プレスリリース
DG Labのテクノロジーを活用した、登記事項証明書データ連携機能を実装
株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、不動産取引における電子書類作成・管理や、ステータスをオンラインで一元管理できる<次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム>「Musubell(ムスベル)」(https://www.musubell.com/)のサービスラインナップのひとつで、不動産売買仲介の業務に特化した「Musubell for 仲介」(https://www.musubell.com/mediation/)に、不動産売買契約書・重要事項説明書の作成のさらなる業務効率化を実現する新機能を追加し、このたび提供を開始しましたのでお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23393/353/23393-353-2cafb85a4aba899b73c9e2726e3b12e1-478x105.png ]
■ 「Musubell for 仲介」新機能:売買契約書・重要事項説明書への登記事項証明書データ連携
既存の「売買契約書・重要事項説明書作成機能」に、さらなる業務効率化を実現する新機能を実装。DGグループ主導によるオープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab」が開発した「登記事項証明書データ自動抽出技術」(表構造解析手法により登記事項証明書のPDFデータから必要な情報だけを抽出)を活用し、売買契約書・重要事項説明書の適切な項目に登記事項証明書データを連携する機能です。これにより、登記情報反映の手間を削減し、業務効率化をさらに加速させることができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23393/353/23393-353-ad51c870457f83fbb7d01ea3d1e402d4-2600x1300.png ]
■ 開発の背景
不動産取引では、不動産会社において売買契約書や重要事項説明書、各種覚書など大量の書類作成が必要となります。
中でも重要事項説明書は、売買の契約締結前に、売主が買主に対して物件の重要事項を説明するための書面で、円滑な取引を行う上で極めて重要度が高く、作成時には物件に関する調査・確認や法令の遵守など、専門知識や高いスキルが求められるとともに、その分量は数十ページにも及ぶこともあり、作成に長時間を要することから、不動産業界の業務課題として挙げられています。
このような背景のもと、「Musubell(ムスベル)」シリーズを導入いただいている企業様への綿密なヒアリングを重ね、ご要望に応える形で本件新機能の開発を進めてまいりました。
■ 今後の新機能開発について
「Musubell(ムスベル)」では重要事項説明書作成について、更なる効率化を実現する新機能開発を予定しています。
そのひとつとして、不動産取引の際に実施する物件調査業務に特化した「Musubell for 物件調査」(https://www.musubell.com/survey/)を利用して調査を行った情報を、「Musubell for 仲介」の重要事項説明書作成機能にデータ連携する新機能の開発を進めており、より一層の不動産取引業務の効率化への寄与を目指しています。
当社は今後も、「Musubell(ムスベル)」事業において、不動産取引に関わる皆様の業務負荷削減やCS向上に向けて、テクノロジーを活用したサービス開発を推進し、不動産業界全体に貢献するプラットフォームとしてさらなる成長を目指してまいります。
<開発中の新機能イメージ(予定)>
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23393/353/23393-353-44643368785cf3eb903a684a2d6741fe-2600x1300.png ]
【Musubellについて】https://www.musubell.com/
不動産に特化した販売・契約支援クラウドサービス。不動産業界の多岐に渡る業務の効率化や、安心安全な取引の実現に貢献する<次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム> として、DGが2020年より展開するサービスブランドです。
これまでに「Musubell for 新築」「Musubell for 仲介」「Musubell for 物件調査」「Musubell for 管理」とサービスラインナップを拡げ、DGグループ各社との協業や、外部提携先との連携のもと、機能強化と成長を続けております。
物件ごと、取引住戸ごと等不動産業務に最適な整理ができるUI設計で、社内申請状況や契約状況といったステータス管理や、契約書類の社内全体での確認、管理などが可能です。不動産業務をDX化し、効率化、コスト削減を推進します。
また、2023年に始動した「Musubellパートナープログラム」により、不動産業界全体のイノベーション推進にも取り組んでおります。
<ご参考>「Musubell for 仲介」のWEB CMを下記にてご覧いただけます
https://youtu.be/ulvNIMszfW0
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ulvNIMszfW0 ]
【デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/ja/
パーパス「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト” をデザインし、テクノロジーで社会実装する」のもと、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を有しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。
────────────────────────────────────────────
<ご参考資料>
当社が展開するサービスブランド「Musubell(ムスベル)」の戦略的意義と位置付けについて
DGグループは、社会や産業構造が大きく変化する中、幅広い事業者のDXを牽引すべく、決済とデータ、テクノロジーを融合したグループ戦略「DG FinTech Shift」 を掲げています。本戦略のもと「シェア拡大」「新サービス開発」「収益構造の改善強化」「収益の多層化」の各側面に寄与する施策実行を通じて、より高次な成長を目指しております。
昨今、DX推進の波が不動産業界にも押し寄せ、業務デジタル化の機運が高まっています。一方、多くの不動産関連企業において、複数のデジタルツールを導入することにより、却って業務負荷が増加してしまうという課題感が存在しています。
このような状況を背景に、当社は2020年より、注力施策のひとつとして<次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム>「Musubell(ムスベル)」の展開を開始しました。
今後も当社は、DGグループアセットである、DX・フィンテック領域のテクノロジーを活用した、新規事業開発を推進し、不動産業界をはじめとした幅広い業界におけるDX推進を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
────────────────────────────────────────────
<関連リリース>
2020.07.28
デジタルガレージ、不動産契約一元管理サービス「Musubell」を開発
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2020/07/20200728/
2021.09.27
デジタルガレージ、不動産売買仲介のDX化を支援する電子契約一元管理サービス「Musubell for 仲介」を開発
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2021/09/20210927/
2023.01.26
デジタルガレージ、次世代型物件調査クラウドサービス「Musubell for 物件調査」を開発・提供
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2023/01/20230126/
2023.08.03
デジタルガレージ、「Musubell」のパートナープログラムを始動、不動産業界全体のイノベーションを推進
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2023/08/20230803/
2023.12.12
デジタルガレージ、次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム「Musubell」が分譲マンション管理会社向けサービスを開始
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2023/12/20231212/
2024.02.01
デジタルガレージ、<次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム>「Musubell」の分譲マンション管理会社向けサービスの機能拡充
https://www.garage.co.jp/ja/pr/release/2024/02/20240201/
プレスリリース提供:PR TIMES