プレスリリース
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)と、テクノロジーで不動産取引をなめらかにするイタンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO:永嶋 章弘、以下イタンジ)は業務提携を行い、2024年1月から、イタンジの不動産賃貸業務のデジタル・トランスフォーメーション(DX)サービスの提供先である不動産管理会社に対して、当社の空室通電サービス「空室通電エネチェンジ」のご案内を開始することをお知らせします。
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背景
不動産管理会社は退居後に空室となった物件に、一時的に電気が利用できるように通電を行います。物件の内覧に最低限の照明や電力が必要となる場合があり、次の入居が決まるまでの間、不動産管理会社は通電状態を維持する必要があります。しかし、多くの管理会社は数千から数万と膨大な物件数を抱え、各物件について入退居の度に発生するこれらの手続きと、それに伴う電気代の請求書処理など、従来の業務に加えてさらに負荷がかかっています。
概要
電気代見直しサイト利用者数No.1(※1)の「エネチェンジ」を運営するエネチェンジと、仲介会社利用率No.1(※2)の不動産関連ウェブ申込受付システム「申込受付くん」を提供している不動産テック企業のイタンジは業務連携し、2024年1月から、イタンジの不動産賃貸業務のDXサービスの提供先である不動産管理会社に対して、当社の「空室通電エネチェンジ」のご案内を開始します。
エネチェンジとイタンジは、2021年11月から業務提携を開始しており、イタンジの「申込受付くん」を通じて入居申込されたお客様のうち同意を得た方に対して、引っ越し先のライフラインのご提案を行うことで入居者の利便性向上に努めてまいりました。この度、両社の強みを活かしたサービスのシェア拡大および連携の強化を目的として、更なる業務提携を行うことになりました。
「空室通電エネチェンジ」は、不動産管理会社向けに空室物件の通電・廃止の申し込み手続きを一括して当社が代行するとともに、条件を満たす物件の空室期間中の電気代を当社が負担する(※3)サービスです。手間のかかる通電・廃止の申し込み手続きをウェブ上でワンクリックで完了することができます。通電状況はリアルタイムで確認でき、さらに物件登録の事前の一括登録も可能です。2024年1月を目処に、当社は通電・廃止の管理や手続きを一元化できる「空室通電エネチェンジ」のシステムを提供開始予定で、イタンジの「申込受付くん」に登録された物件の賃貸申込情報を当社に連携し、物件情報の入力作業といった業務を効率化させることで、より利便性を高めて参ります。
今後は、イタンジから連携された物件において、同意を得たスマートメーターの電力データを当社が分析して不動産管理会社向けに入居者管理をサポートするといったサービス提供も検討しています。
エネチェンジとイタンジは、業界のDX化を推進することで、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギーの効率的な活用を促進してまいります。
※1 No.1とは電気代見直しサービス6社によるUU数(2023年11月時点、Dockpit調べ)
※2 「2023年引越しシーズン(1〜3月)における新型コロナウイルスの賃貸不動産マーケットへの影響調査」 https://lmc-c.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/lmc_releace_20230726.pdf
※3 本サービスの適用には一部条件があります。詳細は、エネチェンジ事業部にお問合せください。
イタンジ株式会社 執行役員 長谷川 拓也さまのコメント
当社は、「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」をミッションに掲げ、不動産業務支援のSaaSシステムを展開してきました。この度、国内最大級の電気料金・ガス比較プラットフォームを提供するエネチェンジさまと連携することで、不動産賃貸取引業務における支援だけでなく、その先の業務効率化の実現が可能になります。今後も、不動産会社様、物件オーナー様、入居者様と、不動産取引に関わるすべての人々の体験を、DXでより良いものに変えていくべくサービスを提供してまいります。
ENECHANGE株式会社 上級執行役員 曽我野 達也のコメント
この度、不動産賃貸業における管理・仲介業務の課題をテクノロジーで解決するイタンジさまと提携し、2024年1月からイタンジさまのサービス提供先である不動産管理会社に、当社の「空室通電エネチェンジ」のご案内を開始します。さらに今後は、不動産会社のニーズに合う入居者の電力データを活用したサービスの開発といった連携も検討しており、不動産業界のDX化と2050年カーボンニュートラルの実現のため、脱炭素テック企業としての役割を果たしてまいります。
「空室通電エネチェンジ」
「空室通電エネチェンジ」は、不動産管理会社向けに空室物件の通電・廃止の申し込み手続きを一括して当社が代行するとともに、条件を満たす物件の空室期間中の電気代を当社が負担する(※)サービスです。
◯「空室通電エネチェンジ」3つのメリット
・空室時の電気代をエネチェンジが負担(※)
・請求書処理業務の負担が軽減
・電気手続き業務の簡素化
※ 本サービスの適用には一部条件があります。詳細は、エネチェンジ事業部にお問合せください。
電気料金・ガス比較プラットフォーム「エネチェンジ」
月間ユニークユーザー数約200万人、提携電力・ガス会社数56社(※1)によるプラットフォーム運営を通じて、電気・ガスの比較から切り替えまでを一気通貫で行うことができる電気代見直しサイト利用者数No.1(※2)のプラットフォームを提供しています。2016年の電力自由化、2017年のガス自由化を受けて開始されたサービスです。
エネチェンジ事業部:ene_sales@enechange.co.jp
URL :https://enechange.jp/
※1 2021年12月末時点の提携電力・ガス会社数の合計(家庭・法人の重複は除く)
※2 No.1とは電気代見直しサービス6社によるUU数(2023年11月時点、Dockpit調べ)
イタンジ株式会社
社名 :イタンジ株式会社
代表者 :代表取締役社長執行役員CEO 永嶋章弘
所在地 :東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー42F
URL :https://www.itandi.co.jp/
事業内容:
・リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB (イタンジビービー)」の開発、運営
・不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービープラス)」の開発、運営
・ネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」の開発、運営
ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋311 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL :https://enechange.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES