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ENECHANGE、再エネ業務のDX支援ツール「E-CLOUD RED」を開発

(PR TIMES) 2023年11月27日(月)17時45分配信 PR TIMES

太陽光発電予測と需要予測、3つの計画値の提出を自動化し、PPA管理業務の効率化を支援

ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:城口洋平)は、株式会社関電エネルギーソリューション(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:川崎幸男、以下Kenes)の協力のもと、太陽光PPAモデルの支援ツールである「E-CLOUD RED」を開発したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/354/17121-354-ae1f9f04c1166cb2747bf726d998999a-1239x366.png ]

背景


2050年カーボンニュートラル実現には、温室効果ガス排出の8割以上を占めるエネルギー分野の取り組みが重要です。政府が2月に閣議決定した「GX実現に向けた基本方針」(GX基本方針)では、エネルギーの安定供給の確保を大前提としたGXに向けた脱炭素の取組として、再生可能エネルギー(以下再エネ)の主力電源化が挙げられています。再エネの中でも太陽光発電の普及においてはFIT制度(固定価格買取制度)といった導入促進策がありましたが、2019年からFIT制度の期間終了後(卒FIT)を迎えたことで、現在はPPA(Power Purchase Agreement、電力販売契約)モデルや自家消費といった新たなビジネスモデルが確立しつつあります。
中でも自己託送制度を活用した一般送配電事業者の保有する送配電ネットワークを介したPPAモデルでは、 太陽光発電設備の発電予測と需要予測を行い、そこから電力広域的運営推進機関(以下OCCTO)へ3つの計画値(発電販売計画値・需要調達計画値・部分供給通告値)を毎日提出する必要があります。
通常であれば、発電事業者は日々、発電・需要予測等を行い、発電計画を策定し、OCCTOへ提出(アップロード)することが求められ、日々の運用には一定の人的リソースが必要になりますが、「E-CLOUD RED」を導入することにより、一連の作業が自動化され効率的な運用が可能となります。今後PPAモデルのさらなる需要拡大が見込まれる中、人的リソースの大幅な削減が期待されます。

PPAモデル支援ツール「E-CLOUD RED」について


「E-CLOUD RED」は主に太陽光PPA事業者向けのDX支援ツールです。このツールでは太陽光発電の予測と需要予測を行い、その結果をもとにOCCTOに発電販売計画、需要調達計画、部分供給通告の3つの計画値を自動的に毎日提出します。発電と需要の予測を一元化することで、オペレーションの効率化とコスト低減を実現します。また、計画値の日々の自動提出機能により、人的リソースを削減しミスを防止します。複数の発電所と需要地点を一元管理できるため、PPA事業の拡大を支援し、履歴データを蓄積し管理画面での表示が可能となることで、管理作業の負荷を軽減します。
URL:https://enechange.co.jp/e_cloud-red/
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/354/17121-354-d9942f2b05361ac187d3e933a17c22c2-929x650.png ]

株式会社関電エネルギーソリューション 取締役 常務執行役員 田井公浩 さまのコメント


当社は、脱炭素に資する太陽光PPAの関連サービスとして「自己託送サポートサービス」をご提供しております。本サービスは、分散型エネルギー社会の実現に向けてお客さまのニーズにお応えするために不可欠なものと考えており、この度、ENECHANGEさまと共に開発した「E-CLOUD RED」を活用することで、より効率的、効果的なサービス提供が可能になったと考えております。今後もお客さまの多様なニーズにお応えすべく、各種サービスを進化して参ります。

ENECHANGE株式会社 上級執行役員 有田一平 のコメント


この度、当社のPPAモデル支援ツール「E-CLOUD RED」をKenesさまのご協力のもと開発しました。このシステムは太陽光発電予測と需要予測を行い、毎日の運用計画を自動で提出します。これにより、各PPA事業者はGXに向けた脱炭素への取り組みを加速することが可能になります。今後は太陽光以外の多様な再エネ電源についても拡張していくことで、さらなるPPAビジネスの拡大を促進し、エネルギーの安定供給と再エネの主力電源化を実現する道を切り開く一助となることを期待しています。

「エネチェンジクラウドRE」について


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/354/17121-354-57862efa5d50355aac1fbb555c4e7cce-788x210.jpg ]

再生可能エネルギー活用に必要な業務支援サービスを提供。環境価値の在庫管理やグリーン電力証書のオンライン発行プラットフォームの提供を行います。さらに近年導入が進む太陽光発電設置モデル(コーポレートPPAモデル)の更なる普及を促進するため、事業者の負担を軽減するために、エネチェンジ独自ロジックを活用した太陽光発電及び需要予測、予測数値の計算から指定の形式に合わせた計画値の作成から日次での電力広域的運営推進機関(OCCTO)へ計画値をAPI連携で行えるサービスを提供します。
エネチェンジクラウドサービスウェブサイト
URL  :https://enechange.co.jp/e_cloud-lp/

株式会社関電エネルギーソリューション


Kenes(ケネス)は、2001年の創業以来、「総合エネルギーサービス事業を通じて、卓越した技術力を発揮し、お客さまの幸せと社会の持続可能な発展に貢献する」との経営理念のもと、すべてのお客さまに最適な状態でエネルギーをご利用いただけるようなサービスを提供する企業です。エネルギー設備の設計・調達・建設・運転・保守まで一貫してご提供するユーティリティサービス(R)を始め、省エネ・省コスト・省力化に係る各種サービスを全国で提供しています。
所在地 :〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 中之島フェスティバルタワー
URL  :http://www.kenes.jp/

ENECHANGE株式会社


ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋311 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL  :https://enechange.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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