プレスリリース
2023年12月6日(水) から予約受付開始
JTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供する株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、代表取締役 社長執行役員、盛崎宏行)と株式会社 書泉(東京都千代田区、代表取締役 社長:手林大輔)は、「書泉と、10冊」第6弾にて『キハ58物語』を復刻し、12月6日(水)に予約受付を開始いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/24732/365/24732-365-0adf3b37d9f3e5f7e2109e4560fd7fe3-360x512.jpg ]
〈本件に関するプレスリリースPDF〉
https://prtimes.jp/a/?f=d24732-365-3fd4948b03a9fe558c47447a1b13893d.pdf
「書泉と、10冊」企画
この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と著者、出版社が協力し重版・復刊してお届けしていくものです。
その第6弾は、「鉄道」ジャンルから復刊。JTBパブリッシングのキャンブックスシリーズとして2003年に出版した『キハ58物語』(著者:石井 幸孝)です。
『キハ58物語』(著者:石井 幸孝)
キハ58系は国鉄時代の1961年(昭和36)に登場、1969年までに1800両余りが製造された急行形気動車(ディーゼルカー)です。はじめは急行列車を中心に投入されましたが、幹線の電車化や急行の特急格上げが進むと地方路線の普通列車への転用、ジョイフルトレインへの改造が行われるなど、さまざまな姿で全国各地を走った車両です。
『キハ58物語』は、2003年にJTBパブリッシングのキャンブックスの1冊として発刊。著者の石井幸孝さんは、国鉄分割民営化で発足したJR九州の初代社長を務め、特急や観光列車の斬新なデザイン、鉄道とまちづくりや観光を視野に入れた経営戦略で同社の基盤を築きました。そこには、車両畑での長年の開発経験における利用者本位の姿勢が貫かれています。本書は、その車両開発の代表例であるキハ58をめぐり、登場までの経緯、設計思想と基本仕様、全国展開とJR化後の動向など、わかりやすく解説しつつ、日本の鉄道史におけるディーゼルカーの位置づけについても理解を深められる一冊となっています。
商品情報
芳林堂書店・書泉限定版で発売します。当時のダイヤで運行の確認ができる特典「時刻表でたどるキハ58の運行解説」を元『JTB時刻表』編集長の木村氏の協力のもとセットにした特別仕様になっています。
『キハ58物語』<復刻特別版>(著者:石井 幸孝)
判型:A5判
ISBN: 9784533158643
販売価格: 3,960円(税込) ※本体価格2,500円+1,100円
概要:
特急列車の華やかさに比べ、地味だがさまざまな人間模様が溶け込んでいる急行形ディーゼル動車キハ58系。
その開発・設計に携わった著者が、豊富なカラー写真とともに紆余曲折の歴史を紹介する。
有償特典:「時刻表でたどるキハ58の運行解説」
(解説6P、時刻表16P)表1-4+22p(24p)
予約受付
芳林堂書店・書泉各店と、書泉オンラインにて予約受付を開始します。
予約受付日:2023年12月6日(水)〜2024年1月10日(水)
▼書泉オンライン
https://shosen.tokyo/?pid=178420962
▼書泉オンライン楽天店
https://item.rakuten.co.jp/shosen/9784533158643-031
芳林堂書店 高田馬場店/芳林堂書店 みずほ台店
書泉グランデ/書泉ブックタワー
※商品お届け予定日、店頭発売日:2024年1月31日(水)
この企画を起案した、書泉グランデ鉄道フロア担当 金子さん コメント
復刊する『キハ58物語』(著者:石井 幸孝)は初版から20年経ちますが、品切れになった現在も在庫のお問い合わせが多く、未だに色褪せることのない人気の作品です。キハ58に関心のある方はもちろん、特に昭和世代の鉄道ファンにぜひ読んでいただきたい1冊です。 また今回は復刻特別版として、「時刻表でたどるキハ58の運行解説」(元『JTB時刻表』編集長の木村氏に依頼して作成)もお付けしています。当時のダイヤで運行の確認ができるので、本の内容と合わせてみる事でさらにお楽しみいただけます。
JTBパブリッシング 編集担当 入江さん コメント
キャンブックスシリーズの鉄道関連図書が数多くあるなか、『キハ58物語』は車両がテーマの本で最も売れたものの一つです。発行から20年が過ぎ、キハ58も営業運転からすべての車両が退いてしまいました。しかしそれだけに却って、鉄道史、車両史の資料として価値を持つ本だと感じられます。
著者 石井 幸孝さん コメント
戦後、0から出発したディーゼル動車は、特急形も急行形も同時開発の忙しさだった。電車急行に遜色ないサービス構造をねらうとともに、閑散線区でも経済性が成り立つように工夫した。全国津々浦々、厳寒の北海道から九州まで、勾配線区もあれば、2両編成の急行もある。器用な運用に適したニーズに100%応えた。大半が運転台付き、電車と違って、向きを変えても繋げる。これがキハ58である。
本書では、当事者でなければ書けない正史と構想・エピソードに力点を置き、資料としていただけるものとなった。そして、写真や運用・配置のデータについては、全国ファンの皆さんに提供していただいて、彩りを添えられた。このたびは、20年前の著書の再版に望外の喜びをかみしめている。再び、一人でも多くの読者のお手元に届けられることを願っている。
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
株式会社JTBパブリッシング
旅行ガイドブック『るるぶ』や鉄道図書など、出版からデジタルまで幅広いチャネルで旅・交通・ライフスタイル情報を発信。2025年には、『汽車時間表』として大正時代に創刊した月刊誌『JTB時刻表』が100周年を迎える。
プレスリリース提供:PR TIMES