの歌声が届きますように。


内田也哉子さんのコメントも!

本作を読んでくださった内田也哉子さんから、「おやすみのあとには、おはようがある。命のいとなみの 切なさとぬくもりをおばあちゃんが教えてくれた。」という素敵なコメントが届いています。

[画像7: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-d724fd00c8b7123fc08b-7.png ]



主なネット書店にて、電子書籍も同時発売!

さまざまな方に読みやすい形を選んでいただけるように、紙の本と電子書籍を同時発売しました。巻末の楽譜も収録しています。



画家の松山円香さんが原画展を開催!


[画像8: https://prtimes.jp/i/31579/371/resize/d31579-371-862126de7537d28f4158-8.jpg ]


最新刊「おやすみこりす」(作・虹山つるみ/ポプラ社)や、「はっぱのかくれが」かがくのとも2021年7月号(文・井上大成/福音館書店)、「Songs 生き物たちの塗り絵」(マガジンランド)その他、絵本原画約40点が展示されます。

【開催期間】
2021年11月16日(火)〜2022年1月8日(土)

【営業時間】
11:00-18:00(日曜は17:00まで)
※休廊日:毎週月曜、第2・3日曜、12月31日(金)-1月3日(月)

【場所】
Art beansギャラリー
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-22-11 金重ビル1階
(丸ノ内線西新宿駅徒歩4分 JR新宿駅10分)

詳細はこちら>>>art-beans.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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