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株式会社NHK出版

【送料無料キャンペーン開始!】夏休みに突入する前にぜひ読んでおきたい、大ヒット作『子どもの脳を傷つける親たち』。コロナ禍において激変する親子関係、科学的な知見から子どもとの接し方を見つめ直す。

(PR TIMES) 2021年07月12日(月)11時15分配信 PR TIMES

著者友田明美医師が、テレビに出演!日常に潜む不適切な養育に警鐘をならす。最新科学から知る、子どもの健全な成長を阻む危険な行為とは?


[画像1: https://prtimes.jp/i/18219/346/resize/d18219-346-b24f481ec8aa73e4d464-4.jpg ]


コロナ禍で変わる親子関係
19万件──。これは、2019年度に厚生労働省が報告した児童虐待相談件数です。その後、新型コロナウイルスの蔓延とともに、わたしたちの生活は一変しました。同省は2020年1月から7月分の速報値としてとりまとめた虐待相談件数の「動向」のなかで、感染対策として行われた学校休業や外出自粛に伴って、家庭のなかでの虐待のリスクが高まっていることを指摘しています。

そのようななか、福井大学子どものこころの発達研究センター教授で、小児精神科医の友田明美氏は、「ストレスやうつ症状を抱えた親子が、ソーシャルディスタンスによって『公』の空間から隔絶されて長時間過ごすことは、親子を危険な状況にさらしている」と警鐘を鳴らします。

その友田氏は2017年に上梓した『子どもの脳を傷つける親たち』のなかで、「チャイルド・マルトリートメント(不適切な養育)」によって、子どもの脳が物理的にダメージを受けるという科学的エビデンスを紹介。その内容は、衝撃とともに多くのメディアに取り上げられました。そして、いまも親層・祖父母層だけでなく、学校の先生や保健師さんなど、子どもに接する人たちに読まれています。

まだこの本を読まれていない方、お子さんとの距離がさらに縮まる夏休みを前に、最新の科学的知見に触れ、子どもとの接し方を見つめ直してみませんか。

子どもの脳を傷つける行為とは
本書のなかに繰り返し登場する「マルトリートメント(maltreatment)」とは、mal(悪い)とtreatment(扱い)が組み合わさった単語で、先に触れたように日本語では「不適切な養育」と訳されます。「虐待」とほぼ同義ですが、加害意図の有無にかかわらず、子どものこころと身体の健全な成長を阻む、不適切なかかわりを指します。

「虐待」と聞くと、多くの人が「自分の子育てには関係のないこと」だと考えるはずです。しかし、殴る蹴るといった暴力行為でなくても、日常に潜むマルトリートメントによって子どもの脳とこころは確実に傷ついていきます。

たとえば、子どもの前で激しい夫婦げんかをしたり(面前DV)、長時間叱り続けたり、事あるごとにきょうだいや友達と比較したり──。どこの家庭でも見られるこれらの行為が継続され、頻度と強度を増したとき、子どもの脳はこの苦しみを回避しようとするかのように、自ら形を変えてしまうのです。

さらに重要なのはここからです。マルトリートメントによって、子どもの脳機能に悪影響がおよんだとき、生来的な要因で起こると考えられてきた学習意欲の低下や非行、うつ病や摂食障害、統合失調症などの病を引き起こす、または悪化させる可能性を明らかになってきたのです。

『子どもの脳を傷つける親たち』目次


序 章:健全な発達を阻害する脳の傷つき
第1章:日常のなかにも存在する不適切な養育
第2章:マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響
第3章:子どもの脳がもつ回復力を信じて
第4章:健やかな発育に必要な愛着形成
終章:マルトリートメントからの脱却


大人も傷ついていた
30年以上、小児精神科医として、脳科学の側面から子どもの脳の発達に関する臨床研究を続けてきた友田氏はこう言います。

「子どもと接するなかで、マルトリートメントがない家庭など存在しません。親になった瞬間から完璧な親子関係を築ける人などいるはずがなく、トライ&エラーを繰り返しながら、徐々に子どもの信頼を得ることができるようになるものです」

出版後、非常に驚いたことがあります。それは、「過去に親から受けた行為を振り返り、それがいまの生きづらさの原因であることに気づいた」というお声が、友田氏が属する福井大学や編集部に非常に多く寄せられたことでした。友田氏は、親自身が幼少時代、不適切な養育環境を必死に生きぬいてきた被害者である可能性を指摘。保護者・養育者への支援の重要性を訴え続けています。

そのようななか、第二弾として刊行したのが『親の脳を癒せば子ども脳は変わる』です。本作では、視点を子どもから大人にうつし、「親の脳とこころ」に焦点をあてていきます。子どもの脳を傷つきから守るために脳科学ができることは何か──。最新の知見に基づき、虐待の世代間連鎖を止める方法を止める方法を解説します。ぜひ、セットでお読みください。

『親の脳を癒せば子どもの脳は変わる』目次


第1章:こころの発達を阻む脳の傷つき
第2章:親のトラウマと子どもの成長
第3章:「親の脳」が変わると「子どもの脳」も変わる
第4章:負の連鎖を断ち切るための親支援
(トラウマ治療の第一人者杉山登志郎医師との)「特別対談」 子どもを守る親子併行治療



送料無料キャンペーン実施中
7月12日〜19日に、NHK出版ホームページから『子どもの脳を傷つける親たち』もしくは『親の脳を癒せば子どもの脳は変わる』をご購入いただくと送料が無料になります。ぜひこの機会にお求めください。
・NHK出版ホームページ
https://www.nhk-book.co.jp/


関連情報
・7月11日(日)の「サイエンスZERO」に友田明美先生が出演!
見逃した方は7月17日(土)の再放送を、ぜひ御覧ください。
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/episode/te/M6L8XQRWX4/

・「東京すくすく」HP
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/


プロフィール

[画像2: https://prtimes.jp/i/18219/346/resize/d18219-346-c41c3c9ccf25ac932bbb-1.jpg ]


1987年、 熊本大学医学部医学研究科修了。小児精神科医、 医学博士。 同大学大学院小児発達学分野准教授を経て、 2011年6月より福井大学子どものこころの発達研究センター教授。 2021年 同センター長、同大学医学部附属病院子どものこころ診療部長兼任。 2009 〜 2011年、 および2017〜 2019年 日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究 日本側代表者を務める。2020年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)受賞。著書に『新版 いやされない傷─ 児童虐待と傷ついていく脳』(診断と治療社)など。日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「中居正広の身になる図書館」、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」「クローズアップ現代+」「視点・論点」、朝日新聞「フロントランナー」など、メディア出演多数。


■書籍情報
[画像3: https://prtimes.jp/i/18219/346/resize/d18219-346-c7a5ce1d351198723205-2.jpg ]


書名:NHK出版新書 子どもの脳を傷つける親たち
判型:新書版、 224ページ
定価:858円(税込)
著者:友田明美
ISBN: 978-4-14-088523-9
出版社:NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885232017.html


[画像4: https://prtimes.jp/i/18219/346/resize/d18219-346-b21664db9d0c879cb0de-3.jpg ]


書名:NHK出版新書 親の脳を癒せば子どもの脳のは変わる
判型:新書版、 208ページ
定価:880円(税込)
著者:友田明美
ISBN: 978-4-14-088605-2
出版社:NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000886052019.html



プレスリリース提供:PR TIMES

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